アーカイブ - 2011年 10月 5日

英国博物館・図書館・文書館国家評議会、イングランド芸術評議会と英国国立公文書館へ事業を引き継ぐ

英国の博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)の解散に伴い、これまでMLAが担ってきた同国の博物館、図書館、文書館に対する支援事業が、2011年10月1日から、博物館と図書館の分野についてはイングランド芸術評議会(ACE)へ、文書館の分野については英国国立公文書館(TNA)へと引き継がれたようです。

Responsibilities transfer (MLA 2011/9/30付けの記事)
http://www.mla.gov.uk/news_and_views/press_releases/2011/responsibilities_transfer

Museums and Libraries formally transfer to Arts Council England (ACE 2011/10/3付けの記事)
http://www.artscouncil.org.uk/news/museums-and-libraries-formally-transfer-arts-counc/

New leadership role for The National Archives (TNA 2011/10/3付けの記事)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/624.htm

参考:

米コピーライト・クリアランス・センター(CCC)、“RightsLink”をiPhone・iPadアプリ内で利用するためのツールキットを開発

米国の著作権集中管理団体であるコピーライト・クリアランス・センター(CCC)が、オンラインでコンテンツのライセンスを取得するサービス“RightsLink”をiPad・iPhoneアプリ内から利用できるようにするためのツールキットを開発したそうです。RightsLinkのPlus版またはPremium版を契約しているユーザ(出版社など)が対象とされています。

Copyright Clearance Center develops in-app licensing toolkit (Library Technology Guides 2011/10/3付けニュース)
http://www.librarytechnology.org/ltg-displaytext.pl?RC=16095

三省堂書店、学校図書館向けクラウド型図書館システム“LX 3.0 School”の受付を開始

2011年10月5日から、三省堂書店が、中学・高等学校向けのクラウド版総合図書館業務サービス“LX 3.0 School”に関する問い合わせを受付開始したとのことです。LX 3.0 Schoolは、株式会社システムラボが開発した、蔵書管理や貸出返却などの業務やOPACなどのサービスを提供するクラウド型の図書館システムで、専門図書館向けシステム“LX 3.0”を学校向けに改修したもののようです。導入費用は0円、月額利用料は3万円から、最低利用期間は1か月からとされています。

LX 3.0 School
http://www.libraryexpert.net/

LX 3.0
http://www.systemlab.co.jp/products/lx/index.html

【イベント】ビブリオバトル首都決戦2011(10/30・東京)

参加者が5分間で本を紹介し、それを聞いた観客が一番読みたくなった本を投票するビブリオバトルの全国大会「ビブリオバトル首都決戦2011」が2011年10月30日に東京都で開催されるそうです。2010年度は東京都を中心に行われた予選大会が、2011年度は北海道から九州にわたって全国の大学などで開催されているようです。

ビブリオバトル首都決戦2011
http://shuto.bibliobattle.jp/

ビブリオバトル首都決戦2011 - 各地の予選会情報
http://shuto.bibliobattle.jp/yosen_japan

参考:
奈良県立図書情報館、公共図書館では初の、知的書評合戦「ビブリオバトル」開催へ
http://current.ndl.go.jp/node/17713

国立情報学研究所(NII)、CiNiiのサービスに関するアンケートを実施中(2011年度)

国立情報学研究所(NII)が、論文情報ナビゲータ“CiNii”のサービスに関するアンケートを実施しています。実施期間は2011年10月4日から11月3日までとのことです。

CiNii のサービスに関するアンケート
https://portaltools.nii.ac.jp/cgi-bin/enquete/form/cinii2011

参考:
CiNiiのサービスに関するアンケート調査の結果(2010年度)
http://current.ndl.go.jp/node/18532

国立国会図書館調査局、調査リポート「首都直下地震と首都機能をめぐる課題」を刊行

国立国会図書館は、調査及び立法考査局による刊行物『調査と情報-ISSUE BRIEF-』シリーズのNo.725として、「首都直下地震と首都機能をめぐる課題」を2011年10月4日付けで刊行し、ウェブで公開しました。

首都直下地震と首都機能をめぐる課題(PDF:13ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/pdf/0725.pdf

参考:
国立国会図書館調査局が「東日本大震災に伴う税制上の特例措置」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/17995

国立国会図書館調査局、調査リポート「東日本大震災の概況と政策課題」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/18086

国立国会図書館調査局、「被災者生活支援に関する制度」と「被災地における医療・介護」についてのリポートを公開
http://current.ndl.go.jp/node/18396

国立国会図書館調査局、調査リポート「福島第一原発事故とその影響」を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/18534

国立国会図書館調査局、調査リポート「東日本大震災後の災害廃棄物処理―これまでの取組みと今後の課題―」を刊行

京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試み

京都女子大学の司書課程で行われた「レファレンスPOP」という試みが同大学図書館の「ライブラリーニュース」No.15(2011年3月発行)で紹介されています。これは、司書課程のレファレンスサービス演習で行われたもので、受講生にレファレンスブックの特徴を小型カードで紹介する“POP”を作成してもらい、実際に図書館に展示したというものだそうです。展示期間に投票を実施したところ、「実際に本を手に取ってみたくなったPOP」の第1位は『完訳 世界文学にみる架空地名大事典』だったそうで、POPに書かれた「ムーミン谷がどこにあるか知っていますか?」のような質問調のメッセージにはレファレンスブックへの興味を高める効果があることが分かったとされています。

ライブラリーニュース, No.15 (p.14~17に「レファレンスPOP:これからは見える図書館」という記事あり)
http://www.kyoto-wu.ac.jp/library/news/library_news/LibraryNews_15.pdf

英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、大学研究者向けにTwitter活用ガイドを公開

2011年9月29日に、英国のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究プロジェクトである“Impact of the Social Sciences Project”が、大学研究者向けにTwitterの活用ガイドを公開しました。Twitterアカウントの取得方法やフォロアーの増やし方の他に、研究プロジェクトでの活用方法、教育の場での利用方法等が解説されています。

Using Twitter in university research, teaching and impact activities: A guide for academics and researchers (PDF)
http://www2.lse.ac.uk/government/research/resgroups/LSEPublicPolicy/pdf/Twitter_Guide_Sept_2011.pdf

Available now: a guide to using Twitter in university research, teaching, and impact activities (London School of Economics and Political Science 2011/9/29付けの記事)

欧州の国立図書館がEuropeanaに提供している全メタデータがパブリックドメインに

2011年9月28日付けの欧州国立図書館長会議(CENL)のプレスリリースによると、デンマーク王立図書館で開催された会議において、 CENLに参加している49の国立図書館のデータに関してオープンなライセンシングを支持することが決定されたそうです。その結果として、まず、各国立図書館が欧州のデジタル文化資源ポータル“Europeana”に提供している全てのメタデータがクリエイティブコモンズのCC0ライセンス(パブリックドメイン)になるそうです。

Europe's national librarians support Open Data licensing (PDF:3ページ)
http://www.theeuropeanlibrary.org/portal/organisation/press/documents/CENL%20adopts%20CC0.pdf

CENL and EUscreen sign up for CC0 (LIBER 2011/9/29付けニュース)
http://www.libereurope.eu/news/cenl-and-euscreen-sign-up-for-cc0

Google Japan、ブログで「災害時、急激なアクセス集中に備えてウェブマスターができること」を公開

2011/10/3付けのGoogle Japan Developer Relations Blogに「災害時、急激なアクセス集中に備えてウェブマスターができること」という記事が掲載されています。自然災害の発生時に自治体などのサイトにアクセスが集中した結果サーバーがダウンしてしまう問題への対策として、以下の4つの方法が提案されています。

・軽量化したサイトを別途用意する。
・なるべく軽いファイル形式で提供する。
・表や数値データはCSVやXMLなどの形式でも用意する。
・サードパーティのサービスを活用する。

また、公的なサービスを提供するサイトについては、ダウンしてしまった場合でもキャッシュデータをGoogleの検索結果に表示してユーザにサイトを閲覧させることができる申請制サービスについても紹介されています。

災害時、急激なアクセス集中に備えてウェブマスターができること(Google Japan Developer Relations Blog 2011/10/3付け記事)
http://googledevjp.blogspot.com/2011/10/blog-post.html

災害時における緊急用キャッシュへの登録フォーム(Google)

東京外国語大学附属図書館、多言語コンシェルジュによる「学生相談デスク」をスタート

2011年10月3日、東京外国語大学附属図書館が「学生相談デスク」というサービスをスタートしたとのことです。大学院生が「多言語コンシェルジュ」として、文献や情報の探し方やレポートや卒論の書き方など、さまざまな言語・分野にわたって利用者の相談に乗ってくれるというもののようです。ウェブサイトには多言語コンシェルジュの在席スケジュールが、専攻言語・分野とともに公開されています。

学習相談デスク(東京外国語大学附属図書館)
http://www.tufs.ac.jp/library/lc/index.html

東京外国語大学附属図書館(トップページに「学習相談デスク10月3日スタート!」とあり)
http://www.tufs.ac.jp/library/

津波で建物が流失した南三陸町図書館の仮設図書館がオープン

東日本大震災で津波によって図書館の建物が流失した宮城県の南三陸町図書館が、2011年10月5日の午前10時から仮設図書館でのサービスを再開したそうです。仮設図書館で使用されているプレハブは図書館振興財団から送られたもので、併せて移動図書館(同町のサイトによると運行準備中)も貸与されているとのことです。また、ウェブサイト“Time with Books”の「図書館アポなし見学記」で仮設図書館開館までの様子が紹介されています。

宮城・南三陸町の図書館が再開 コンテナに寄贈本3千冊(47ニュース 2011/10/5付けニュース)
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100501000312.html

南三陸町図書館(図書館振興財団事務局ブログ 2011/10/3付け記事)
http://d.hatena.ne.jp/toshokanshinko/20111003

甦る図書館-南三陸町(仮設)図書館(Time with Books「図書館アポなし見学記」 2011/10/1付け記事)
http://www.timewithbooks.com/monthly_special/06okamoto/vol42/p01/p01.html

南三陸町図書館再開のお知らせ(南三陸町 2011/9/26付けの情報)

国立国会図書館、「歴史的音源」の公立図書館への配信試行の参加館を募集

国立国会図書館は、「歴史的音源」の公立図書館への配信試行の参加館を募集しています。「歴史的音源」とは、歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)がデジタル化した、1900年初頭から1950年頃までに国内で製造されたSP盤及び金属原盤等に収録された音楽・演説等の音源を、国立国会図書館の館内およびウェブサイト(一部の資料のみ)で提供しているものですが、今回の試行提供では、参加館の館内ですべての音源を図書館利用者に提供することができます。今回の募集(第一次)の募集期間は、2011年10月から12月までです。

公立図書館への歴史的音源の配信試行提供に関するページ(国立国会図書館)
http://dl.ndl.go.jp/ja/rekion4Lib.html

歴史的音源
http://dl.ndl.go.jp/#music

英国Open University、英国のオープンアクセスリポジトリの全文検索エンジン“CORE”を開発

英国Open University(OU)の研究所であるKnowledge Media Instituteが、英国の142あるオープンアクセスリポジトリを全文検索できる“CORE”(COnnecting REpositories)を開発したようです。“CORE”はオンラインポータルサイトやモバイル端末からアクセスできる他に、“CORE”を実装したリポジトリや図書館サイトからも利用できるようで、すでにOUのリポジトリである“Open Research Online”で使われているようです。

OU develops UK’s first full-text search engine to aid research scholars (Open University 2011/9/30付けの記事)
http://www3.open.ac.uk/media/fullstory.aspx?id=22097

UK’s first open access full-text search engine to aid research (JISC 2011/10/3付けの記事)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2011/09/openaccess.aspx