アーカイブ - 2011年 10月 26日

インターネット上の情報をクラウドソーシングでピアレビューする試み“hypothes.is”

インターネット上に存在する情報の質を高めるため、クラウドソーシングでインターネットの情報をピアレビューする“hypothes.is”というプロジェクトがあるようです。“hypothes.is”は、オープンソースでコミュニティ主導型、センテンスレベルでアノテーションを行うことが可能な分散プラットフォームの構築を目指しているようです。なお、現在のところ“hypothes.is”は、プロトタイプの開発のため、Kickstarterで寄付を募っているようです。

hypothes.is
http://hypothes.is/

教育資源メタデータイニシアティブ(LRMI)のウェブサイトが公開

クリエイティブコモンズ(Creative Commons)と全米教育出版協会(AEP)による共同プロジェクト、教育資源メタデータイニシアティブ(the Learning Resource Metadata Initiative:LRMI)のウェブサイトが開設されています。2011年10月21日からは、LRMIのテクニカルワーキンググループが作成したドラフト版を公開して、意見を募集しているようです。

Open for Comment -- Public Draft of the Learning Resource Metadata Initiative Specification (Creative Commmons 2011/10/21付けの記事)
http://creativecommons.org/weblog/entry/29619

Education Metadata Project Launches New Website (Association of Education Publishers 2011/10/10付けの記事)
http://www.aepweb.org/mediacenter/LRMI_Web_Launch_10-10-11.htm

Learning Resource Metadata Initiative

国立公文書館、寄贈・寄託文書の目録をデジタルアーカイブで公開

国立公文書館が、同館のデジタルアーカイブで「寄贈・寄託文書」の目録を公開したようです。資料群は、西園寺公望関係文書や佐藤栄作関係文書等の24件のようです。

国立公文書館デジタルアーカイブ (寄贈・寄託文書の資料群一覧)
http://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/layered#F2011060319483712713-sdefault-1-leftupd_F2011060319483712713-1-20-a-n1-i

国立公文書館 (2011/10/25現在、「公文書館ニュース」のトップに「寄贈・寄託文書の目録を公開しました。」とあります。)
http://www.archives.go.jp/

米国情報標準化機構(NISO)、ディスカバリーサービスに関する標準の開発などを目的とした新しいイニシアティブを発表

2011年10月25日、米国情報標準化機構(NISO)が、図書館のディスカバリーサービスに関する規格・標準の開発や優良事例の推奨などを目的とした新しいイニシアティブ“Open Discovery Initiative”を発表しました。同イニシアティブに関するメーリングリストも開設されているとのことです。立ち上げには図書館システムに関する情報提供サイト“Library Technology Guides”で知られるブリーディング(Marshall Breeding)氏らが関わっているようです。

NISO Launches New Open Discovery Initiative to Develop Standards and Recommended Practices for Library Discovery Services Based on Indexed Search (NISO 2011/10/25付けニュース)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=21d5364c586575fd5d4dd408f17c5dc062b1ef5f

Open Discovery Mailing List Home
http://www.niso.org/lists/opendscovery/

それはまるで本の巣箱、“Little Free Library”がシラキュース大学にも(米国)

巣箱のような本の貸出ポストをつくって地域住民への読書推進活動を行っている“Little Free Library”が、米国のシラキュース大学にも登場するようです。ウィスコンシンで始まったLittle Free Librayは、地域住民に本を無料で貸し出して読書活動を推進し、地域コミュニティのアイデンティティ形成を促すとともに、アンドリュー・カーネギーを超える2,510館以上の「図書館」建設を目標としたプロジェクトのようです。現在、シラキュース大学の情報学部(Shool of Information Studies)等を中心に、同大学の図書館員やデザイナー等のグループが、学内の設置場所や蔵書のテーマについて検討を続けているようです。

Syracuse Little Free Libraries Project Launches (Information Space 2011/10/14付けの記事)
http://infospace.ischool.syr.edu/2011/10/14/syracuse-little-free-libraries-project-launches/

The Little Free Libraries Project Comes to Syracuse (Information Space 2011/10/20付けの記事)

Elsevier主催“Apps for Library Idea Challenge”コンテスト、エントリーされた10本のアイディアへの投票を受付中

Elsevier社が開催中のコンテスト“Apps for Library Idea Challenge”にエントリーされた以下の10本のアイディアが公開され、2011年10月28日まで投票が受け付けられています。投票するにはコンテストのサイト上でユーザ登録をする必要があります。

・Determining the number of authors per article
・Journal Abbreviation Translator
・Journals/Conferences @ Your Fingertips
・JTOCs 2 Go
・SciVerse Live Chat
・SciVerse Search with Support
・Search Aid
・Visualization of facets
・Vocabulary Mapping
・Yumetrics or Scimetrics

エントリー作品一覧(Apps for Library Idea Challenge)
http://www.appsforlibrary.com/entries/

Let the voting begin! (Apps for Library Idea Challengeのブログ 2011/10/17付け記事)

毎日新聞社、第65回読書世論調査の結果概要を発表

毎日新聞社が第65回「読書世論調査」の結果概要を発表しています。同調査は「読書週間」に合わせて年1回行っているものです。概要では、東日本大震災に関連する書籍を回答者の3割が読んだ、本の購入先は5割が「大型書店」である、などの結果が紹介されています。同調査と「第57回学校読書調査」の結果をまとめた報告書「読書世論調査2012年版」が2012年春に発行される予定とのことです。

第65回読書世論調査:震災体験、読書に影響 解説本に高まる関心(その1)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20111026ddm010040005000c.html

第65回読書世論調査:震災体験、読書に影響 解説本に高まる関心(その2止)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20111026ddm010040006000c.html

英国情報システム合同委員会(JISC)による2つのオープンアクセス関係の研究レポート

英国情報システム合同委員会(JISC)の英国オープンアクセス実行グループ(UK Open Access Implementation Group:OAIG)が、オープンアクセス(OA)に関する2つの調査レポートを公開したようです。1つ目の“Benefits to the Private Sector of Open Access to Higher Education and Scholarly Research”は、企業が大学等の研究成果をOAで利用することで、コストと時間の削減につながり、開発サイクルを短縮することができる等の効果があることについて検証したもののようです。2つ目の“Open Access Fees Report”は、OA出版に係る出版費用について調査したもののようです。なお、OAIGはこれらのレポートとともに、大学等の研究機関向けに、OAポリシーの採択やOAの取り組みに役立つような情報をまとめたリソースパックも公開しています。

Benefits to the Private Sector of Open Access to Higher Education and Scholarly Research (PDF)

東京大学附属図書館、新図書館構想について利用者からの意見を募集中

東京大学附属図書館が新図書館構想の骨子とFAQを公開し、構想について広く利用者からの意見を募集しています。募集期間は2011年10月25日から12月26日までとされています。

東京大学新図書館構想に関する意見募集について
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/ac/iken.html

東京大学新図書館構想の骨子
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/ac/detail.html

東京大学新図書館構想 FAQ(よくある質問)
http://www.lib.u-tokyo.ac.jp/koho/ac/faq.html

W3Cの“Library Linked Data Incubator Group”が最終報告書を公開

2011年10月25日、World Wide Web Consortium(W3C)の“Library Linked Data Incubator Group”が執筆した報告書最終版が公開されました。7月にドラフト版に対するパブリックコメントが募集されていたものです。報告書本体に加え、書誌データなどを公開する際にセマンティックウェブの標準やLinked Dataを採用することの利点などを述べた“Use Cases”と、Linked Data形式の図書館データを作成するための情報源をまとめた“Datasets, Value Vocabularies, and Metadata Element Sets”が含まれているようです。

Library Linked Data Incubator Group Final Report
http://www.w3.org/2005/Incubator/lld/XGR-lld-20111025/

Library Linked Data Incubator Group: Datasets, Value Vocabularies, and Metadata Element Sets
http://www.w3.org/2005/Incubator/lld/XGR-lld-vocabdataset-20111025/