アーカイブ - 2010年 8月

8月 19日

E1085 - 公共図書館と電子書籍の関係についての報告書(米国)

 

2010年7月,米国の州立図書館機構の長で構成されるCOSLA(Chief Officers of State Library Agencies)は,公共図書館と電子書籍との関係についての報告書を公表した。報告書は,図書館の幹部職員及び図書館外部の専門家に対するインタビューの結果と,今後の行動シナリオという構成になっている。...

2010年の「オープンアクセスウィーク」の日本版サイトが開設

オープンアクセスの促進などをテーマに世界各地で様々なイベントが実施される“Open Access Week”は、2010年は10月18日から24日にかけて開催されますが、その日本版のサイトが開設されています。

オープンアクセスウィーク2010:日本語総合サイト
http://cont.library.osaka-u.ac.jp/oaw/

Open Access Weekのサイト
http://openaccessweek.org/

参考:
2009年「オープンアクセス週間」の日本語版サイト
http://current.ndl.go.jp/node/13573

E1084 - 英国におけるMLA連携のひとつの成果,“Culture Grid”

英国内の博物館・図書館・文書館のコレクションの統合検索が可能なポータルサイト“Culture Grid”が公開された。Culture Gridの運営は,英国博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)の援助で設立されたCollections Trustという非営利団体が行っており,MLAと欧州委員会が資金提供を行っている。...

E1083 - SkyRiver,独占禁止法に違反するとしてOCLCを提訴

書誌データサービスを提供するSkyRiver社(E987参照)は,2010年7月28日,統合図書館システム(ILS)を手がけるInnovative Interfaces社と共に,OCLCを独占禁止法に違反しているとして米国カリフォルニア州の連邦地方裁判所に提訴し,7月29日にその旨をプレスリリースで発表した。訴状の前置き部分には次のような訴えの内容がまとめられている。...

子どもの文学クイズ世界大会が英国エジンバラで開催される

2010年8月14日、子どもの文学クイズの世界大会“Kids' Lit Quiz”が開催され、英国のCity of London School for Girlsが優勝したとのことです。このクイズ大会は、10歳から13歳の子どもを対象としたもので、現在の参加国はニュージーランド、英国、南アフリカそして中国とのことです。各国で予選を行い、このたび決勝戦が英国のエジンバラで行われました。クイズは、この大会の設立者であるWayne Mills氏によって作成され、現代のコミックのキャラクターから古代ギリシアの悲劇まで幅広く出題されるとのことです。なお、この“Kids' Lit Quiz”は非営利のもので、運営はボランティアによって行われているとのことです。

Kids' Lit Quiz World Final Winners (2010/8/17付け SLAの記事)
http://www.sla.org.uk/blg-kids-lit-quiz-world-final-winners.php

World final of Kids Lit Quiz in Edinburgh (2010/8/6付け BBCのニュース)

8月 18日

節電意識の高まりを受けて家庭用電気メーターを図書館で貸出(米国)

Library Journal誌の記事によると、米国では、ハンディ型の電気メーターを貸し出す図書館があるそうです。電力会社と提携して行われているもので、利用者は図書館で借り出して家庭に持ち帰り、各電気機器による電力消費量や料金を調べるのに使うとのことです。

The Latest Public Library Loan? Electricity Meters(2010/8/16付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/lj/home/886381-264/the_latest_public_library_loan.html.csp

利用者が作成したタグやレビューなどの情報がWorldCatホームページに表示

OCLCのWorldCatホームページで、利用者が作成したタグやレビューなどの情報が表示されるようになっています。最近よく付けられているタグ(1時間ごとに更新)、人気のある大学(1日ごとに更新)、最近作成されたレビュー(1時間ごとに更新)、最近作成されたリスト(1時間ごとに更新)が表示されています。

NEW! Top Libraries and Tags, Recent Reviews and Lists(2010/8/16付けWorldCatブログの記事)
http://worldcat.org/blogs/archives/2010/08/new-top-libraries-and-tags-rec.htm

WorldCat
http://www.worldcat.org/

OCLC Adds New Info Features to the WorldCat.org Homepage; Test Out Genre Finder from OCLC Research(2010/8/17付けResourceshelfの記事)

九州地区の大学図書館による、図書館を身近に感じてもらうための取組み“Library Lovers'”

九州地区の国立大学図書館が中心となり実施されている、出会いの場としての図書館をもっと身近に感じてもらうための取組み“Library lovers'”のホームページが開設されています。キャンペーンとして、2010年9月から、「「オススメの1冊」学生コンテスト」を実施するとのことです。

Library Lovers'
http://llw.lib.kumamoto-u.ac.jp/index.html

iPadユーザのうち、読書にiPadを使う人は41%(英国)

英国の調査会社Cooper Murphy Webbが、英国内のiPadユーザを対象としたiPadの使用状況についての調査の結果を公表しています。それによると、回答者の43%が1週間に10時間以上iPadを使用しているとのことです。また、書籍を読む際のデバイスについては回答者の41%がiPadを好んで使うとのことです。

iPad Consumer Usage Study(Cooper Murphy Webb)
http://coopermurphywebb.com/ipad-consumer-usage-study

イギリス調査報告:iPad所有者の多くが、テキスト情報の閲覧にはiPadが最適と回答(TechCrunch JAPAN 2010/8/16付けの記事)
http://jp.techcrunch.com/archives/20100812now-with-more-ipad/

カナダのYellowhead Regional Library、iPadアプリを公開

カナダのアルバータ州にある図書館ネットワークシステムの“Yellowhead Regional Library”が、iPad用の無料アプリ“YourLibrary”を公開しています。このアプリでは、アルバータ州の図書館150館以上が所蔵する約300万タイトルを、書籍に限らずDVDや音楽を含めて横断検索することが可能とのことで、そのほかの特徴としては、人気の資料上位10位までのリストを閲覧できる、書評を読むことができる、検索した資料に関連する資料が表示される等が挙げられています。

YourLibrary
http://itunes.apple.com/us/app/yourlibrary/id373005791?mt=8

A Cool Mobile Resource from Canada: The Yellowhead Regional Library Launches iPad App; iPhone App Went Live in March (2010/8/17付け Resource Shelfの記事)

IFLA教育・研修部会、図書館情報学教育・図書館員の研修に関する新たなプロジェクトを開始

2010年8月10日、IFLAの教育・研修部会が、新たなプロジェクトとして、“International and Comparative Librarianship Communitas”(ICL)の設立を発表しています。これは、図書館情報学教育や図書館員の研修に関して国際的規模でマルチリンガルに行うプロジェクトであり、フォーラムやwiki、データベース、ブログなど様々なツールを通じて、図書館情報学教育や図書館員の研修に関する各国での研究や実践等の情報とリソースについて、西洋諸国に偏らず世界規模で共有と意見交換を目指すとのことです。

ICL Communitas Launched: A Web Resource for Teaching and Learning International and Comparative Librarianship Through International Collaboration (2010/8/10付け IFLA Section on Education and Trainingのプレスリリース)
http://www.ifla.org/files/set/PressRelease-icl%5B1%5D.pdf

International and Comparative Librarianship Communitas

8月 17日

「ぬいぐるみの図書館お泊まり会」の写真(続報)

子どものお気に入りのぬいぐるみが図書館で一夜を過ごす「お泊まり会」(Stuffed Animal Sleepover)は、子ども向けのイベントとして、全米各地の図書館で実施されているようです。写真がウェブで公開されているものをいくつか紹介します。

Stuffed Animal Sleepover(ELANCO Libraryでの写真)
http://www.slideshare.net/elancolibrary/stuffed-animal-sleepover

Pictures from Sleepover on June 30th(Arlington Heights Memorial Libraryでの写真)
http://www.ahml.info/kids/events/sleepover

First-Ever Stuffed-Animal Sleepover(Rockingham Free Public Libraryでの写真)
http://rockinghamlibrary.org/stuffedanimalsleepover.pdf

“Internet of Things Europe 2010”の年次カンファレンスの報告書が公開

2010年6月1日、2日にベルギーのブリュッセルで開催された「モノのインターネット」(Internet of Things)に関する第2回目の年次カンファレンス“The 2nd Annual Conference Internet of Things Europe 2010”の報告書が、欧州委員会のウェブサイトで公開されています。

The 2nd Annual Conference Internet of Things Europe 2010: A Roadmap for Europe
http://ec.europa.eu/information_society/policy/rfid/documents/iotconferencereport2010.pdf

Internet of Things Europe 2010 conference report (2010/8/16付け EC Information Societyのプレスリリース)
http://ec.europa.eu/information_society/newsroom/cf/itemdetail.cfm?item_id=6052

The 2nd Annual Internet of Things Europe 2010: A Roadmap for Europe

9,000件以上がツイートされたTwitter上での図書館会議が終了(ラテンアメリカ)

2010年8月10日から11日にかけて、ラテンアメリカを中心にTwitter上で図書館会議が行われました。これは、ハッシュタグ「#biblioteca」を使って行われた会議で、チリ、メキシコ、プエルト・リコ、コロンビア、ペルー、ベネズエラ、アルゼンチン、ブラジル、ポルトガル、そしてスペインから延べ1,700名を超える人々が参加し、9,000件以上がツイートされたとのことです。会議では、情報や知識、レクリエーションや文化へのアクセスを保証する空間としての図書館について、その振興策をテーマに「話し合われた」とのことです。

Exitosa Jornada de las Bibliotecas en Twitter (2010/8/10付け BiblioRedesの記事)
http://www.biblioredes.cl/node/14710

マルタ航空、マルタ国立図書館の資料修復活動に支援を発表

2010年8月12日、マルタ航空(Air Malta)がマルタ国立図書館所蔵の貴重書や文書資料の修復活動に対する支援を発表しています。これは、2010年8月12日から9月12日までの一ヶ月間、マルタ航空へのマルタ国内からのオンライン予約1件ごとに1ユーロを、修復活動のために寄付するものであるとのことです。

AIR MALTA STEPS IN TO ASSIST IN THE RESTORATION OF BOOKS - ANOTHER GOOD REASON TO BOOK ONLINE (2010/8/12付け Air Maltaのプレスリリース)
http://www.airmalta.com/newsdetails?l=1&n=300

フランス国立図書館、ウェブアーカイビングでURL8億件分を収集

フランス国立図書館(BNF)が、2010年7月8日に実施した大規模なウェブアーカイビング作業で、URLにして8億3,200万件分、ファイルの容量で23.6テラオクテット(1オクテット=8ビット)分のウェブページや画像等を収集したと発表しています。この作業は納本制度に基づいて行われており、2008年まではInternet Archiveと共同で実施されていましたが、今回はBNFが独自に実施したとのことです。

Dépôt légal des sites Web et archives de l'Internet(BNF 2010/8/16付けのニュースリリース)
http://www.bnf.fr/fr/professionnels/pro_actualite_agenda/i.pro_actualites.html

国立国会図書館、新たな検索サービス「国立国会図書館サーチ」の開発版を公開

国立国会図書館(NDL)は、新たな検索サービス「国立国会図書館サーチ」の開発版の公開を開始しました。NDLの所蔵資料に加え、都道府県立図書館及び政令指定都市立図書館の蔵書、国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)収録の各種デジタル情報など、現時点では、34個のデータベースから収集した約5,500万件の文献情報等を検索できます。あいまい検索などの検索支援機能や検索結果のグルーピング機能などの機能も備えています。2012年1月の本格稼働を目指し、順次、機能強化を行う予定です。利用者の方々からの意見をいただいて、さらに効果的な探し方ができるシステムを構築していくことを計画しています。

国立国会図書館サーチ 開発版
http://iss.ndl.go.jp/

国立国会図書館サーチ(平成22年8月17日開発版)の公開について(2010/8/17付けお知らせ)
http://iss.ndl.go.jp/information/2010/08/releasenote/

北米研究図書館協会、Eサイエンス支援サービスの提供実態を調査

北米研究図書館協会(ARL)が、Eサイエンスの支援サービスの提供実態を調査し、その結果をまとめたレポートをウェブサイト上で公開しています。調査対象はARLのメンバー館で、回答のあった57館のうち44館が、サービスを実施している、あるいは計画している、と回答したとのことです。

E-Science and Data Support Services, Published by ARL(ARLのニュースリリース)
http://www.arl.org/news/pr/escience-12august10.shtml

E-Science and Data Support Services
http://www.arl.org/bm~doc/escience_report2010.pdf

英国リーズで子どものための移動図書館が完成

2010年8月13日、英国リーズで初の、12歳以下の子どもとその家族のための移動図書館が完成したとBBCで紹介されています。この移動図書館は、子ども向けの一般書や宿題に役立つ資料など1,500点以上を所蔵しており、車内には子どもの両親等のためのお勧め本や、ストーリーテリングのためのスペース、車外には引き出し式の日除けも設置されているとのことです。なお、リーズではすでに高齢者向けの移動図書館も運営しており、今回で7つ目の移動図書館となるとのことです。

New mobile library prepares to hit the road (2010/8/12付け Leeds City Councilのプレスリリース)
http://www.leeds.gov.uk/page.aspx?pageidentifier=dca34310-fdfb-42e9-beed-ee8709fbd850&pressReleaseId=4133

Leeds launches a new children's mobile library (2010/8/13付け BBCのニュース)
http://news.bbc.co.uk/local/leeds/hi/things_to_do/newsid_8911000/8911471.stm

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