アーカイブ - 2011年 10月 28日

和歌山県有田川町の公共図書館が電子書籍貸出サービスを導入へ

和歌山県有田郡有田川町の有田川町地域交流センター(ALEC)に設置されている図書館が、2011年11月3日から電子書籍サービスを導入するようです。和歌山県内では初で、町としては全国初のようです。導入される「有田川Web-Library」では、電子書籍や郷土資料のほか、町主催で実施した『絵本コンクール』の優秀作品をデジタル化して作成する独自の絵本コンテンツ等1,000タイトルを提供するとのことで、利用者のPCからだけでなく、iPadを通じても利用できるようです。ALECの館長ブログの記事によると、11月3日には公開記念のイベントが同館で開催されるようです。

いよいよ登場!!! Web-Library… 全国の町村では初めてです!! (アレックへようこそ! 2011/10/27付けの記事)
http://blogs.yahoo.co.jp/aleccenter704/27989747.html

三重県立図書館職員による岩手、宮城、福島での現地調査報告資料が公開

2011年10月1日に三重県立図書館で実施されたトークライブ「図書館がなくなった。」で報告された、同館職員による岩手、宮城、福島各県の現地調査資料が公開されています。

岩手県現地調査報告 (PDF)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/life/iwate_bm.pdf

宮城県現地調査報告 (PDF)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/life/miyagi_bm.pdf

福島県現地調査報告 (PDF)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/life/fukushima_bm.pdf

スペイン国立図書館(BNE)、2012-2014年の戦略計画を発表

2011年10月27日、スペイン国立図書館(BNE)が2012-2014年の戦略計画を発表しました。戦略計画では、「質」(Calidad)「厳格さ」(Austeridad)「一貫性」(Coherencia)「永続性」(Vocación de permanencia)の4つを計画を規定する価値と定め、現状分析を踏まえた上で、サービスの質向上、コスト削減、業務合理化、BNEの本質的な機能の強化を今後の方針として掲げているようです。

Plan Estratégico 2012-2014 (PDF)
http://www.bne.es/es/LaBNE/MemoriaPlan/PlanEstrategico/docs/PlanEstrategico12-14.pdf

ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学図書館、歴史資料約1,500点をデジタル化公開

2011年10月24日に、ドイツのヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学(ミュンスター大学)図書館が、デジタル化した同館の歴史資料をオンラインで提供するポータルサイトを開設したようです。現在のところ、主にヴェストファーレンに関する、1505年から1946年までの歴史資料1,500点以上を提供しているようです。

Digitale Sammlungen
http://sammlungen.ulb.uni-muenster.de/

Ein virtueller Lesesaal für historische Bestände (Universitäts- und Landesbibliothek Münster 2011/10/25付けの記事)
http://www.ulb.uni-muenster.de/forum/nachrichten/2011-10-25_digitale-sammlungen.html

Google、世界30か国におけるスマートフォンユーザの行動・意識調査の結果を公表

2011年10月27日に、Googleが、IPSOS、モバイルマーケティング協会と共同で、世界30か国、30,000人のスマートフォンユーザを対象に実施した、スマートフォンに関する大規模な行動・意識調査の結果を公表しました。調査は、スマートフォンの普及率、利用状況・シーン、使用用途、オンラインコマース(情報収集と購入活動)、広告への反応の5つに分けられており、“Our Mobile Planet”のウェブサイトで、調査項目や対象国を自由に設定して、インタラクティブに調査結果を閲覧できるようです。

Our Mobile Planet
http://www.ourmobileplanet.com/

世界のスマートフォン利用に関する大規模調査サイトを公開します (Google Japan Blog 2011/10/27付けの記事)
http://googlejapan.blogspot.com/2011/10/blog-post_27.html

欧州のテレビ放送に関するアーカイブプロジェクト“EUscreen”のポータルサイトが正式オープン

2011年10月27日、世界視聴覚遺産の日に合わせ、欧州のテレビ放送に関するアーカイブプロジェクト“EUscreen”のポータルサイトが正式にオープンしたようです。欧州20か国の機関からの3万点の資料にアクセスできるとのことです。

EUscreen
http://www.euscreen.eu/

EUscreen Portal Launched in celebration of UNESCO’s World Day of Audiovisual Heritage(EUscreen 2011/10/27付けの発表)
http://blog.euscreen.eu/?p=2195

参考:
欧州のテレビ資料の保存と利用に関するプロジェクト“EUscreen”、初の年次報告書を刊行
http://current.ndl.go.jp/node/17151

Ex Libris社の学術文献レコメンデーションサービス“bX”が、Elsevier社のScopus及びScience Directと連携

2011年10月26日、Ex Libris社が、同社の学術文献レコメンデーションサービス“bX”と、Elsevier社のSciVerse Scopus及びSciverse Science Directの連携を発表しました。bXはリンクリゾルバの利用ログを用いて関連文献をおすすめするサービスで、連携の結果、ScopusやScience Directの検索結果に関連文献が表示されるようになるようです。これらのサービスを共に導入している機関が対象とされています。

Elsevier and Ex Libris Collaborate to Present bX Recommendations in Scopus and Science Direct (Ex Libris 2011/10/26付けプレスリリース)
http://www.exlibrisgroup.com/?catid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&itemid={94954577-220F-48EA-A11D-8675FD6659F2}

青森県板柳町で第3回「家読サミットin板柳」と第1回「子ども司書推進全国研究大会」が開催

2011年11月5日に青森県板柳町で第3回「家読サミットin板柳」が開催されるそうです。家読(うちどく)は家庭読書の略で、「朝読」(朝の読書の略)の家庭版として考えられたとされています。この家読サミットは過去に茨城県大子町と佐賀県伊万里市で開催されています。合わせて、4日には第1回「子ども司書推進全国研究大会」も開催され、講演やケーススタディのほか、子ども司書推進全国ネットワークの提案などが行われるようです。

家族で知る読書の楽しさ/板柳・家読サミット(Web東奥 2011/10/20付け社説)
http://www.toonippo.co.jp/shasetsu/sha2011/sha20111020.html

子ども司書制度(家読(うちどく)推進プロジェクト)
http://uchidoku.com/index.php?page_id=21

家読サミット開催地(家読(うちどく)推進プロジェクト)
http://uchidoku.com/?page_id=22

第1回子ども司書推進全国研究大会開催要項(PDF文書:2ページ)
http://uchidoku.com/?action=common_download_main&upload_id=598

参考:
「もったいない図書館」の矢祭町、「子ども司書」制度を開始へ

Right to Research Coalition、オープンアクセスで提供する研究論文の価値を高めるための学生向けガイドを公開

2011年10月27日に、学術情報のオープンアクセスを求めて活動を行っている、大学生・大学院生による国際的なアドヴォカシー団体“Right to Research Coalition”が、“Optimize Your Publishing, Maximize Your Impact”と題した学生向けのガイドを公開したようです。このガイドは、オープンアクセスで提供する研究論文の読者の獲得とインパクトを高める方法について解説したもののようです。ガイドには、オープンアクセス雑誌やリポジトリ、著者の権利等の説明に加えて、おかれた状況に応じて論文投稿のあり方を検討するための決定木(decision tree)も収録されているようです。

Optimize Your Publishing, Maximize Your Impac (PDF)
http://www.righttoresearch.org/bm~doc/r2rc_open_publishing_guide.pdf

R2RC Launches New Open Publishing Guide for Students (Right to Research Coalition 2011/10/27付けの記事)

ソニー、読書週間にちなんだ「SNSを休んで本を読もう!“Reader”読書週間キャンペーン」を実施

10月27日は「文字・活字文化の日」で、毎年、この日から11月9日までが「読書週間」とされています。読書週間ちなみ、電子書籍リーダー“Reader”を販売するソニーが「SNSを休んで本を読もう!“Reader”読書週間キャンペーン」を行っています。キャンペーンの内容には、Twitter上で1日に目にする文字数(フォローしているアカウントのツイートの文字数総数)に相当する電子書籍のおすすめや、24時間Twitterを「お休み」したひとへの「読書をする旅」のプレゼントが含まれているようです。

SNSを休んで本を読もう!“Reader”読書週間キャンペーン(ソニー)
http://www.sony.jp/reader/contents/dokusho/

OCLC、ユタ大学らとデジタルリポジトリの検索エンジン最適化(SEO)に関する研究プロジェクトを開始

2011年10月27日、OCLC Researchが、ユタ大学、電子図書館連合(DLF)、マウンテンウェスト電子図書館(Mountain West Digital Library)と合同で、“Getting Found: Search Engine Optimization for Digital Repositories”と題した3年間の研究プロジェクトを行うと発表しました。米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)からの助成を受けているそうです。プロジェクトの目的は、図書館のデジタルリポジトリの検索エンジン最適化(Search Engine Optimization:SEO)で、検索エンジンにおける可視性を向上させるための戦略の構築と、優良事例のガイドラインを作ることとしています。

Congratulations to Kenning Arlitsch and Colleagues on IMLS Support for the "Getting Found" Project (OCLC 2011/10/27付けプレスリリース)
http://www.oclc.org/research/news/2011-10-27.htm

参考:
OCLC、バーチャルレファレンスサービスとQ&Aサイトの連携の可能性を探る研究プロジェクトを開始

欧州委員会、大規模デジタル化テキスト処理の改善やノウハウ共有を目的としたIMPACT Centre of Competenceを設立

2011年10月24-25日に、英国図書館(BL)において、大規模デジタル化におけるテキスト化処理の改善やノウハウの共有等を目指す欧州のプロジェクト“IMPACT”の最終カンファレンスが開催され、その席で欧州委員会(EC)情報社会・メディア総局(Information Society and Media Directorate General)のKhalil Rouhana氏が、“IMPACT”プロジェクトを引き継いだ、IMPACT Centre of Competenceの設立を発表したようです。IMPACT Centre of Competenceは、欧州の歴史的な印刷資料のデジタル化を、より高品質で、より早く、そしてより安く行なうこと、そしてデジタル化のワークフローに関わるツールやサービス、知識の共有等を目的とするようです。

IMPACT Centre of Competence
http://www.digitisation.eu/

IMPACT Centre of Competence launched! (IMPACT 2011/10/25付けの記事)

英国王立協会、70年以上前に発行された学術雑誌論文のデジタルアーカイブをオープンアクセスで提供

2011年10月26日に、英国王立協会(Royal Society)が、同協会の刊行誌の論文をデジタル化したアーカイブ“Royal Society Digital Journal Archive”の一部をオープンアクセス(OA)化すると発表したようです。これは同協会が進めている学術出版物のOA化に対応したもので、この度公開されるのは、70年以上前に発行された学術雑誌論文約6万件のようです。この中にはニュートンやダーウィン、ベンジャミン・フランクリン等の論文も含まれているようです。

Royal Society journal archive made permanently free to access (Royal Society 2011/10/26付けの記事)
http://royalsociety.org/news/Royal-Society-journal-archive-made-permanently-free-to-access/?f=1

Royal Society Makes Journal Articles Published More Than 70 Years Ago Open Access (Digital Koans 2011/10/26付けの記事)