米国のLibrary Journal誌が選定する「ライブラリアン・オブ・ザ・イヤー」(Librarian of the Year)がの2011年の受賞者が発表されています。選ばれたのはパール(Nancy Pearl)氏で、著作やラジオ等での活動も含めた、読書アドバイザーとしての活動が評価されたとのことです。
米国フロリダ州のセントジョンズ郡図書館(St. Johns County Library)が、2010年11月8日から12月22日まで実施した、貸出資料の延滞等に伴う罰金1ドルの代わりに缶詰等の腐敗しない食料品1品を受け取る“Food For Fines”の成果を公表しています。この取組みは2008年から実施されており、3回目となる2010年はこれまでで最多となる18,614品の食料品が集まったとのことです。同様の取組みは、米国の複数の公共図書館やオーストラリアのシドニー工科大学(University of Technology, Sydney)の図書館でも行われたようです。
台湾の工業技術研究院(Industrial Technology Research Institute)が、2012年に公共図書館の所蔵資料11,000冊を電子書籍端末向けに貸出できるようにする計画を立てているようです。この計画には、台湾の公共図書館500館が協力するとのことです。コンテンツはEPUBフォーマットで、デジタル著作権管理(DRM)技術を利用して提供され、貸出期間は14日間に設定されるとのことです。また、利用登録をすれば、台湾以外の国の人も利用可能にする考えのようです。