アーカイブ - 2010年 9月 9日

広島市まんが図書館、ブックディテクションで資料紛失が大幅減

広島市まんが図書館が、所蔵資料にICタグを取り付け、同館の出口にブックディテクションシステムを導入することで資料の紛失冊数を大幅に減らしたと報じられています。

広島市まんが図書館:“紛失”年間1500冊 ICタグ導入で1けたに激減(毎日jp 2010/9/7付けの記事)
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20100907ddlk34040550000c.html

京都大学の春秋講義、2010年度の秋季講義のメインテーマは「電子書籍と出版」

京都大学の2010年度の秋季講義(月曜講義)は、「電子書籍と出版」をメインテーマに開講されます。この春秋講義とは、京都大学における学術研究活動の中で培われてきた知的財産について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988年(昭和63)年秋から月曜日と水曜日に開講されるものです。このメインテーマに沿った講義は、10月4日に教育学研究科の佐藤卓己准教授による「書物とウェブのメディア論」、10月18日に附属図書館の古賀崇准教授による「電子化の中の大学図書館」、そして、10月25日に法学研究科潮見佳男教授による「電子書籍と著作権法のゆくえ」の3つとのことです。なお、講義は、京都大学の百周年記念ホールだけでなく、事前申込制で東京オフィスでも同時中継で受講可能とのことです。

京都大学春秋講義 平成22年度 秋季講義
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h8/d2/news4/2010/101124_1.htm

アルゼンチンの公共図書館約600館、インターネット環境の一括整備へ

アルゼンチンの公共図書館国家委員会(la Comisión Nacional Protectora de Bibliotecas Populares:Conabip)が、国内の公共図書館のうち約600館に対して助成を行うようです。これは、インターネット環境のない図書館に対し、それぞれの設備状況に応じて7,550ドル等を助成することで、インターネット環境を整備を行うためです。これにより、利用者サービスを向上させるだけでなく、インターネットを通じて職員や図書館ボランティアの研修を行ったり、Conabipが公共図書館とともに開発した図書館業務ソフト“Digibepé”の利用を促したり、また、公共図書館のオンライン総合目録を作成したりすることも視野に入れているようです。

Las bibliotecas populares se integran en el mundo digital (2010/9/8付け La Nacionの記事)
http://www.lanacion.com.ar/nota.asp?nota_id=1302320

プリンストン大学図書館がHathiTrustに参加

米国の大学等による共同リポジトリ事業“HathiTrust”に、プリンストン大学が参加するとのことです。Googleとの提携でデジタル化したパブリックドメインの資料がHathiTrustに送られるとのことです。プリンストン大学の参加により、HathiTrustの参加機関数は29となりました。

Princeton University Library Partners With HathiTrust(2010/9/8付けプリンストン大学図書館のブログの記事)
http://libblogs.princeton.edu/blog/2010/09/08/princeton-university-library-partners-with-hathitrust/

HathiTrust
http://www.hathitrust.org/

Princeton University Library Becomes the Newest Member of the HathiTrust(2010/9/8付けResourceshelfの記事)
http://web.resourceshelf.com/go/resourceblog/60406

参考:
イェール大学図書館がHathiTrustに参加

オランダの「図書館コンセプトセンター」“DOK”の最近の取組みを紹介した記事

Library Journal誌に、オランダ・デルフト市の「図書館コンセプトセンター」“DOK”の様子を、DOKのErik Boekesteijn氏が紹介した記事が掲載されています。DOKは「世界で最もモダンな図書館になること」をミッションとする有料制の施設で、記事では、最近の3つの取組みが写真入りで紹介されています。
・「DOKアゴラ」(DOK Agora)は、モニタを組み合わせた約10m×3mのビデオの壁(video wall)とビデオ製作ステーションで構成されるもので、利用者は、写真やテキストを加えて自分の物語のビデオを作成し、それがモニタで公開されるとのことです。
・「デルフト・ヘリテージ・ブラウザ」(Delft Heritage Browser)は、テーブルに設置された大画面のタッチパネル式の画面で、デルフト市のアーカイブ資料を閲覧するもので、利用者の利用パスのICタグに含まれる年齢や住所の情報を読み取って、その年代や場所に関連する資料を表示する機能もあるとのことです。
・「Tank U」は、携帯端末へワイヤレスでデジタルファイルをダウンロードするための装置で、オーディオブックや動画がダウンロードできるとのことです。アムステルダムのスキポール空港にも導入されています。

奈良県立図書情報館、館内で公開する「あなたの書棚」を募集

奈良県立図書情報館は、100冊の資料で構成されるコレクションのリストを一般から募集し、その実物を館内で展示するというイベント「あなたの書棚、公開しませんか!」の募集を開始しています。応募者は自身が選択した100冊のリストと、その趣旨・内容の説明文を提出し、審査を通過したコレクションの実物が、2011年1月から約2か月間、同館内で展示されるとのことです。募集は2010年10月31日までとなっています。

国民読書年記念事業第1弾 電子書籍じゃ真似できない!頑張れ書物の3D「書棚」 「あなたの書棚、公開しませんか!」 応募募集 平成22年9月7日(火)~10月31日(日)(2010/9/1付け奈良県立図書情報館のイベント情報)
http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-469.html