アーカイブ - 2010年 7月

7月 14日

英国サウサンプトン大学、自学に関する情報をOpen Linked Dataフォーマットで一般公開

英国のサウサンプトン大学の電子・コンピュータ科学部(ECS)は、公になっているECSに関する情報を、Open Linked Dataフォーマットで一般向けに公開すると発表しています。提供されるデータには、研究論文についてのデータや、学内の人物情報・研究グループ・設備などに関するデータが含まれるとのことです。

ECS releases all public data in open linked data format(2010/7/13付けサウサンプトン大学のNews)
http://www.ecs.soton.ac.uk/about/news/3313

University of Southampton’s School of Electronics and Computer Science Releases All Public Data in Open Linked Data Format(2010/7/13付けDigitalKoansの記事)

バーンズ&ノーブル社、高等教育機関向けのデジタルコンテンツ閲覧ソフトを発表

米国の書店大手のバーンズ&ノーブル社(Barnes & Noble)が、高等教育機関向けのデジタルコンテンツ閲覧ソフト“NOOKstudy”を発表しています。電子教科書等のデジタルコンテンツの閲覧のほか、講義ノートやシラバス等を利用・管理する学習プラットフォームとしての活用も見込まれているようです。WindowsやMacといったパソコン用のソフトとして、無償で提供されるとのことです。

Barnes & Noble、パソコン用電子教材閲覧ソフト「NOOKstudy」を発表(ITpro 2010/7/13付けの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100713/350207/

WorldCat Resource Sharingに利用者の自宅等へ配送する新サービス

OCLCが、WorldCatのレコードを用いた図書館間相互貸借(ILL)の支援サービス“WorldCat Resource Sharing”に、利用者が自宅や指定先で資料を受け取ることのできるサービス“WorldCat Direct”を追加した、と発表しています。配送に係る費用は利用者に負担してもらい、その支払い管理はWorldCat Resource Sharingのシステムで行われるようです。米国のオンライン書店Better World Booksが資料の配送を担当するとのことです。

Home delivery now available through WorldCat Resource Sharing(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/briefs/brief347.htm

国立国会図書館PORTAと人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能に

2010年7月14日から、国立国会図書館のデジタルアーカイブポータルPORTAと、人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能となりました。人間文化研究機構統合検索システムでは、国立歴史民俗博物館館蔵資料、国立民族学博物館身装文献など、「機構統合検索システム」から提供されている100 件の情報資源が検索対象となります。なお、人間文化研究機構は、国立歴史民俗博物館、国文学研究資料館、国立国語研究所、国際日本文化研究センター、総合地球環境学研究所、国立民族学博物館により構成される研究組織です。

国立国会図書館 デジタルアーカイブポータル(PORTA)と人間文化研究機構統合検索システムとの相互検索が可能になります(2010/7/7付けプレスリリース)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2010/__icsFiles/afieldfile/2010/07/09/pr20100709.pdf

7月 13日

Webcat Plusの一致検索の簡易版が公開

国立情報学研究所(NII)が、Webcat Plusの一致検索の簡易版(ベータ版)を公開しています。連想検索、書棚機能が省かれており、名称は“Webcat Plus Minus”とのことです。

Webcat Plus Minus(FAQ)
http://webcatplus.nii.ac.jp/faq_008.html

Webcat Plus Minus
http://webcatplus.nii.ac.jp/pro/

参考:
国立情報学研究所(NII)、Webcat Plusをリニューアル
http://current.ndl.go.jp/node/16387

セマンティックウェブ、Linked Data、Open Dataについてのブリーフィングペーパー(英語)

英国のJISC CETISのサイトで、セマンティックウェブ、Linked Data、Open Data等について解説したブリーフィングペーパーが公開されています。

The Semantic Web, Linked and Open Data(PDFファイル、6ページ)
http://wiki.cetis.ac.uk/images/1/1a/The_Semantic_Web.pdf

スタンフォード大学、新しい工学図書館の排架資料は1万冊のみ

スタンフォード大学が、電子媒体の資料を中心に提供する新しい工学図書館の開館に向けた準備を進めています。排架資料の大部分は1度も使われていなかったため、新しい工学図書館の排架資料は大幅に減らされ2万冊になる予定であったようですが、米国の公共ラジオ局NPRが報じたところによると、排架資料はさらに減らされて1万冊になるとのことです。また、同大学の図書館長が、将来的に排架資料は全て無くなるだろうと予想しているとのことです。

Stanford Ushers In The Age Of Bookless Libraries(NPR 2010/7/8付けの記事)
http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=128361395

米国の官報“Federal Register”のウェブサイトがリニューアルへ

米国国立公文書館(NARA)と米国政府印刷局(GPO)により運営されている、Federal Register(官報)のウェブサイトが、“Federal Register 2.0” (FR 2.0)としてリニューアルされるとのことです。レイアウトの改善、関心の高いトピックや関連文書の表示、ビジネス・環境・科学技術などの分野ごとのページの開設、などが行われるとのことです。2010年7月26日からプロトタイプが一般公開され、2011年に正式版となる予定とのことです。

National Archives Unveils New Federal Register 2.0 Web Site to Mark 75th Anniversary(2010/7/12付けNARAのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2010/nr10-119.html

(説明資料)
http://www.ofr.gov/documents/FR2_0_Public_Handout.pdf

Government Documents: Launching (Beta) on July 26th: Federal Register 2.0 (FR 2.0)(2010/7/12付けResourceshelfの記事)

「第1回ケータイコミック大賞」が『のだめカンタービレ』に決定される

携帯電話向け電子書籍配信サービスを行う4社が共同開催した「第1回ケータイコミック大賞」が、『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子著、講談社)に決定されたとのことです。

ケータイコミック販売大手4社が第1回ケータイコミック大賞を発表、作品は「のだめカンタービレ」に (2010/7/12付け hon.jpの記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/1630/

7月 12日

日本歴史百科『国史大辞典』のウェブ版がジャパンナレッジで利用可能に

辞書・事典の検索サイト「ジャパンナレッジ」が、日本歴史百科『国史大辞典』のウェブ版を新規コンテンツとして追加したと発表しています。

新規コンテンツ公開のお知らせ(ジャパンナレッジ)
http://www.japanknowledge.com/contents/jk_update/kokushi/kokushi_100701.html

ウェブ情報保存のためのガイドブックが公開される(英国)

英国バース大学のUKOLNとロンドン大学コンピュータセンター(ULCC)が協同で行っている、ウェブリソースの保存に関するプロジェクト“JISC-PoWR(Preservation of Web Resources)”が、“A Guide to Web Preservation”を公開しています。このガイドブックは、特にウェブや記録管理の担当者にとって実践的な指南書となるべく、各章は、ウェブ情報の保存を考える際に担当者の頭に浮かぶ疑問に答える形で書かれているとのことです。

A Guide to Web Preservation
http://jiscpowr.jiscinvolve.org/wp/files/2010/06/Guide-2010-final.pdf

フィンランド、国民のインターネットへのブロードバンド接続を法的権利に

フィンランドでは、2010年7月1日から、通信業者に対し、全世帯に高速インターネット接続サービスを提供することが義務付けられたとのことです。ブロードバンド接続は電話や郵便と同じような基本的なコミュニケーションサービスと位置付けられ、通信業者は、恒久的な住居と事務所の全てに、1Mbps以上の速度で適切な価格の接続サービスを提供しなければならないとされています。2015年には全世帯での100Mbpsを目指すとのことです。

1 Mbit Internet access a universal service from the beginning of July(2010/6/29付けフィンランドの運輸・コミュニケーション省のプレスリリース)
http://www.lvm.fi/web/en/topical/pressreleases/view/1169417

スペインがEuropeanaに10万ユーロの資金提供を決定

2010年7月9日に、スペイン政府が2010年の1年間にEuropeanaに対して10万ユーロの資金提供を行うと発表しました。これは同日開かれた閣議で決定されたもので、他の欧州諸国と協力して、欧州規模でのデジタルライブラリーの構築に寄与するためとのことです。

España aportará 100.000 EUR al programa Europeana en 2010 (2010/7/9付け Ministerio de Culturaのプレスリリース)
http://www.mcu.es/gabineteprensa/downloadFile.do?path=/HTTPD/deploy/pedpas/datos/NotasPrensa/notas/21392010//contribucion_europeana.pdf

英国図書館の年代別コンテンツ提供サービスがNominet Internet Awards 2010を受賞

BL(英国図書館)の提供する学習用コンテンツ“Timelines: Sources form History”が、“Nominet Internet Awards 2010”を受賞しました。この賞は、インターネットを利用するすべての人にとって、安全でオープンであり、容易にアクセス可能で、多様な経験を与えるようなインターネットコンテンツを提供する、個人または団体に与えられるものです。“Timelines: Sources form History”の受賞理由は、BLの所蔵する中世から現代までのコレクションを時系列にそって渉猟することのできる、独創的な年表であるからとのことです。

Nominet Internet Awards 2010
http://www.nic.uk/about/internetawards/

Timelines: Sources from History
http://www.bl.uk/learning/histcitizen/timeline/historytimeline.html

British Library wins Nominent Internet Award (2010/7/8付け British Libraryのプレスリリース)

世界リポジトリランキングの2010年7月版が公開

スペイン高等科学研究院が作成する世界リポジトリランキングの2010年7月版が公開されています。機関リポジトリのランキングでは、1位はHAL Hyper Article en Ligne CNRSで、日本の機関リポジトリでは、京都大学(28位)、九州大学(76位)、早稲田大学(88位)、名古屋大学(91位)、東京大学(98位)がトップ100内にランクされています。

Top 800 Institutional Repositories
http://repositories.webometrics.info/top800_rep_inst.asp

7月 9日

凸版印刷と大日本印刷、「電子出版制作・流通協議会」を設立

凸版印刷と大日本印刷が、「電子出版制作・流通協議会」を2010年7月27日に設立すると発表しています。関連団体・権利者・行政機関との連携により、電子出版の課題の整理や検証、配信インフラの問題の解決、電子出版振興に関わる提言などを行うとのことです。

凸版印刷と大日本印刷が「電子出版制作・流通協議会」設立へ(ITpro 2010/7/9付けの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100709/350131/

大日本印刷と凸版印刷、電子出版ビジネスの成長を目的とした協議会を設立(INTERNET Watch 2010/7/9付けの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100709_379653.html

Googleエディション、2011年初頭にも日本で電子書籍の販売へ

Googleが、電子書籍販売サービス「Googleエディション」を日本でも2011年初頭にも開始すると報じられています。

電子書籍:グーグル、日本で来年初め販売開始 (2010/7/8付け 毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/select/today/news/20100709k0000m040090000c.html?inb=fa

電子書籍販売「Googleエディション」、日本で年明けスタート (2010/7/8付け ITmedia Newsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/08/news082.html

スウェーデン王立図書館、オープンアクセスポリシーの適用を開始

スウェーデン王立図書館(Kungliga biblioteket)が、オープンアクセスポリシーの適用を開始したと発表しています。ポリシーには、高等教育機関のオープンアクセス出版に対する支援のほか、同館のデジタル化資料や同館刊行物のオープンアクセス化などが含まれています。同館は2006年にオープンアクセスに関するベルリン宣言に署名しており、学術情報と文化遺産へのオープンアクセスを促進することは義務になっているとのことです。

Open Access policy for the National Library of Sweden(スウェーデン王立図書館のニュースリリース)
http://www.kb.se/english/about/news/New-Open-Access-policy/

米国国立公文書館(NARA)がアーカイブズに関する知識や研究情報を共有するWikiを開設

2010年7月8日に、米国国立公文書館(NARA)がアーカイブズに関する研究情報やその知識を共有することのできる“Our Archives”というWikiを公開しました。NARAは、このWikiを通じて、歴史家やアーキビスト、そして市民アーキビストが、他の研究者らとつながり、研究情報やリソースを共有する機会の提供を目指しているとのことです。

Our Archives
http://www.ourarchives.wikispaces.net/

National Archives Announces Launch of New "Our Archives" Wiki (2010/7/8付け National Archivesのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2010/nr10-117.html

7月 8日

研究者のWeb2.0の使用実態を調査したレポートが公開(英国)

英国の研究情報ネットワーク(Research Information Network)が、研究者のWeb2.0のツールの使用実態とその要因を調査したレポート“If you build it, will they come? How researchers perceive and use web 2.0.”を公開しています。レポートは、大部分の研究者がそれらWeb2.0のツールをバラバラに使用しているか、あるいはまったく使用していないということ、しかし、研究者はすでにあるコミュニケーションのチャンネルは十分活用しているので、今後Web2.0のサービスは、そのようなコミュニケーションのチャンネルを補うようなものを提供することになるだろうと指摘しています。

If you build it, will they come? How researchers perceive and use web 2.0.
http://www.rin.ac.uk/system/files/attachments/web_2.0_screen.pdf

Use and relevance of web 2.0 for researchers (2010/7/6付け Research Information NetworkのNews記事)

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