アーカイブ - 2011年 10月 12日

学術図書館研究委員会(SCREAL)、研究者・大学院生を対象とした「学術情報の利用に関する調査2011」を開始

学術図書館研究委員会(SCREAL)が、研究者及び大学院生を対象とした「学術情報の利用に関する調査2011」を開始しました。回答期間は2011年10月12日から11月15日までです。同調査の目的は、研究者や大学院生の情報利用行動(どのように論文を発見し、収集し、活用しているか)を明らかにし、学術情報の利用環境の変化が、研究者らの情報需要と大学図書館に対する期待・要求に与えている影響について探ること、としています。

「学術情報の利用に関する調査2011」について(SCREAL)
https://www.screal.jp/inst_survey.html

(同英語ページ)
https://www.screal.jp/inst_survey-e.html

上田女子短期大学の「図書館職員学び直し講座」の第5講座

長野県の上田女子短期大学が主催する「図書館職員学び直し講座」の第5講座「主題専門知識」が、2011年11月7日から2012年3月19日にかけて開催されます。法律、健康・医療、郷土史、文学等がテーマとなっています。

図書館職員学び直し講座 「第5講座」 のご案内
http://www.uedawjc.ac.jp/news_from_jc/2011/news_from_jc2011-12.html

参考:
上田女子短期大学の「図書館職員学び直し講座」の第4講座
http://current.ndl.go.jp/node/18154

【イベント】アジア歴史資料センター設立10周年記念シンポジウム~アジ歴10周年の回顧と展望~(11/18・東京)

国立公文書館アジア歴史資料センターが設立10周年を迎えるのを記念して、2011年11月18日に「アジ歴10周年の回顧と展望」というテーマで記念シンポジウムを開催するようです。場所は早稲田大学小野記念講堂とのことです。なお、参加にあたっては事前の申し込みが必要のようです。

アジア歴史資料センター設立10 周年記念シンポジウム (PDF)
http://www.jacar.go.jp/pdf/sympo.pdf

アジ歴設立10周年記念シンポジウム (アジア歴史資料センター 2011/10/11付けの記事)
http://www.jacar.go.jp/news.html#t20111011

国立国会図書館、「第13回図書館総合展」で展示やフォーラムなどを実施

国立国会図書館は、2011年11月9日(水)から11日(金)まで、パシフィコ横浜で開催される第13回図書館総合展に参加します。展示ブースで国立国会図書館のサービスを紹介するとともに、10日と11日には「デジタルアーカイブを繋げる―PORTAによる『これまで』とNDLサーチによる『これから』―」をテーマにフォーラムを開催します。また、ポスターセッションでは、カレントアウェアネス・ポータル、レファレンス協同データベース事業、図書館及び関連組織のための国際標準識別子(ISIL)を紹介します。

第13回図書館総合展に参加します(国立国会図書館 2011/10/11付けのニュース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2011/1192303_1670.html

第13回図書館総合展 フォーラム 「デジタルアーカイブを繋げる—PORTAによる『これまで』とNDLサーチによる『これから』—」(フォーラムの案内・参加申込ページ)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/lff2011.html

図書館総合展
http://2011.libraryfair.jp/

参考:
国立国会図書館、「第12回図書館総合展」で展示やフォーラムなどを実施

ハーバード大学の卒業生が開発した無料の文献管理ツール“ReadCube”が公開

2011年10月11日、ハーバード大学の卒業生らが創業した米国のベンチャー企業Labtivaが、無料の文献管理ツール“ReadCube”を公開しました。ReadCubeには、文献PDFの管理や全文検索機能、文献のメタデータを自動認識する機能、文献にマーカーやコメントを加える機能、大学など所属機関の認証システムに対応する機能、関心領域や保存している文献に関連した文献を毎日推薦する機能、参考文献リストをEndNoteなどのツールに出力する機能、などが含まれているようです。同社は、出版社大手のマクミラン傘下のDigital Scienceから投資を受けているとしています。

ReadCube
http://www.readcube.com/

ReadCube > features
http://www.readcube.com/#features

digital science announces investment in boston based start-up laptiva (laptiva 2011/10/11付けプレスリリース)
http://www.labtiva.com/press/LabtivaDigitalScience

香川大学図書館、公式Facebookページを開設

香川大学図書館中央館が公式Facebookページを開設しているようです。同館のTwitterアカウントによる2011年7月18日付けのツイートで、Facebookでの情報提供開始が広報されています。

香川大学図書館(中央館)のFacebookページ
http://www.facebook.com/pages/%E9%A6%99%E5%B7%9D%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E9%A4%A8/249427038403219

香川大学図書館による2011/7/18付けのツイート
http://twitter.com/KagawaUnivLib/status/92741087919214592

参考:
千葉大学アカデミック・リンク・センター、TwitterとFacebookに公式アカウントを開設
http://current.ndl.go.jp/node/18723

九州大学、公式FacebookページとTwitterアカウントを開設
http://current.ndl.go.jp/node/18674

福井県立図書館、TwitterとFacebookでの情報発信を開始
http://current.ndl.go.jp/node/18196

米イェール大学、13万人の卒業生に対してJSTORのオンラインコンテンツを無償提供

米国のイェール大学が、JSTORが提供するオンラインコンテンツを13万人を超す卒業生に無償提供すると発表しました。これはJSTORが実施している“Alumni Access Pilot”プログラムによるもので、現在、イェール大学を含めて19の大学が参加しているようです。

JSTOR Access (Association of Yale Alumni)
http://www.aya.yale.edu/content/jstor-access

Alumni Access Pilot (JSTOR)
http://about.jstor.org/participate-jstor/libraries/alumni

Yale alumni gain free access to JSTOR's extensive online scholarly resources (Yale University 2011/10/11付けニュース)
http://news.yale.edu/2011/10/11/yale-alumni-gain-free-access-jstor-s-extensive-online-scholarly-resources

参考:
北米における卒業生への電子リソース提供サービスの現状

国際図書館連盟(IFLA)、オープンアクセスに関するタスクフォースを設置

2011年10月11日、国際図書館連盟(IFLA)にオープンアクセスに関するタスクフォースが設置されたと発表されました。これは、4月に承認されたオープンアクセスに関する宣言などを受けたもので、同タスクフォースは以下の活動を実施するとされています。ウェブサイトには、タスクフォースのメンバーも紹介されています。

・国際連合の諸機関と共に、オープンアクセスポリシーの採択・促進に関するアドヴォカシー活動を実施する。
・事例研究や優良事例の紹介を通して、IFLA参加機関が、国レベルでのオープンアクセスポリシーの採択を推進する活動に必要な能力を養成する。
・SPARCやCOARなどのオープンアクセス関連機関と連携する。

IFLA Open Access Taskforce established (IFLA 2011/10/11付けニュース)
http://www.ifla.org/en/news/ifla-open-access-taskforce-established

JISC Digital Media、学習や教育に役立つ動画を共有するための“EdMediaShare”を公開

2011年10月3日、英国情報システム合同委員会(JISC)の諮問機関として、英国の継続教育と高等教育コミュニティを支援しているJISC Digital Mediaが、教育・学習・研究に役立つ動画を共有するためのウェブサイト“EdMediaShare”を公開したようです。

EdMediaShare
http://jiscdigitalmedia.mediacore.tv/

EdMediaShare now live (JISC Digital Media 2011/10/3付けの記事)
http://www.jiscdigitalmedia.ac.uk/blog/entry/edmediashare-now-live

米国では図書館員の養成が過剰なのかあるいは不足しているのか(記事紹介)

ブログ“iLibrarian”で、米国の図書館就職事情に関する記事が2本掲載されていました。1本目の「図書館に就職したい人のための13の情報源とコツ」では、図書館員や情報専門職として職を得るのは厳しい(tough)が日常的に求人情報は出ているとし、米国図書館協会(ALA)によるものなど9件の求人情報サイトを紹介しています。また、コツとしては、ビジネス向けソーシャルネットワークサービス“LinkedIn”へのプロフィール入力や、履歴書を作成して“SlideShare”で公開するといった方法について触れています。2本目の「米国では図書館員の養成が過剰なのかあるいは不足しているのか(その1)」では、“In the Library with the Lead Pipe”というブログに掲載された同題の記事を紹介し、就職市場の現状と今後を詳しく検討していると述べています。照会先の記事では、学生からの「職がない」という声と、図書館からの「重要なポジションに対して良い応募者が来ない」という声の両方を耳にするという話から始め、統計データを用いて分析を進めていっているようです。

Is the United States Training Too Many Librarians or Too Few? (Part 1) (iLibrarian 2011/10/1付け記事)

学校図書館協会が2011年の図書館デザイン賞を発表(英国)

2011年10月4日、英国の学校図書館協会(School Library Association:SLA)が、2011年の図書館デザイン賞はロンドンのローゼンダール小学校の「図書館バス」に決定したと発表しました。受賞に当たっては、図書館のなかった同校が、50人のボランティアの協力を得て、5,000ポンドという低予算でロンドンバスを図書館に改装することに成功した点が評価されたようです。同賞は、図書館什器などを販売するDEMCO社との協力で2010年に創設されたもので、その前年に新設あるいは改装された館を対象として、イノベーションや創造性にあふれた図書館デザインを表彰するというものです。

Library Design Award 2011 (SLA)
http://www.sla.org.uk/library-design-awards.php

Rosendale Primary School
http://www.sla.org.uk/slda-rosendale-primary-school.php

St John's School (最終選考に残った図書館)
http://www.sla.org.uk/slda-st-johns-school.php

The Elms Junior School (最終選考に残った図書館)

デジタル化博物館資料をスマートフォン等で共有する、Open Exhibitsの実験プロジェクト“Heist”

2011年10月11日に、米国科学財団(NSF)の支援を受けた、オープンソースのマルチタッチ・マルチユーザのソフトウェア開発を行うプロジェクト“Open Exhibits”等が、デジタル化した博物館資料を来館者のスマートフォンやタブレット端末で共有できるプロジェクトを紹介しています。現在は実験段階のこのプロジェクト“Heist”では、博物館の来館者がネットワークに接続して名前と好きな色を登録すると、設置してあるマルチタッチテーブルに自分のアバターが登場し、来館者はそれを使ってデジタル化資料をそのメタデータとともに自分のスマートフォンやタブレット端末にダウンロードすることができるようです。Open Exhibitsのウェブサイトでは実際の様子等が動画と写真等で紹介されています。今後Heistは2012年1月からテストを予定しており、10の博物館が参加するようです。

Heist! Museum Visitors Take Digital Objects (Open Exhibits 2011/10/11付けの記事)
http://openexhibits.org/heist

米コロンビア大学図書館がInternet Archiveと資料デジタル化で合意 パブリックドメイン資料約4万点提供へ

2011年10月11日に、米国のコロンビア大学図書館は、同館とInternet Archiveが、パブリックドメインの図書や雑誌、約4万点をマイクロフィルムからデジタル化することで合意したと発表しています。デジタル化される資料は、これまで20年にわたって同館がマイクロフィルム化を行なってきたもので、主題としては古代・中世・ルネサンスの歴史および文学に関するものと、米国および欧州の経済史・労働史に関するものとのことです。なお、デジタル化された資料は、Internet Archiveのウェブサイトで提供されることになるようです。

Columbia University Libraries and the Internet Archive to Digitize Public Books and Journals (Columbia University Libraries 2011/10/11付けの記事)
http://library.columbia.edu/news/libraries/2011/20111011_internet_archive.html

“Europeana”がデザインを一新

欧州のデジタル文化遺産を提供するポータルサイト“Euroepana”が、利用者からのフィードバックを参考に、より視覚的に、インタラクティブに、そして利用しやすいようにデザインが一新されたようです。2011年10月11日付のEuropeana Blogの記事によると、主な変更点として、ナビゲーションリンク“Explore”や注目のコンテンツを表示する“Fea­tured item”を設置することでバーチャル展示やコンテンツ等を見つけやすくしたこと、翻訳機能を追加したこと、EuropeanaからWikipediaやAmazon等の外部サイトへ遷移できるようになったこと、EuropeanaのブログやFacebook等を通じて他のユーザとの交流もできるようになったこと等が挙げられています。

Europeana
http://www.europeana.eu/portal/