アーカイブ - 2011年 11月 29日

英国図書館(BL)、18世紀以降の400万ページのデジタル化新聞を全文検索・閲覧できる“The British Newspaper Archive”を公開

英国図書館(BL)が、オンライン出版のbrightsolid社と協力して、18世紀以降に英国・アイルランドで発行された200タイトル/400万ページの新聞をデジタル化し、その内容を全文検索及び閲覧できるウェブサイト“The British Newspaper Archive”を公開しました。検索は無料ですが、全文の閲覧は有料のようです(BL館内では無料)。BLは2010年5月に、同社と協力関係を結び、今後10年間で4,000万ページ以上の新聞をデジタル化していくと発表していました。

The British Newspaper Archive
http://www.britishnewspaperarchive.co.uk/

Murder, mania and a leech-powered weather machine: up to 4 million pages of historical newspapers now searchable online at britishnewspaperarchive.co.uk (BL 2011/11/29付けプレスリリース)

デンマークの公共図書館での電子書籍貸出サービス“eReolen”

Copenhagen post紙(英語版)で、デンマークの公共図書館での電子書籍貸出サービス“eReolen”についての記事が掲載されています。2011年11月から開始されたもので、記事では以下のような情報が掲載されています。
・デンマークの53の出版社の1,800タイトルが対象。
・開始からの約1か月間で、6,000人の利用者が9,600回利用した。
・貸出が行われる度、図書館から出版社に使用料が支払われる。(新刊の場合18.5クローネ、1年以上たった本は15クローネ)
・貸出期間や制限冊数は各図書館が決定する。
・eReolenの画面には、「試す」「借りる」「買う」というボタンがあり、この画面から利用者が購入した場合、利益は図書館と出版社に均等に分配される。
・図書館が販売を行うことに対して、出版社から反対の意見も出ている。

eReolenのサイトの情報によると、78の公共図書館が参加しているとのことです。

eReolen
https://ereolen.dk/

Libraries get into the digital book business(Copenhagen post 2011/11/28付けの記事)

Google検索の発展を振り返る6分間の動画と、今後向かっていく3つのトレンド

Googleが、同社のブログに、Google検索の技術発展の歴史をまとめた6分間の動画と、今後の3つのトレンドを掲載しています。Googleの目標は人々が探し求めている答えを素早く見つけられるようにすることであり、たいていの人々は最新の検索機能について知る必要はないとしながら、以下のトレンドについて述べています。

・Universal Search:ウェブページ、画像、動画、ニュース等、多種多様な情報を網羅的に探せるようにする。
・Quick Answers:検索結果の上部に表示される情報(現在は、飛行機の時間、スポーツの試合結果、天気予報等)の種類を増やし、より難しい質問にも答えられるようにする。
・The Future of Search:検索に必要な時間を減らし、簡単なものにしていく。現在は、Googleインスタント検索やボイスサーチが提供されている。

The evolution of search in six minutes (Official Google Blog 2011/11/28付け記事)
http://googleblog.blogspot.com/2011/11/evolution-of-search-in-six-minutes.html

キハラ株式会社、Facebookで図書館展示についておしゃべりする“BIBLIO-LOOKS”を開始

2011年11月29日、キハラ株式会社が、Facebook上でユーザが図書館展示に対する考えや想いを語り合うことができるコミュニティサービス“BIBLIO-LOOKS”を開始しました。申込フォームから展示に関する情報や写真を送信すると、BIBLIO-LOOKSのFacebookページに掲載されるというしくみのようです。月に1度、人気のあった展示が選ばれるとのことです。

BIBLIO-LOOKS(Facebook)
http://www.facebook.com/pages/BIBLIO-LOOKS/183467918394655

申込フォーム(キハラ)
https://www.kihara-lib.co.jp/ssl/biblooks.htm

【イベント】シンポジウム「文化財をまもる―災害から文化財をまもる―」(12/3・大阪)

2011年12月3日に、大阪の国立民族学博物館講堂で、文化財保存修復学会の公開シンポジウム「文化財をまもる―災害から文化財をまもる―」が開催されるようです。なお、参加費は無料のようですが、参加にあたっては事前申込が必要のようです。

文化財をまもる―災害から文化財をまもる―
http://www.kuba.co.jp/bunkazai2011/index.html

英国のウスターシャー州で公共・大学図書館等の5施設を統合させた“Worcester Library & History Centre”を建設中

英国のCAPITA社が発行している季刊誌“Panlibus”の22号(2011年秋号)でシェアードサービス(shared services)特集が組まれており、24~25ページでウスターシャー州の“The Hive Project”が紹介されています。同州のウスター市立図書館とウスター大学図書館等の5施設を統合させ、“Worcester Library & History Centre”を建設するというもののようです。プロジェクトのサイトでは、2012年7月の開館予定で、この種の施設は欧州で初、とされています。また、6~7ページには英国のウェストミンスター区、ハマースミス&フラム区、ケンジントン&チェルシー王立区の3区にある21図書館でサービスの一部を共同化し、年間100万ポンドのコストダウンに成功したという事例も紹介されています。

Worcester Library & History Centre
http://www.wlhc.org.uk/index.html

The Hive Project
http://www.worcestershire.gov.uk/cms/community-and-living/property-services/strategic-projects/the-hive--project.aspx

アメリカ・カトリック大学図書館、デジタル人文学研究のためのリサーチガイドを公開

2011年11月28日に、米国のアメリカ・カトリック大学(Catholic University of America)図書館が、デジタル人文学(Digital Humanities)研究のためのリサーチガイドを公開したようです。このリサーチガイドでは、同大学図書館が提供しているリソースの他に、研究に役立つウェブサイトやブログ、ツール等の推薦も行っているようです。なお、同様のリサーチガイドは、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、ワシントン大学、ハーバード大学、デューク大学等の各大学図書館も公開しているようです。

Digital Humanities (Catholic University of America, University Librariesのウェブサイト)
http://guides.lib.cua.edu/digitalhumanities

New Research Guide for Digital Humanities (Catholic University of America, University Libraries 2011/11/28付けの記事)
http://www.lib.cua.edu/newsevents/2370/

Digital Humanities (UCLAのウェブサイト)

宮城歴史資料保全ネットワーク、「歴史資料保全活動におけるデジタルカメラによる文書資料撮影の手引き」第4版を公開

2011年11月20日に、宮城歴史資料保全ネットワークが、「歴史資料保全活動におけるデジタルカメラによる文書資料撮影の手引き」の第4版を公開したようです。

歴史資料保全活動におけるデジタルカメラによる文書資料撮影の手引き(第4版) (宮城歴史資料保全ネットワークのウェブサイト)
http://www.miyagi-shiryounet.org/01/satuei04/satueihou04.htm

英ケンブリッジ大学出版局が学術論文レンタルサービス“Article Rental”を開始 24時間で1本5.99ドル

英国のケンブリッジ大学出版局が、電子ジャーナルプラットフォーム“Cambridge Journals Online”(CJO)において、学術論文レンタルサービス“Article Rental”を開始したそうです。レンタル期間は24時間、価格は5.99ドル/3.99ポンド/4.49ユーロ、論文PDFはウェブ経由のアクセスで閲覧のみ(ダウンロード、印刷、コピー&ペーストは不可)、という条件のようです。サービス対象ジャーナルは当初100タイトルですが、今後は学会誌を含めたCJOの全タイトルに展開していきたいとされています。また、モバイルサイト“CJO Mobile”でのサービス提供も計画されているとのことです。

Article Rental (CJO)
http://journals.cambridge.org/action/displaySpecialPage?pageId=3172

Journals offering Article Rental (CJO)
http://journals.cambridge.org/action/displaySpecialPage?pageId=3176&archive=3176

石巻専修大学図書館、図書館ハザードマップなどを収録した「図書館地震対応マニュアル」を公開

宮城県石巻市にある石巻専修大学図書館が、2011年11月28日に「石巻専修大学図書館地震対応マニュアルver.1」を公開しました。避難行動フローチャート、図書館ハザードマップ、キャンパスマップ、東日本大震災による被災状況写真などが掲載されています。

石巻専修大学図書館地震対応マニュアルver.1(同館トップページに2011/11/28付けで「ハザードマップを作成しました」とあり)
http://www.isenshu-u.ac.jp/library/img/2011bousai.pdf