アーカイブ - 2011年 12月 16日

日本学術振興会が卓越研究成果公開事業のページを公開、国立情報学研究所等とともに卓越研究データベースの構築へ

2011年12月14日、日本学術振興会が卓越研究成果公開事業のページを公開したようです。同事業では、これまでの学術研究の推進により生じた卓越した研究成果に関して、国立情報学研究所(NII)及び関係学協会の協力の下、卓越研究データベースを構築し、学術研究の成果・普及及びその重要性についての理解促進に努め、日本の学術振興に資することを目的としているようです。

発見と発明のデジタル博物館:卓越研究データベース(日本)
http://dbnst.nii.ac.jp/

卓越研究成果公開事業 (日本学術振興会のウェブサイト)
http://www.jsps.go.jp/j-takuetsu/index.html

ebrary社、1,000人以上の図書館員を対象にした電子書籍のモバイル・オフライン利用に関する調査報告書を公表

2011年12月14日、米国の電子書籍ベンダのebrary社が、1,000人以上の図書館員を対象に行った、電子書籍のモバイルおよびオフライン利用に関する調査の報告書を公表しました。報告書のダウンロードには登録が必要のようです。調査の結果、92%の図書館員が、利用者に電子書籍へのオフラインアクセスを提供することは、オンラインアクセスを提供することと同等かそれ以上に重要なことであると考えていることが明らかになったとされています。

E-book Download Survey from ebrary Now Freely Available (ebrary 2011/12/14付けプレスリリース)
http://www.ebrary.com/corp/newspdf/ebrary_download_survey_report.pdf

国立情報学研究所(NII)、高等教育機関における情報セキュリティ教育のための教材を公開

2011年12月15日、国立情報学研究所(NII)が、高等教育機関における情報セキュリティ教育のための教材『ヒカリ&つばさの情報セキュリティ三択教室(全14話)』(Flash形式)を公開したようです。

「国立大学法人等における情報セキュリティポリシー策定について」 (2011/12/15付けで「教材の公開」とあります)
http://www.nii.ac.jp/csi/sp/

国立情報学研究所 (2011/12/15付けのNEWSに上記へのリンクがあります)
http://www.nii.ac.jp/

文化財保護・芸術研究助成財団、被災文化財の復旧支援のための“Save Our Culture”キャンペーンを実施

文化財保護・芸術研究助成財団は、ワールド・モニュメント財団(WMF)と連携して、東日本大震災で被災した文化財の復旧支援を国内外に訴える“Save Our Culture”というキャンペーンを実施しているそうです。助成対象となる文化財は指定・未指定を問わないそうです。2011年11月2日から募金キャンペーンを開始しており、2012年4月から約5年の予定で事業を実施していくとされています。

Save Our Culture(東日本大震災被災文化財復旧支援事業)
http://save-our-culture.jp/

文化財保護・芸術研究助成財団
http://www.bunkazai.or.jp/

参考:
財団法人日本ナショナルトラスト、「東日本大震災 自然・文化遺産復興支援プロジェクト」を実施
http://current.ndl.go.jp/node/18362

YouTube、学校向けの新サービス“YouTube for Schools”を発表

2011年12月11日、動画共有サイトYouTubeが、学校向けの新サービスとして“YouTube for Schools”を発表したようです。この“YouTube for Schools”は、不適切なコンテンツを児童や生徒に見せることなく、YouTubeに登録されている教育的なコンテンツ動画を授業等で利用できるというもののようです。教員の協力の下、すでに教科別・学年別に300以上のプレイリストが提供されており、また、スミソニアン博物館等の600以上の参加機関が提供しているYouTube EDUのコンテンツも利用できるようです。

YouTube for Schools
http://www.youtube.com/schools

Opening up a world of educational content with YouTube for Schools (YouTube Blog 2011/12/11付けの記事)
http://youtube-global.blogspot.com/2011/12/opening-up-world-of-educational-content.html

YouTube、学校向け動画サービス「YouTube for Schools」を発表 (INTERNET Watch 2011/12/13付けの記事)

Library Journal誌、2011年の米国の図書館建築計画のデータ等を公開

Library Journal誌が、米国の公共図書館150館及び大学図書館26館で、2010年7月1日から2011年6月30日までに実施された図書館建築計画の写真やデータ等を公開しています。

Year in Architecture 2011 (Library Journal 2011/12/15付け記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/893078-264/year_in_architecture_2011_design.html.csp

参考:
Library Journal誌、2010年の米国の図書館建築計画のデータ等を公開
http://current.ndl.go.jp/node/17374

長野県の伊那図書館が除籍本と地域通貨を絡めたイベントを実施

長野県伊那市の伊那図書館が、2011年12月17日と18日に、除籍本の頒布会や、一般から「店主」を募ってロビーで本を販売してもらう「一棚古本市」を行うそうです。それに加えて、同館が作成している地域通貨「りぶら」と除籍本とを絡めたイベント「ぶら・りぶら」も実施するそうです。この「ぶら・りぶら」では、まず、同館が市内中心部の商店街の店頭に本棚および除籍本を提供します。利用者は図書館で利用者カードを提示して「りぶら」を受け取った後(無料)、それを使って商店街で除籍本と交換したり店側が用意した特典を受けたりできるそうです。同館では2010年にも同様のイベントを実施したそうですが、市内の飲食店等での「りぶら」利用率が低かったため、今回は店頭で除籍本と交換できるという試みを行うことになったようです。

「除籍本」商店街で配布 市立伊那図書館が本棚設置の店募る(信州Liveon 2011/12/8付け記事)
http://www.shinshu-liveon.jp/topics/node_203504

伊那図書館 除籍本使ったまちあるきイベント(伊那MYウェブニュース 2011/12/15付けニュース)
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=201112151850140000045257

【イベント】公開シンポジウム「情報の構造とメタデータ」(2012/2/24・京都)

2012年2月24日に京都大学人文科学研究所本館において、公開シンポジウム「情報の構造とメタデータ」が開催されるようです。発表者と題目は以下の通りです。
・マンガにおける異本研究/安岡孝一
・TEIテキスト・モデルの今昔/C. Wittern
・漢字文献における電子的翻刻の課題について(仮題)/白須裕之
・CiNiiのメタデータ・デザイン/大向一輝

公開シンポジウム「情報の構造とメタデータ」 (情報処理技術は漢字文献からどのような情報を抽出できるか 2011/12/16付けの情報)
http://kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~ymzknk/kanzi/2012-02-24.html

米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiativeが、ウェブ上のリソースのリアルタイム同期に関する標準を策定へ

2011年12月14日、米国情報標準化機構(NISO)とOpen Archives Initiativeが、複数のウェブサーバやリポジトリに分散しているリソースのリアルタイム同期に関する新しい標準を策定するという協同プロジェクトに対して、アルフレッド・P・スローン財団から22.2万ドルの助成を獲得したと発表しました。発表文によると、この提案は“Memento”プロジェクトの過程で出てきた問題点から派生しているとされて、機関リポジトリ等では OAI-PMHというプロトコルによってメタデータの同期が行われているものの、(メタデータが付与された)リソースそのものの同期については対応できておらず、その他の同期方法も統一的に使えるものではない等と述べられています。「文書のウェブ」から「データのウェブ」へと移行する中で、同期が取れてないデータを基にして決断を下すことは深刻な問題を引き起こしかねないと、同期の問題に取り組む重要性を主張しています。

NISO and Open Archives Initiative Receive Grant from Alfred P. Sloan Foundation to Create Resource Synchronization Standard (NISO 2011/12/14付けプレスリリース)

ふくしま歴史資料保存ネットワーク、「東日本大震災と福島県の文化財等救出活動―その経緯と問題点―」を公表

2011年12月12日付けで、ふくしま歴史資料保存ネットワークが、「東日本大震災と福島県の文化財等救出活動―その経緯と問題点―」と題した文書を公表しています。文書では、ふくしま歴史資料保存ネットワークの結成と歴史資料救出活動の経緯、そして救出活動で直面している課題等がまとめられているようです。

東日本大震災と福島県の文化財等救出活動-その経緯と問題点- (PDF)
http://www.geocities.jp/f_shiryounet/contents/20111212kadai.pdf

ふくしま歴史資料保存ネットワーク (2011/12/12付けで、「2011年12月までの経緯と問題点を以下にまとめました」とあります。)
http://www.geocities.jp/f_shiryounet/

琉球大学附属図書館、ILL料金の無料化についてハワイ大学マノア校図書館と覚書を締結

琉球大学附属図書館が、米ハワイ大学マノア校図書館と覚書を締結し、2011年11月23日から、図書の相互貸借(ILL)および文献複写にかかる料金が無料になったと発表しています。期間は今後5年間とされています。

ハワイ大学マノア校図書館とのILLの無料化について(琉球大学附属図書館 2011/12/15付けニュース)
http://www.lib.u-ryukyu.ac.jp/?p=7169

University of Hawaii at Manoa Library
http://library.manoa.hawaii.edu/