アーカイブ - 2011年 12月 27日

英国研究図書館コンソーシアムと英国図書館資料保存支援センター、資料管理法をまとめたオンラインリソースを公開

2011年12月22日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と英国図書館資料保存支援センター(British Library Preservation Advisory Centre;BLPAC)が、“Caring for Collections”というオンラインリソースを公開したようです。これは、資料管理の方法やそれがなぜ重要かについて解説したもので、以下の11項目から構成されているようです。
・コレクション管理の重要性
・資料状態の悪化とダメージ
・図書の取扱い
・図書の輸送
・図書の複写
・図書の保管
・環境条件
・カビ
・害虫
・保護
・災害と救出
なお、“Caring for Collections”は、フラッシュ版もしくはPDF版で利用できるようです。

Caring for Collections
http://www.bl.uk/blpac/induction.html

New RLUK and BLPAC “Caring for Collections” e-tool available (RLUK 2011/12/22付けの記事)

米ニューヨーク図書館協会、2011年8月のハリケーン「アイリーン」で被災した図書館を対象に資金援助を実施

2011年8月に米国東海岸を襲ったハリケーン「アイリーン」によって被害を受けたニューヨーク州の図書館10館に対して、ニューヨーク図書館協会(NYLA)が合計1万ドルを提供したそうです。この資金援助は、2007年にNYLA内に創設された“NYLA Disaster Relief Fund”による活動とのことです。アイリーンがもたらした洪水によって、同州では、閉館を余儀なくされたり、数十万ドル相当の被害を受けた図書館があったとされています。

New York Libraries Damaged by Irene Get Helping Hand (Library Journal 2011/12/21付け記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/893126-264/new_york_libraries_damaged_by.html.csp

Some Libraries Still Flooded After Irene and in Need of Help (Library Journal 2011/9/2付け記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/891858-264/some_libraries_still_flooded_after.html.csp

参考:

PubMed、J-STAGE、CiNiiを同時に検索できるiPhoneアプリ「論文検索」がアップデート、Android版もリリースされる

2011年12月22日、株式会社アトラスが、PubMed、J-STAGE、CiNiiを同時に検索できるスマートフォン用アプリ「論文検索」のAndroid版をリリースしたそうです。また、12月17日付けでリリースされたiPhone版アプリのバージョン1.1.0では、これらの3つのデータベースに加えて、オープンアクセス誌“PLoS”(Public Library of Science)の検索にも対応し、書誌事項に含まれる用語でWikipediaを検索する機能も追加されたそうです。

スマートフォンから論文を検索できるアプリ - 論文検索
http://apps.ej-labo.jp/

論文検索(Androidマーケット)
https://market.android.com/details?id=jp.atlas.articlesearch

国際ブルーシールド委員会、エジプト研究所での火災による資料焼失に対し声明を発表

武力紛争や災害から文化遺産を保護するための活動を行っている国際ブルーシールド委員会が、2011年12月20日付けで、12月17日に発生したエジプト・カイロのエジプト研究所(Institut d'Egypte)での火災による資料焼失に関する声明を発表しています。貴重な資料の危機に対して憂慮を示すとともに現地での資料救出活動への尽力を讃えるもので、引き続き状況や支援ニーズについての情報収集にあたるとのことです。また、ユネスコ(UNESCO)のウェブサイトにも、ユネスコのボコバ事務局長によるメッセージが掲載されています。

Blue Shield 2nd Statement on Egypt(国際ブルーシールド委員会 2011/12/20付けの声明)
http://www.blueshield-international.org/images/pressreleases/20-12-2011_blueshield_statement_egypt_en.pdf

Blue Shield 2nd Statement on Egypt(国際ブルーシールド委員会 2011/12/20付けの情報)
http://www.blueshield-international.org/index.php?option=com_content&view=article&id=117

Microsoft Academic Search、研究者の師弟関係や論文の引用関係を可視化するツールを公開

Microsoft社の学術文献検索サービス“Microsoft Academic Search”が、2011年12月のアップデートで、研究者の師弟関係を図示する“Genealogy Graph”と、論文の引用関係をグラフで表す“Paper Citation Graph”という2種類の可視化ツールを提供開始したそうです。Microsoft Academic Searchのトップページにはその他にも様々なツールが紹介されています。

Genealogy Graph
http://academic.research.microsoft.com/VisualExplorer#2110003&genealogy

Paper Citation Graph
http://academic.research.microsoft.com/PaperCitationGraph#694811

Update History (Microsoft Academic Search)
http://academic.research.microsoft.com/About/Help.htm#6

Microsoft Academic Search Adds New Visualization Tools (INFOdocket 2011/12/23付け記事)

国立国会図書館(NDL)、「平成23年度来館利用者アンケート結果」を公開

国立国会図書館(NDL)は「平成23年度来館利用者アンケート結果」を公開しました。同アンケートは、2011年7月から9月にかけて、東京本館、関西館、国際子ども図書館、東京本館の専門室において実施したものです。

平成23年度来館利用者アンケート結果
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2011_01.html

九州大学附属図書館が運営するブログ「Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌」

九州大学附属図書館が「Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌」というブログを開設しているようです。このブログは2011年8月頃から開始されており、同館のディスカバリサービス“Cute.Search”や“Cute.Catalog”の開発過程の記録等が残されています。2011年12月26日付けの最新記事「ディスカバリ・サービスのデザインについて:Cute.Catalog (1)」では、Cute.Catalogの設計思想について紹介されています。

ディスカバリ・サービスのデザインについて:Cute.Catalog (1)(Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌 2011/12/26付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/Cute_dev/20111226/1324890468

Cute.dev: ディスカバリサービス開発日誌
http://d.hatena.ne.jp/Cute_dev/

工学院大学、隣接する京王プラザホテルと提携して宿泊中の受験生に図書館を開放

工学院大学が、産学連携の一環として、京王プラザホテルと提携した受験生向けのサービスを実施するそうです。このサービスは2009年度に開始されたもので、同ホテルの「受験生応援宿泊プラン」で宿泊している受験生は、ホテルに隣接する工学院大学の新宿図書館を利用して、自習や資料閲覧等を行うことができるという内容です。2009年度にはのべ54名が入館し、うち53%が「とても良かった」、40%が「良かった」と評価したそうです。

京王プラザホテルとの産学連携協力―宿泊する受験生に図書館を開放 (2011年度)―(工学院大学図書館 2011/12/22付け)
http://www.lib.kogakuin.ac.jp/site/keio_11.html

2012受験生応援宿泊プラン(京王プラザホテル)
http://www.keioplaza.co.jp/pr/news/2011/img/111219_06.pdf

国文学研究資料館、「北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ」(日・英)を公開

2011年12月26日、国文学研究資料館が「北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ」を公開しました。このディレクトリは、写本・板本・地図・浮世絵といった日本の古典籍を所蔵する北米の図書館・美術館等の機関に関する情報を集約したもの、とのことです。合わせて英語版も開設されています。

北米日本古典籍所蔵機関ディレクトリ
http://base1.nijl.ac.jp/~overseas/index-j.html

Directory of North American Collections of Old and Rare Japanese Books, Other Print Materials, and Manuscripts
http://base1.nijl.ac.jp/~overseas/index-e.html

文部科学省、「東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)」を公表

2011年12月26日、文部科学省が「東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)」を公表しました。この報告書は、東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組について課題・教訓を整理し、中間的検証を行ったものとされています。全体で132の教訓が抽出され、それらを踏まえた10点の提言が示されています。

東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)について(文部科学省 2011/12/23付け)
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1314588.htm