アーカイブ - 2011年 12月 8日

スウェーデンの図書館に関する2010年の統計のデータとレポートが公開

スウェーデン王立図書館のサイトで、スウェーデンの図書館に関する2010年の統計が公開されています。公共図書館、研究図書館、大学図書館、病院図書館に関する統計データと、全体をまとめたレポートが公開されているようです。

Bibliotek 2010(スウェーデン王立図書館)(※2012/4/4現在リンク切れ)
http://www.kb.se/bibliotek/KBs-statistikansvar/biblioteksstatistik/Bibliotek-2010/

Rapport Bibliotek 2010(全体のレポート、PDF69ページ)
http://www.kb.se/dokument/Bibliotek/statistik/2011/Bibliotek2010_rapport.pdf

(2012/4/4追記)
レポートの公開ページは下記にURLが変更されています。
Bibliotek 2010 (スウェーデン王立図書館)
http://www.kb.se/bibliotek/Statistik-kvalitet/biblioteksstatistik/Bibliotek-2010/

また、全体のレポート(PDF版)も下記にURLが変更されています。

クリスマスイブ、サンタに扮した司書が子どものいる家庭まで絵本をお届け(日本)

北海道の帯広市図書館が、2011年のクリスマスイブに、サンタクロースに扮した図書館員が、絵本や読み物など35冊を詰め合わせた「ぶっくーる便」を子どものいる家庭に届け、2012年1月8日まで貸し出すという試みを行うそうです。同館が以前から市内の小中学校に貸し出している「ぶっくーる便」を、今回初めて個人を対象に行うということのようです。限定10セットで、申込が多い場合は抽選になるとのことです。

Xマスイブに絵本届けます 帯広(どうしんウェブ 2011/12/8付けニュース)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/336622.html

あなたのお家にサンタクロースがやってくる!(帯広市図書館)
http://www.lib-obihiro.jp/img/santa.pdf

『カレントアウェアネス-E』206号に関するお知らせ

本日(2011/12/8)12時に発行しましたメールマガジン『カレントアウェアネス-E』No.206について3点お知らせがあります。

(1)環境によってはメールマガジンが迷惑メールに判定されている可能性がありますのでご確認ください。
(2)メールマガジンのコンテンツは当ウェブサイトにも掲載しておりますのでご覧ください。http://current.ndl.go.jp/node/19692
(3)メールマガジンは後日の再配信を検討しております。

以上、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

大統領はあの日あの時何をしていた? 米フランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館が“Franklin D. Roosevelt Day by Day”を公開

真珠湾攻撃から70年を迎えた2011年12月7日(現地時間)、米国のフランクリン・D・ルーズベルト大統領図書館が、“Franklin D. Roosevelt Day by Day”というウェブサイトを公開しました。これは、同大統領が、任期中の1933年3月から1945年4月にかけて、毎日どのようなスケジュールで活動をしていたかを日付単位で知ることができるというものです。カレンダーによるブラウジングの他、検索も可能で、各日付のページには、テキスト化されたスケジュールや、15分刻みのスケジュール帳の画像などが掲載されています。

Franklin D. Roosevelt Day by Day
http://www.fdrlibrary.marist.edu/daybyday/

Franklin D. Roosevelt Day by Day (1941年12月7日のスケジュール)
http://www.fdrlibrary.marist.edu/daybyday/daylog/december-7th-1941/

Franklin D. Roosevelt Day by Day (Franklin D. Roosevelt Presidential Library 2011/12/7付け記事)

世界知的所有権機関(WIPO)での、図書館・文書館における著作権制限についての議論

2011年11月21日から12月2日にかけて、世界知的所有権機関(WIPO)の第23回の著作権・著作隣接権常任委員会(SCCR)が開催されました。今回のSCCRでは、視覚障害者等の利用のための著作権制限や、図書館・文書館における著作権制限に関する議論が行われたようです。後者に関しては、各国の見解等をまとめた'Draft Compilation on Limitations and Exceptions for Libraries and Archives’という文書が作成されており、2012年2月29日までの期限でコメントを求め、それを基に第24回SCCRで議論を行うとのことです。

Conclusions(会議のまとめの文書)
http://www.wipo.int/edocs/mdocs/copyright/en/sccr_23/sccr_23_ref_conclusions.doc

Library and Archive Groups Delighted by Progress on Copyright Limitations and Exceptions at WIPO(IFLA 2011/12/3付けのニュース)

株式会社ボイジャー、HTML5ベースの電子書籍読書システム“BinB”を公開

株式会社ボイジャーが、HTML5ベースの電子書籍読書システム“BinB”(ビーインビー)を発表し、2011年12月8日に公開を開始しました。BinBは、ウェブブラウザで電子書籍を読む“Books in Browsers”という考え方に基づいているとしており、HTML5に対応しているブラウザであれば、PC・スマートフォン・タブレットなど端末を問わずに利用できるようです。電子書籍フォーマットとしては、ドットブック(.book)、PDF、XMDF、EPUB3などの形式に対応しているそうです。現在、黒澤明氏らによる「『虎 虎 虎』準備稿」と、浜野保樹「解説『虎 虎 虎』―根本的には悲劇であることが土台だ」の2作品が無料公開されています。

BinB
http://binb-store.com/

Elsevier社がニュースレターで“Librarian 2.0 and beyond”特集 千葉大アカデミック・リンク・センターの記事も

Elsevier社が発行しているニュースレター“Library Connect”の9巻3号(2011年12月号)が、“Librarian 2.0 and beyond”というテーマを設け、図書館員の新しい役割等に関する記事を掲載しているようです。その中で、千葉大学附属図書館長の竹内比呂也氏による“The new role of librarians at Chiba University's Academic Link”も掲載されており、同館のアカデミック・リンク・センターが紹介されています。

Elsevier Library Connect Newsletter, 9(3)
http://libraryconnect.elsevier.com/lcn/0903/lcn090301.html

米国の書籍産業研究グループ(BISG)、電子書籍へのISBN付与についての方針文書を発表

米国の書籍産業研究グループ(BISG:Book Industry Study Group)が、2011年12月7日付けで、電子書籍等のデジタル製品へのISBN付与についての方針文書(Policy Statement)を発表しています。一般的ルールやベストプラクティス等が掲載されており、ベストプラクティスの欄には、「文字だけのものと音声等が追加されているものは別のISBNを付与」「フォーマットが違う場合は別のISBNを付与」「利用者層に応じて使用条件が変わる場合は別のISBNを付与」等が示されています。

Official BISG Policy Statement on Best Practices for Identifying Digital Products Now Available(BISG 2011/12/7付けのプレスリリース)
http://www.bisg.org/news-5-703-press-releaseofficial-bisg-policy-statement-on-best-practices-for-identifying-digital-products-now-available.php

『カレントアウェアネス-E』206号発行

E1247 - ACRLが「高等教育機関における図書館の基準」改訂版を公表

E1247 - ACRLが「高等教育機関における図書館の基準」改訂版を公表

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が,2011年10月付けで「高等教育機関における図書館の基準」(Standards for Libraries in Higher Education)の改訂版を公表した。この基準は,大学図書館が学生の教育や所属機関のミッション達成等におけるパートナーとしての役割を担うための指針となることを目的としている。...

E1246 - 米国議会図書館,書誌フレームワークの変革への方針を発表

E1246 - 米国議会図書館,書誌フレームワークの変革への方針を発表

米国議会図書館(LC)は,2011年10月31日付けで,書誌フレームワークの変革に向けた取組みの全体計画を示す文書“Bibliographic Framework Initiative General Plan”を公表した。この取組みに関してLCは,MARCフォーマットの見直し等の検討課題を示した声明を2011年5月に発表しており,今回の文書は,新たなフレームワークに求められる要件や取組みの方法を示したものである。

 文書の序文において,LCの図書館サービス担当副館長マーカム(Deanna B. Marcum)氏は,LCのワーキンググループによる2008年の報告書“On the Record”や,2011年のRDA導入テストの結果報告(E1191参照)での指摘内容を踏まえ,LCは,関係者とともに,将来にわたり役立つフレームワークの構築に取り組むとしている。...

E1245 - 博士課程の学生の情報リテラシーに関する指導教員の役割とは

E1245 - 博士課程の学生の情報リテラシーに関する指導教員の役割とは

2011年10月に,英国の研究情報ネットワーク(RIN)が,博士課程の学生に研究者として求められる情報リテラシーに関して指導教員が果たす役割等を調査したレポートを公表した。調査は2011年1月から6月にかけて実施され,指導教員と学生を対象にしたオンライン調査,ケーススタディ,インタビュー等の手法が用いられた。オンライン調査には,指導教員382名,学生907名の返答があった。以下に,結果の一部を紹介する。...

E1244 - オープンアクセス活動における世界中のサクセスストーリー

E1244 - オープンアクセス活動における世界中のサクセスストーリー

インターネット上で学術情報をオープンにすることをビジョンとして掲げているKnowledge Exchange(KE)は,2005年に設立された団体で,デンマークの電子研究図書館(DEFF),ドイツ研究協会(DFG),英国情報システム合同委員会(JISC),オランダのSURF財団という欧州の4団体によって共同運営されている。2011年10月,そのKEが世界中のオープンアクセス(OA)活動における成功事例を集めたウェブサイト“Open Access Success Stories”を公開した。以下,その中からいくつかのストーリーを紹介したい。...

E1243 - 格差社会に抗議するオキュパイ運動の中の「図書館」

E1243 - 格差社会に抗議するオキュパイ運動の中の「図書館」

「ウォール街を占拠せよ!」を合言葉に,2011年9月17日から米国で始まった格差社会に対する抗議活動“Occupy Wall Street”において,その活動拠点となっているニューヨークのズコッティ公園に,「人民の図書館」(People's Library)の名で知られる“Occupy Wall Street Library”という野外「図書館」が設置された。...

欧州での電子書籍への付加価値税の税率について(記事紹介)

New York Times紙の記事で、欧州での電子書籍への付加価値税(VAT)の税率に関する記事が掲載されています。紙の本が軽減税率となるのに対し電子書籍のダウンロードには軽減税率が適用されないため、電子書籍普及の妨げの一因となっているのではないかという見解が紹介されています。各国での税率として、ドイツでは電子19%で紙が7%、フランスでは電子が19.6%で紙が5.5%、イタリアでは電子が20%で紙が4%、スペインでは電子が18%で紙が4%、英国では電子が20%で紙は0%、と紹介されています。フランスなどでは電子書籍の税率を紙と同じ率に下げることも検討されているようです。

European E-Book Sales Hampered by Tax Structure(New York Times 2011/12/1付けの記事)
http://www.nytimes.com/2011/12/02/technology/eu-e-book-sales-hampered-by-tax-structure.html