アーカイブ - 2010年 9月 7日

OCLCのカルホーン氏の日本での講演「図書館メタデータの将来」のスライドが公開

2010年9月6日から8日にかけて早稲田大学で開催されている、OCLCのメンバー評議会アジア・パシフィック会議東京大会及びOCLC ワークショップに関連して、9月8日のワークショップで講演を行うOCLCのカルホーン(Karen Calhoun)氏によるプレゼンテーションのスライドが公開されています。「図書館メタデータの将来」(“The Future of Library Metadata - A Presentaion for Japanese Librarians”)と題された全59枚のスライドです。

The Future of Library Metadata - A Presentaion for Japanese Librarians
http://www.slideshare.net/amarintha/calhoun-future-of-metadata-japanese-librarians4

文部科学省、「イノベーション促進のための産学官連携基本戦略」を発表

2010年9月7日、文部科学省は、産学官連携の推進に向けた検討結果を取りまとめ、「イノベーション促進のための産学官連携基本戦略~イノベーション・エコシステムの確立に向けて~」として公開しました。この中で、大学等の研究成果が市場に結びつくことなく死蔵されてしまう、いわゆる「死の谷」を越えるために、大学等と産業界との協働による「知のプラットフォーム」を構築し、産学官による「知」の循環を加速させる必要があること等が説かれています。

イノベーション促進のための産学官連携基本戦略 ~イノベーション・エコシステムの確立に向けて~ (2010/9/7付け 文部科学省のウェブサイト)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu8/toushin/1297355.htm

2010年の「国際識字デー」のテーマは「女性の識字」

毎年9月8日はユネスコの定める「国際識字デー(International Literacy Day)」で、2010年のテーマは「女性の識字」(The Power of Women's Leteracy)です。9月8日には、識字活動に尽力した人々への表彰や、研究者や実務家が情報共有や議論などを行えるオンラインのフォーラム“Knowledge and Innovations Network for Literacy”の立ち上げ、識字と女性のエンパワーメントについてのラウンドテーブルなどが行われるとのことです。ユネスコのサイトの情報では、7億9600万人の非識字者の約3分の2は女性とのことです。

UNESCO celebrates the power of women’s literacy on 8 September, International Literacy Day(ユネスコのサイトの情報)
http://www.unesco.org/en/literacy/dynamic-content-single-view/news/unesco_celebrates_the_power_of_womens_literacy_on_8_september_international_literacy_day/back/11922/cHash/b51afa133c/

富士通、SaaS型の図書館システム「WebiLis」を提供開始

富士通株式会社が、公共図書館向けのSaaS(Software as a Service)型の図書館業務システム「WebiLis」の販売開始を発表しています。同社のデータセンターから図書館業務支援ソフトウェアをインターネット経由で提供するというものです。

公共図書館業務支援ソフトウェアをSaaSで販売開始(2010/9/6付け富士通株式会社のプレスリリース)
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2010/09/6-2.html

富士通、公共図書館業務支援ソフトウェア「WebiLis」をSaaSで販売開始(2010/9/7付けCNET Japanの記事)
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20419557,00.htm

眠らない夜のイベント、スペイン国立図書館の白夜祭2010

2010年9月11日、マドリードにあるスペイン国立図書館(Biblioteca Nacional de España)では、夜の9時から朝の3時まで、図書館付設の博物館が開館されたり、館内ではダンスや演劇を学ぶ学生らによって、フェデリコ・ガルシア・ロルカ(Federico García Lorca)等の詩のリズムに合わせてダンスを披露する“Poemas en danza”というイベントが開催されるそうです。これらのイベントは、パリをはじめとするヨーロッパの都市数か所で行われている白夜祭(White Nights / La Noche de Branco)に関連して行われるものです。スペインは2006年からこの白夜祭に参加しており、当日は、国立図書館以外にもマドリード各所の文化施設が夜間無料開館したり、文化イベントが多数開催されたりするとのことです。また、白夜祭は今後9月25日にルーマニアのブカレスト、10月2日にベルギーのブリュッセル等で開催予定とのことです。

La Noche en Blanco. Apertura extraordinaria del Museo de la BNE

欧州の4つの国立図書館による、電子図書館環境における長期保存業務の概要についての資料

英国図書館、オランダ王立図書館、ドイツ国立図書館、ノルウェー国立図書館の4つの国立図書館による、資料の長期保存に関する資料が公開されています。電子図書館環境における長期保存について、受入、保持、利用の各段階における業務の内容を記述したもので、図書館が業務に必要となるシステムを検討するためや、サプライヤーが図書館のニーズを理解するために用いることができるとのことです。記述内容は、これらの4つの国立図書館のコンセンサスを反映したものとのことです。

Long-Term Preservation Services
A description of LTP services in a Digital Library environment.
http://www.kb.nl/hrd/dd/dd_links_en_publicaties/publicaties/KB_Long_Term_Preservation_Services_2010-08-05.pdf

Long-Term Preservation Services: A Description of LTP Services in a Digital Library Environment(2010/8/29付けDigitalKoansの記事)

公共図書館の価値を実感した時の体験談を集め提供する“Voices for the Library”(英国)

2010年9月6日、英国で“Voices for the Library”というキャンペーンが始まりました。これは、マンチェスター大学のMimasという学術情報センターに勤めるBethan Ruddock氏らで運営されているもので、図書館を愛する全ての人が公共図書館の持つ価値を実感した時の体験談を共有し、それを提供するためのものです。この活動の背景には、英国全体で図書館資料の貸出と図書館のホームページの閲覧者が増えているにもかかわらず、図書館来館者が減少しているという一面のみで、図書館の予算をカットすることに危機感を抱いたことにあるようです。そのため、このキャンペーンは、(1)公共図書館と図書館員に関する肯定的な意見を共有すること、(2)英国における図書館利用について事実に基づいた情報を提供すること、(3)図書館に関する専門的知識を持つ人をメディアに提供することを目的としているとのことです。

Librarians and library users raise their Voices For Libraries (2010/9/6付け Voices for the Libraryのプレスリリース)
http://www.voicesforthelibrary.org.uk/wordpress/?page_id=67

Voices for the Library

文部科学省、図書館法施行60周年記念で図書館関係者を表彰

文部科学省は、図書館法施行60周年を記念し、図書館活動等の振興に功績のあった方等の功績をたたえるため、文部科学大臣による表彰を行うと発表しています。ボランティア活動で功労のあった方に対する区分も設けられ、合計105名が対象とのことです。表彰は、2010年9月16日・17日の全国図書館大会奈良大会で行われるとのことです。

図書館法施行60周年記念図書館関係者表彰
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/09/1297309.htm