アーカイブ - 2010年 9月

9月 6日

「中国図書館分類法」の第5版が刊行

中国図書館分類法の第5版が、2010年8月に刊行されたとのことです。1999年に刊行された第4版以来、11年ぶりの改訂です。

《中国图书馆分类法》第五版正式出版发行(2010/9/1付け中国国家図書館のニュース)
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2010/0901/article_557.htm

Chinese Library Classification (the fifth edition) is published officially (2010/9/2付け中国国家図書館の英語ニュース)
http://www.nlc.gov.cn/en/news/nlcnews_2010090201.htm

ラテンアメリカ・カリブ海域における科学史に関するデジタル・アーカイブ(米国)

米国ニューハンプシャー大学Julia E. Rodriguez氏らのグループが、ラテンアメリカ・カリブ海域における科学史に関するデジタル・アーカイブ“History of Science in Latin America and the Caribbean”を公開しています。2010年1月に公開されたこのアーカイブでは、200件以上の一次資料が提供されており、コンテンツはトピックごとに年代順に配列されているとのことです。

History of Science in Latin America and the Caribbean: Virtual Archive
http://www.hoslac.org/archive/archive.php

History of Science in Latin America and the Caribbean
http://www.hoslac.org/

History of Science in Latin American and the Caribbean: A Virtual Archive(2010/9/3付け Multimedia Educational Resource for Learning and Online Teachingの記事)

文部科学省、「事業仕分け結果・国民から寄せられた意見と今後の取組方針」を公開

文部科学省は、行政刷新会議で事業仕分けの対象となった文部科学省の事業に関して2010年5月26日から6月15日までの間意見を募集していましたが、9月3日にその結果を公開しました。この中には、国立美術館、国立文化財機構、国立科学博物館、科学技術振興機構(JST)への意見結果も含まれています。

事業仕分け結果・国民から寄せられた意見と今後の取組方針について(2010/9/3付け 文部科学省のホームページ)
http://www.mext.go.jp/a_menu/kouritsu/detail/1297185.htm

9月 3日

静岡県立中央図書館、デジタル化された江戸幕府旧蔵書「葵文庫」500タイトルの公開を開始

静岡県立中央図書館は、江戸幕府が所蔵していた資料のコレクション「葵文庫」の約半数にあたる500タイトル(1000冊)以上について、全文のウェブ上での公開を開始しています。「葵文庫」は、江戸幕府の公的機関であった蕃書調所、洋書調所、開成所、さらには昌平坂学問所、箱館奉行所関係等の旧蔵書の一部というものです。

当館所蔵貴重書「葵文庫」、約半数のタイトルを全文WEB上で公開!(2010/9/1付け静岡県立中央図書館のお知らせ)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/info/2010/info2010-0901.html

ケンブリッジ大学図書館、“AquaBrowser”を使った新OPAC“Library Search”(ベータ版)を公開

2010年8月31日、ケンブリッジ大学図書館が、“AquaBrowser”を使った新OPAC“Library Search”(ベータ版)を公開しています。

Library Search
http://search.lib.cam.ac.uk/

What is Library Search?
http://www.lib.cam.ac.uk/searchinfo/

Introducing LibrarySearch -- a new way to access University of Cambridge library collections (2010/8/31 ケンブリッジ大学図書館のニュース)
http://www.lib.cam.ac.uk/newspublishing/index.php?c=1#news218

電子書籍の目録配信のオープンフォーマット“Open Publication Distribution System”のver.1.0が公開

2010年8月29日、電子書籍の目録配信のオープンフォーマットである“Open Publication Distribution System”(OPDS)のver.1.0が公開されました。OPDSとは、さまざまな端末で電子書籍を利用できるようにするために、Adobe社やInternet Archive等が中心となって開発している規格で、Internet Archiveの手がける電子書籍の提供システムを構築するプロジェクト“BookServer”のコンポーネントになっているとのことです。

OPDS Catalog 1.0
http://opds-spec.org/specs/opds-catalog-1-0-20100830/

OPDS Catalogs version 1.0 release(2010/8/29付け OPDSのニュース)
http://opds-spec.org/blog/2010/08/29/opds-catalogs-v1/

参考:
Adobe等、電子書籍の目録配信に係るオープンな標準を策定中
http://current.ndl.go.jp/node/12517

Internet Archive、電子書籍の提供システムを構築するプロジェクト“BookServer”を発表

IFLA/PAC、2009年-2010年の各地域での年次活動報告書を公開

2010年9月2日、国際図書館連盟資料保存コア活動(IFLA/PAC)が、米国・カナダやアジア等の各地域における2009年-2010年の活動に関する年次報告書を公開しています。

Annual Report to IFLA on PAC Regional Centers Activities 2009-2010
http://www.ifla.org/files/pac/ANNUAL%20REPORT%20TO%20IFLA%20ON%20PAC%20REGIONAL%20CENTERS%20ACTIVITIES%202009-2010.pdf

ニュルンベルク市立図書館、ナチス政権下で没収された資料の返却先の調査を始める

2010年9月2日、ニュルンベルク市立図書館が、1930年代から40年代のナチス政権下に、ユダヤ人家庭から没収された本などの資料約10,000点を、元の持ち主へ返却すると発表しています。同館ウェブサイトには、その調査のために、元の持ち主の名前や当時の住所などが記載されたリストが公開されており、持ち主の親族からの連絡を待っているとのことです。

Vorbesitzer gesucht (ニュルンベルク市立図書館のウェブサイト)
http://www.stadtbibliothek.nuernberg.de/spezialbibliothek/sammlung_ikg.html#vorbesitzer

Nürnberg strebt Rückgabe geraubter Bücher an (2010/9/2付け Focusの記事)
http://www.focus.de/kultur/diverses/geschichte-nuernberg-strebt-rueckgabe-geraubter-buecher-an_aid_548148.html

Nuremberg library seeks to return Nazi theft books via internet (2010/9/2付け EarthTimesの記事)

米国国立公文書館、米国市民権・移民業務局の居留外国人関係資料を公開

2010年9月1日、米国国立公文書館(NARA)は、米国市民権・移民業務局(United States Citizenship and Immigration Services)が管理している居留外国人関係資料300,000件以上を、ミズーリ州カンザスシティにあるNARAの分館で公開すると発表しました。公開される資料は、「外国人ファイル」“Alien FIles”通称A-Filesと呼ばれるもので、このうち、1909年以前に生まれた人の資料が対象となるとのことです。資料には、写真、書簡資料、出生証明書、医療記録等が含まれており、近代の移民資料の宝庫であるとのことです。

Alien Files Find New Home at National Archives (2010/9/1付け NARAのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2010/nr10-137b.html

WorldCatの書誌レコード2億件目はフランス国立図書館のレコード

OCLCは、WorldCatの書誌レコードが2億件に達したと発表しています。2億件目はフランス国立図書館(BNF)から提供されたレコードだとのことです。書誌レコード数が5,000万件に達するまでには31年かかったとのことですが、1億5,000万件から2億件に至るまでの期間は2009年11月から2010年8月までのわずか10か月とのことです。

The Bibliotheque nationale de France adds 200 millionth bibliographic record to WorldCat(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2010/201047.htm

参考:
CA1721 - 動向レビュー:OCLCの最近の動向:OCLCのウェブ戦略とその展開 / 中元 誠
http://current.ndl.go.jp/ca1721

カリフォルニア大学バークレー校の図書館、10ドルで閲覧室でのカメラの使用を許可

米国カリフォルニア大学バークレー校が、同校のバンクロフト図書館(Bancroft Library)の閲覧室でのカメラの使用を許可すると発表しています。カメラの使用に当ってのポリシーが同館のウェブページに掲載されており、それによると利用者は1日10ドルを支払うことで無制限にカメラを使用することができるようです。この取り組みは、2010年の秋学期の間、トライアルとして実施されるとのことです。

Bancroft Library opens reading room to personal cameras(カリフォルニア大学バークレー校のニュースリリース)
http://www.berkeley.edu/news/media/releases/2010/09/02_bancroftcamerapolicy.shtml

丸善と方正、デジタルコンテンツの流通で業務提携

丸善株式会社が、中国の電子出版関連企業の北大方正集団の日本法人である方正株式会社と、デジタルコンテンツの流通に係る業務で提携を結ぶと発表しています。両社は協同で、電子書籍を始めとしたデジタルコンテンツの販売や市場の開発、システムの構築等を実施するとのことです。

日中電子コンテンツ流通に関する業務提携契約締結のお知らせ(丸善のプレスリリース)
http://www.maruzen.co.jp/ir/news/2010/release20100902.pdf

丸善:電子書籍の販売、中国企業と提携(毎日jp 2010/9/3付けの記事)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100903ddm008020087000c.html

9月 2日

米国図書館協会、2010年9月を図書館カード登録月間に

米国図書館協会(ALA)が、2010年9月を図書館カード登録月間(Library Card Sign-up Month)とし、図書館利用登録者を増やすためのキャンペーンの実施を発表しています。このキャンペーンは1987年に始められ、毎年9月に実施されているものです。期間中、全米各地の公共図書館や学校図書館では、子どもたちとその親を主な対象として利用登録を促すためのイベント等が実施される予定です。

Sign up for the smartest card of all – a library card(ALAのニュースリリース)
http://ala.org/ala/newspresscenter/news/pr.cfm?id=4828

参考:
9月は図書館カード登録キャンペーン月間(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/14164

公文書管理委員会(第2回)配布資料が公開

2010年8月31日に開催された公文書管理委員会(第2回)の配布資料が、内閣府のウェブサイトで公開されています。公開された配布資料には、7月30日から8月13日まで実施された「公文書等の管理に関する法律施行令」等の検討素案及び「行政文書の管理に関するガイドライン」検討素案に対する意見募集の結果等が含まれています。

22年度 8月31日開催 公文書管理委員会(第2回) 配布資料 (2010/9/1付け 内閣府公文書管理委員会(第2回)のウェブサイト)
http://www8.cao.go.jp/koubuniinkai/iinkaisai/22/220831haifu.html

内閣府に設置された「公文書管理委員会」の開催について (2010/9/1付け 国立公文書館のニュース)
http://www.archives.go.jp/news/100901_01.html

電子書籍リーダーでの学術書利用に関する報告書(米国)

2010年8月18日、米国学術団体評議会(ACLS)が有償提供している電子書籍化プログラム“Humanities E-Book”が、2009年末から2010年初めにかけて行った、携帯用電子書籍リーダーでの学術書の利用に関する調査報告書“Handheld E-Book Readers and Scholarship:Report and Reader Survey”を公開しています。

Handheld E-Book Readers and Scholarship: Report and Reader Survey
http://www.humanitiesebook.org/heb-whitepaper-3.html

『カレントアウェアネス-E』178号発行

E1093 - 世界図書館情報会議(WLIC):第76回IFLA年次大会<報告>

 2010年8月10日から15日まで,世界図書館情報会議(WLIC):第76回国際図書館連盟(IFLA)年次大会が「知識へのオープンアクセス-持続的な発展の促進に向けて」をテーマとして,スウェーデン第二の都市ヨーテボリのスウェーデン・エキシビション&コングレスセンターで開催された。128か国から3,300名以上が参加し,日本からは,長尾真国立国会図書館(NDL)館長を団長とするNDLからの代表団7名を含む25名以上の参加者があった。大会会期中,160近い公開セッションに加え,約80機関が出展した展示会,200のポスターセッション等が行われた。また大会に合わせて常任委員会等の役員会が開催されたほか,13のサテライトミーティングが大会前後にスウェーデン国内各都市や近隣の国で行われた。...

E1092 - 日本学術会議による提言「学術誌問題の解決に向けて」

 日本学術会議は,2010年8月2日付けで日本における学術誌問題に関する提言「学術誌問題の解決に向けて-『包括的学術誌コンソーシアム』の創設-」を公開した。以下では,提言書の内容について簡単に紹介する。...

E1091 - 欧州の図書館におけるソーシャルメディアの活用度合の調査

 スウェーデンで開催された2010年IFLA大会のサテライトミーティングの一つである“Marketing Libraries in a Web 2.0 World”において,学術データベース等を扱うEBSCO社が,欧州の図書館におけるソーシャルメディアの活用度合についての調査の結果を発表した。ウェブで公開されているスライドを基に,その概要を紹介する。...

E1090 - 教育現場に立つ「ブレンディッド・ライブラリアン」

2010年8月2日付けのChronicle of Higher Education紙(ウェブ版)に,「ブレンディッド・ライブラリアン」(Blended Librarian)という見慣れない言葉が掲載され,このブレンディッド・ライブラリアンによる大学での情報リテラシー教育が紹介された。...

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