アーカイブ - 2011年 3月 11日

国立国会図書館、大地震による被害のため一部資料の利用を停止

国立国会図書館においては、2011年3月11日の大地震により書庫に被害が発生しているため、当分の間ご利用になれない資料が相当あります。利用者の皆様にはご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

2011年3月11日 大地震にともなう一部資料の利用停止について(国立国会図書館 2011/3/11付けのお知らせ)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/1191285_1531.html

ロサンゼルス市、住民投票により公共図書館の予算の確保が決定

米国ロサンゼルス市では、2011年3月8日に行われた市の選挙の際に、公共図書館の予算確保のための市の憲章の改正についての住民投票が行われ、63%の賛成票により、図書館の予算が確保されることになったとのことです。資産税のうち図書館に回される割合を引き上げることで、2011年度は7590万ドルであった予算が4年後には1億3000万ドルにまで回復する見込みとのことです。近年の緊縮予算により、2010年度に1156人であった職員数は2011年度は828人に減少し、開館日も週5日となっていましたが、予算確保により、2011年7月から週6日の開館に戻すなどのサービス回復が見込まれるとのことです。

全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)の2010年版の報告書が公開

米国議会図書館(LC)が主導する「全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム」(NDIIPP)の2010年版の報告書が公開されています。2000年の事業開始以来の10年間の活動や、今後の計画などが掲載されているようです。

NDIIPP 2010 Report Released (LC 2011/3/8付けのニュース。リポートへのリンクあり。)
http://www.digitalpreservation.gov/news/2011/20110308_news_ndiipp_report.html

米国の大学出版局による電子書籍の販売組織PMEとUPeCが合併へ

米国の大学出版局による電子書籍を販売している2つの組織Project MUSE Editions (PME) とUniversity Press e-book Consortium (UPeC)が合併し、2012年1月からUniversity Press Content Consortium (UPCC)となるとのことです。合併後のUPCCは、60-70校の大学出版局等の電子書籍を販売することになるとのことです。

Two Major University Press E-book Initiatives Announce Merger(Project MUSEのサイトの情報)
http://muse.jhu.edu/about/new/ebook_collections.html

図書館員が図書館関連ベンダーについて意見交換・情報共有するためのWikiサイト

図書館員が図書館関連ベンダーについて意見交換・情報共有するためのWikiサイト“LISVendor wiki”が設立されています(英語)。図書館員によるブログやTwitterなどで意見や情報が示されても、それらを集約して長期的な視点を得るための場がなかったことから設立されたとのことです。

Main Page
http://www.lisvendor.info/index.php?title=Main_Page

A Great Idea: LisVendor.info(LIS News 2011/3/10付けの記事)
http://lisnews.org/great_idea_lisvendorinfo

ニューヨーク近代美術館の図書館で本の「におい」を記録する女性

ニューヨーク近代美術館(MOMA)の図書館で働くレイチェル・モリソン氏は、同図書館にある本のにおいを一冊ずつ嗅ぎ、それを記録するということをしているそうです。LC分類の順に一冊ずつ、においを嗅いでいき、その特徴などを手書きで記録に残しているとのことです。モリソン氏はブログ記事で、印刷メディアの将来や読書の仕方、においと記憶の結びつきなどについて考えるきっかけとなれば、としています。

Smelling the Books(MOMAのブログINSIDE OUT 2011/3/7付けの記事)
http://www.moma.org/explore/inside_out/2011/03/07/smelling-the-books/

Smelling the Books(写真)
http://www.eyeheartbrains.org/index.php?/project/smelling-the-books/

16. Because We’re Home to Not Only the Publishing Industry But Also to a Woman Who Spends Her Days Smelling Books(New York Magazine 2010/12/12付けの記事)