アーカイブ - 2011年 12月 6日

【イベント】「全国遺跡資料リポジトリ・ワークショップ」が福岡で開催(12月)

島根大学を中心とした、遺跡の発掘調査報告書をデジタル化し公開・発信する「全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクト」に関して、「全国遺跡資料リポジトリ・ワークショップ」が2011年12月17日に福岡市の九州大学附属図書館で開催されます。また、11月26日に開催された東京でのワークショップの資料も公開されています。

全国遺跡資料リポジトリ・ワークショップ in 福岡
http://rarcom.lib.shimane-u.ac.jp/general/doc/ws2011fukuoka.html

全国遺跡資料リポジトリ・ワークショップ in 東京
http://rarcom.lib.shimane-u.ac.jp/general/doc/ws2011tokyo.html

全国遺跡資料リポジトリ・プロジェクト
http://rarcom.lib.shimane-u.ac.jp/

参考:
山形大学小白川図書館、山形県遺跡資料リポジトリを公開
http://current.ndl.go.jp/node/18598

信州大学附属図書館、富山大学附属図書館がそれぞれ遺跡資料リポジトリを公開
http://current.ndl.go.jp/node/18293

遺跡資料リポジトリ・セミナー「遺跡調査報告書電子化の新たな試み!」

米コンピューター歴史博物館、元Apple社CEOスティーブ・ジョブズ氏の足跡を辿るオンライン展示を公開

米国のカリフォルニア州のマウンテンビューにある「コンピューター歴史博物館」(The Computer History Museum)が、2011年10月5日に亡くなったApple社の共同創業者・元CEOのジョブズ(Steve Jobs)氏の人生をたどるオンライン展示“Steve Jobs: From Garage to World’s Most Valuable Company”を公開しているそうです。

Steve Jobs: From Garage to World’s Most Valuable Company (Computer History Museum)
http://www.computerhistory.org/highlights/stevejobs/

コンピュータ歴史博物館、S・ジョブズ氏の足跡展をウエブで開始(マイナビニュース 2011/12/6付け記事)
http://news.mynavi.jp/news/2011/12/06/035/

徳島大学がSalesforce社の企業内SNS“Chatter”を導入へ 図書館システムとの連携も予定

徳島大学が、2012年3月から、Salesforce社の提供する企業内ソーシャルネットワークサービス“Chatter”を導入するそうです。同大学では、Chatterを全学のポータルサービスとし、教務システムや図書館システム等との連携も予定されているそうです。具体的な利用シーンとして、学生・教職員が、PCやスマートフォン等からChatterにアクセスして、授業に関する情報や本の返却といった図書館利用に関する情報をフォローできると紹介されています。

徳島大学のソーシャルエンタープライズを推進 全11,000名の学生および教職員のコラボレーション(Salesforce 2011/12/6付けプレスリリース)
http://www.salesforce.com/jp/company/news-press/press-releases/2011/12/111206.jsp

【イベント】Code4Lib JAPAN第8回WorkShop「図書館サイトのメッセージをわかりやすく!」(1/23・東京)

Code4Lib JAPANが、2012年1月23日に、東京の日比谷図書文化館で、第8回Code4Lib JAPAN WorkShop「図書館サイトのメッセージをわかりやすく!」を開催するそうです。アカデミック・リソース・ガイド株式会社の岡本真氏を講師に迎え、図書館のウェブサイトにおいて分かりやすいお知らせを書く方法や、ソーシャルメディアの活用方法等を演習しながら学ぶという内容のようです。参加申込は1月16日までとのことです。

第8回Code4Lib JAPAN WorkShop「図書館サイトのメッセージをわかりやすく!」(コンテンツ作成コース)(Code4Lib JAPAN 2011/12/5付けニュース)
http://www.code4lib.jp/2011/12/684/

参考:
CA1622 - 図書館サイトの現状−再点検の必要性と危機感の欠如− / 岡本真
http://current.ndl.go.jp/ca1622

OCLC、ウェブスケール時代の図書館をテーマとする報告書“Libraries at Webscale”を公表

“OCLC WorldShare”の発表に合わせて、OCLCが“Libraries at Webscale: A discussion document”と題した報告書を公表しています。人々の情報の探し方に対してウェブがどのような影響を与えたか、利用者の教育・学習においてクラウドサービスがどのように使われているか等についてまとめられているようです。報告書では、現在から今後5年以内に図書館が直面する主要な課題やチャンスについて多数の業界リーダーにインタビューした結果も盛り込まれているそうです。16ページでは“Clouds vs. Webscale”として、クラウドとウェブスケールの違いについて説明されています。

Libraries at Webscale (PDF文書:71ページ)
http://www.oclc.org/us/en/reports/webscale/libraries-at-webscale.pdf

Libraries at Webscale
http://www.oclc.org/us/en/reports/webscale/default.htm

参考:
OCLCがウェブスケール戦略を進める“OCLC WorldShare”を発表 ブランドの刷新、“App Gallery”、海外データセンタの建設

スペイン文化省、同国の刑務所図書館の現状をまとめたレポートを公表

2011年12月5日に、スペイン文化省内の一組織として、同国の読書や書籍の現状を調査している“Observatorio de la Lectura y el Libro”が、「スペインにおける刑務所組織の図書館」(Las Bibliotecas de Instituciones Penitenciarias en España)と題するレポートを公開しました。レポートでは同国での刑務所図書館の歴史的な経緯や法的枠組みの解説の他、68の刑務所を対象に実施したアンケート調査結果に基づいた人的・財政的現状等を紹介しています。文化省のニュースリリースでは以下の点が指摘されています。
・調査対象図書館の半数程度にしか読書室が設けられていないこと
・蔵書の構築は寄贈という方法が一般的であり、選書ができない状況にあること
・利用が多いのは文学作品で、次に法情報に関する資料であること
・司書有資格者の図書館員がいる図書館がひとつもないこと
・図書館サービスとしては独房への貸出が最も多く96%の図書館が実施しており、70%の図書館で読書へのアニマシオン(animación a la lectura)を行なっていること

同省ではこれらの調査結果をもとに、刑務所組織内での読書推進活動を進めるとしているようです。

OCLCがウェブスケール戦略を進める“OCLC WorldShare”を発表 ブランドの刷新、“App Gallery”、海外データセンタの建設

2011年12月5日、OCLCがそのウェブスケール(Webscale)戦略を推し進める“OCLC WorldShare”を発表しました。プレスリリースを含めたOCLCの発表によると以下のようになります。

・数週間後に“OCLC WorldShare App Gallery”がパイロット機関向けに公開される予定である。これは、OCLC・パートナー機関・図書館が開発した、OCLCの各種サービスにインストール可能なアプリケーションを、世界中で共有できるプラットフォームである。開発の際には、WMS(後述)のものを含めた各種APIが利用できる。
・OCLC WorldShare App Galleryは、API、データベース、データセンタ等と共に“OCLC WorldShare Platform”を構成する。
・OCLC WorldShare Platformでは、ソーシャルネットワークを活用したアプリケーション開発のための共通APIである“OpenSocial”が採用されている。
・2011年7月リリースのクラウド型図書館システム“Web-scale Management Services”は“WorldShare Management Services”(WMS)に名称が変わる。

国立教育政策研究所、公開シンポジウム「東日本大震災と学校―学校運営や教育指導における工夫など―」の配布資料を公開

国立教育政策研究所は、2011年11月24日に開催した「平成23年度教育研究公開シンポジウム『東日本大震災と学校―学校運営や教育指導における工夫など―』」の配布資料を、12月2日に同研究所のウェブサイトで公開しました。このシンポジウムは、東日本大震災被災地域で実際に行われ、また行われようとしている学校運営上の工夫や教育指導上の工夫と、大規模災害を被った諸外国での教育分野の取組事例を紹介し、極めて困難な状況下での教育実践の中から今後の教育政策の在り方について示唆を得る機会とすることを目的に開催されたようです。

すでに終了したシンポジウム (「平成23年11月24日」の項目に配布資料が掲載されています。)
http://www.nier.go.jp/06_jigyou/symposium1.html

国立教育政策研究所 (2011/12/2付けの新着情報に「『平成23年度教育研究公開シンポジウム』配布資料を掲載しました。」とあります。)
http://www.nier.go.jp/

宮城県図書館、「宮城県図書館における東日本大震災の被災・復旧の記録」と「南三陸町図書館支援活動報告書」を公開

2011年12月6日、宮城県図書館が、同館のウェブサイトで「宮城県図書館における東日本大震災の被災・復旧の記録」と「南三陸町図書館支援活動報告書」の2点の報告書を公開しました。「宮城県図書館における東日本大震災の被災・復旧の記録」は、2011年9月付けの暫定版で、宮城県全県の地震・津波の概況と、同館の被災状況等をまとめているようです。「南三陸町図書館支援活動報告書」では、8月21日および9月23日から25日の計4日間に行なわれた南三陸町図書館の支援活動について報告しています。

宮城県図書館における東日本大震災の被災・復旧の記録 (PDF)
http://www.library.pref.miyagi.jp/shinsaikirokusyu.pdf

南三陸町図書館支援活動報告書 (PDF)
http://www.library.pref.miyagi.jp/minamisanrikushienhoukoku.pdf

アレクサンドリア図書館、イスラム系の政治団体等に関するデータベース構築プロジェクトを開始

2011年12月5日、エジプトのアレクサンドリア図書館の研究ユニットが、世界のイスラム系政党等に関するデータベースの開発を行なうと発表しています。このデータベースでは、イスラム系活動家や政党・グループに関する情報を網羅し、その運動の起源や創設者、歴史、指導者、教義等の情報を提供するものとなるようです。同館の研究ユニットはこのプロジェクトへの協力者を募っているようです。

The BA to Launch a Database for Islamist Political Movements (Bibliotheca Alexandrina 2011/12/5付けの記事)
http://www.bibalex.org/news/newsdetails_en.aspx?id=3385

クリスマスまで日めくりで禁書について紹介する動画カレンダー“Banned Books Video Calendar”

2011年12月1日から12月24日まで毎日、世界の図書館関係者等が自分のお気に入りの禁書について紹介する“Banned Books Video Calendar”がYouTubeとVimeoで公開されています。これは、もともと2010年にフィンランドのエスポーにあるEntresse Libraryが禁書に関するビデオカレンダーを作成したのが始まりで、今回、国際図書館連盟(IFLA)の「情報へのフリーアクセスと表現の自由に関する委員会」(FAIFE)が同館と協力して世界規模で行なっているもののようです。プロジェクトの目的は、禁書や検閲に関する議論の喚起にあるとのことで、動画にはIFLA会長のIngrid Parent氏やフィンランド国立図書館長でFAIFE委員長のKai Ekholm氏、EuropeanaのJill Cousins氏等が登場しているようです。

Banned Books Advent Calendar (Vimeo)
http://vimeo.com/channels/bannedbooks

Banned Books Advent Calendar (YouTube)
http://www.youtube.com/bannedbookscalendar

PLoSとMendeley共催のアプリ開発コンテスト“Binary Battle”、優秀者が発表される

Public Library of Science(PLoS)とMendeleyの共催によるアプリ開発コンテスト“Binary Battle”の優秀者が、2011年11月30日に発表されたようです。大賞は“openSNP”というアプリで、遺伝子解析サービスの23andMeやdeCODEmeから自分の遺伝子の情報を使ってそれに関連する最新の研究を見つけ、また研究者が新しい遺伝的関連を発見するのにも役立つというものようです。2位は、出版後にオープンな環境でピアレビューを行なうことのできる“PaperCritic”、3位がオープンサイエンスを支援するRベースのツール“rOpenSci”となったようです。Mendeleyのブログでは、大賞に輝いた“openSNP”の開発チームへのインタビューも掲載されています。

Winners of the first Binary Battle Apps for Science Contest (Mendeley Blog 2011/11/30付けの記事)
http://www.mendeley.com/blog/design-research-tools/winners-of-the-first-binary-battle-apps-for-science-contest/

インターネットコムとgooリサーチ、「図書館とインターネット」に関するアンケート調査結果を公表

2011年12月6日に、インターネットコムが、gooリサーチと共同で実施した「図書館とインターネット」に関するアンケート調査結果を公表しています。同様の調査は、2010年10月にも実施されており、今回が2回目のようです。調査は全国10代から60代以上のインターネットユーザー1,092人とのことで、調査結果によると、公共図書館を「(よく/たまに)利用する」と回答したのは、全体のうちの47.2%(515人)で、この割合は前回調査からほとんど変わっていないとのことです。この515人を対象に公共図書館で実現してほしいサービスを聞いたところ、トップは「蔵書検索」で275人、次いで「借り出し予約」が264人となり、第3位が「電子書籍の閲覧」(186人)となったようです。

図書館で電子書籍を借りたい――実現してほしいサービスの第3位 (japan.internet.com 2011/12/6付けの記事)
http://japan.internet.com/research/20111206/1.html