アーカイブ - 2011年 12月 5日

デジタル情報サービスへの移行についてのプレゼン資料「大学図書館を再定義する」

米国のEducation Advisory Boardによる、「大学図書館を再定義する」(Redefining the Academic Library)というプレゼンテーション資料がウェブで公開されています。情報環境の変化とそれに伴う大学図書館の課題等について、図表を多く使った50枚のスライドで説明されています。

Redefining the Academic Library Managing the Migration to Digital Information Services(PDF:51ページ)
http://www.theconferencecircuit.com/wp-content/uploads/Provosts-Report-on-Academic-Libraries2.pdf

Report: Redefining the Academic Library: Managing the Migration to Digital Information Services(INFOdocket 2011/12/2付けの記事)

HathiTrust、著作者団体等からの訴えに対する答弁書を裁判所に提出

2011年9月に米国の著作者団体Authors Guild等がデジタル化資料の共同リポジトリHathiTrustを著作権侵害等で訴えた訴訟に関し、2011年12月2日付けで、HathiTrust側から訴えに対する答弁書が裁判所に提出され、公開されています。

Defendants' Joint Answer and Defenses(答弁書)
http://thepublicindex.org/docs/cases/hathitrust/answer.pdf

Information about the Authors Guild Lawsuit(HathiTrustのサイトの訴訟についてのページ)
http://www.hathitrust.org/authors_guild_lawsuit_information

国立国会図書館、被災した岩手県野田村立図書館所蔵の郷土資料の救済支援を実施

国立国会図書館では、東日本大震災による津波で被害を受けた岩手県野田村立図書館が所蔵する郷土資料の救済支援を行います。これは、東北地方太平洋沖地震被災文化財等救援事業(文化財レスキュー事業)の一環として行うものです。この支援活動では、岩手県野田村立図書館所蔵の郷土資料130点を国立国会図書館へ運び、2011年11月下旬から2012年3月頃まで救済処置の作業を実施します。

国立国会図書館による被災図書館所蔵郷土資料の救済支援について(国立国会図書館の東日本大震災復興支援活動)(PDF) (国立国会図書館 2011/11/30付けの報道発表資料)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/__icsFiles/afieldfile/2011/12/02/pr111130.pdf

科学技術政策研究所等、「科学における知識生産プロセス:日米の科学者に対する大規模調査からの主要な発見事実」を公表

2011年12月1日、科学技術政策研究所が、「科学における知識生産プロセス:日米の科学者に対する大規模調査からの主要な発見事実」と題する報告書を公表しました。これは、同研究所が日米の科学者を対象に一橋大学イノベーション研究センターと米国のジョージア工科大学と共同で実施した、科学における知識生産プロセスについてのアンケート調査をまとめたもののようです。報告書では、「研究プロジェクトの不確実性やセレンディピティ」「研究プロジェクトにおける競争」「研究プロジェクトの知識源とマネジメント」等の6項目に分けて、日米の相違点と共通点が指摘されているようです。

科学における知識生産プロセス:日米の科学者に対する大規模調査からの主要な発見事実 (PDF)
http://www.nistep.go.jp/achiev/ftx/jpn/mat203j/pdf/mat203j.pdf

書誌データを充実させると書籍の売上が上がる? ニールセン社が初期調査結果を公表

世界的な情報・調査企業のニールセン社が、高品質なメタデータの付与が書籍の売上に対して与える影響を調査中で、2011年11月28日にその初期結果について発表しました。この調査では、ニールセン・ブックスキャン(Nielsen BookScan)が持つ販売データを用いて、「メタデータを充実させると売上がどう変わったか?」「売上にもっとも影響を与えたのはどんなメタデータか?」等を調べたそうです。その結果、「書籍の売上の40~80%はタイムリーで適切なメタデータを付与されているかどうかに依っている」「メタデータを充実させた結果いくつかの既刊本の売り上げが42%伸びた」等の結果が出たそうです。同調査では紙の書籍のみが対象ですが、メタデータも不十分で発見するのが困難な電子書籍においてはメタデータがより大きな影響を与えるだろうとしています。今後は、書籍のジャンルやフォーマットによって影響の度合いに違いがあるかどうかを調査し、調査完了後は報告書を発表するとのことです。

Optimise sales with metadata (Nielsen 2011/11/28付けプレスリリース)
http://www.nielsenbook.co.uk/uploads/press/1OptimiseSalesWithMetadata_NielsenPressRelease_Nov11.pdf

サッカー×温泉×図書館 愛媛県立図書館等10館で「バトルオブスパ2011~図書館で“温泉ダービー”!?~」を開催

サッカーと温泉をテーマにした図書館展示を合同で行うという「バトルオブスパ2011~図書館で“温泉ダービー”!?~」が行われたようです。これは2010年にスタートした取り組みで、プロサッカーリーグJ2のうちホームタウンに有名な温泉地があるクラブ同士の対戦が「温泉ダービー」と呼ばれることにちなんだものです。2011年は、ザスパ草津/草津温泉、ガイナーレ鳥取/三朝温泉、愛媛FC/道後温泉、サガン鳥栖/嬉野温泉、大分トリニータ/別府温泉という5つのチーム/温泉を対象として、愛媛県立図書館等の10図書館で、2011年3月から12月にかけて、対戦チームとそのホームタウンや温泉を紹介する展示を実施したそうです。

バトルオブスパ2011~図書館で“温泉ダービー”!?~(愛媛県立図書館)
http://www.ehimetosyokan.jp/contents/prosports/spa2011.htm

バトルオブスパ~図書館で“温泉ダービー”!?~(愛媛県立図書館)
http://www.ehimetosyokan.jp/contents/prosports/spa.htm

参考:
大分県内の図書館、展示でサッカーJ2の試合をPR
http://current.ndl.go.jp/node/16249

福島県立図書館、「地元新聞にみる原発関連見出し一覧」を公開

2011年12月2日、福島県立図書館が「地元新聞にみる原発関連見出し一覧」を公開しました。この文書では、3月11日から8月31日までの地元新聞の記事の見出しについて、「原発関連記事」を町村ごとに、また「風評」や「損害賠償」についてもまとめているようです。

地元新聞にみる原発関連見出し一覧 (PDF)
http://www.library.fks.ed.jp/ippan/tosyokanannai/kankobutsu/higashinihondaisinsai/pdf/genpatu_kizimidashi.pdf

福島県立図書館 (2011/12/2付けの新着情報に、「『地元新聞にみる原発関連見出し一覧』(PDF)を発行しました。」とあります。)
http://www.library.fks.ed.jp/