米国のBook Industry Study Group(BISG)の行った、大学の学生を対象とする教科書に関する意識調査の結果の概要が公表されています。それによると、75%の学生は電子版より紙版の教科書を好むと回答しており、その理由としては、見た目や感触に加えて、古本として売れるということも挙げられていたとのことです。一方、電子版を好むと回答した学生は、低価格、利便性、持ち運び可能性などを評価しているとのことです。また、15%の学生は海賊版の教科書をウェブで入手したことがあり、友人の教科書をコピーしたことがある学生も多かったとのことです。
Digital Scholarshipのサイトに掲載されている、デジタルキュレーションと保存に関する英語文献のリストが第2版として公開されています。文献リストは、「デジタルキュレーションと保存に関する総論」や「デジタル保存における著作権問題」、「フォーマットと資料のデジタル保存」等、11項目に分類されており、主に2000年以降の論文や書籍等の書誌情報が掲載されているようです。