アーカイブ - 2010年 7月

7月 20日

総務省、ICTの利活用を阻む制度・規制等についての意見を募集

総務省は、ICT(情報通信技術)の利活用を阻む既存の制度・規制等について、2010年8月20日までの期間で、意見募集(パブリックコメント)を行っています。

ICTの利活用を阻む制度・規制等についての意見募集(2010/7/16付け総務省の報道資料)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02tsushin01_02000035.html

総務省、ICTの利活用を阻む制度・規制についてパブコメ(2010/7/16付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100716_381332.html

シャープが電子書籍事業に参入へ

シャープ株式会社が、電子書籍事業に参入すると発表しています。同社は、テキストや静止画に加え動画や音声が利用できる電子書籍フォーマット「次世代XMDF」を開発し、この技術を核に、出版社・印刷会社など国内外の関係各社の協力を得ながら、2010年内にも、配信サービスとタブレット端末を組み合わせた新たな電子書籍ソリューションを立ち上げるとのことです。

新たな電子書籍ソリューションで、電子書籍事業に参入(2010年7月20日付けシャープのプレスリリース)
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100720-a.html

シャープが電子書籍事業に参入、タブレット端末を年内発売(2010/7/20付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100720_381927.html

英国国立公文書館の2009-2010年の年次報告書が公開

英国国立公文書館(NA)の2009-2010年の年次報告書が公開されています。主な業績として、国防省のUFOに関する資料や1883年から1900年までの兵役記録などのオンラインでの提供、ビジネスアーカイブに関する“Corporate Memory”のプロジェクトなどが述べられています。

Annual Report and Resource Accounts 2009-2010
http://www.nationalarchives.gov.uk/documents/annualreport0910.pdf

Annual Report and Resource Accounts 2009-10 published (2010/7/15付け 英国国立公文書館のニュース)
http://www.nationalarchives.gov.uk/news/475.htm

Linux用のオープンソースの図書館システム

Linux用ソフトウェア等の情報を提供するウェブサイトLinux Linksに、Linux用のオープンソースの図書館システムが紹介されています。VuFind、Koha、Evergreen、Greenstone、OpenBiblio、PMBの6つが優良なシステムとして挙げられています。

6 of the Best Free Linux Library Management Systems
http://www.linuxlinks.com/article/20100712163238358/LibraryManagementSystems.html

参考:
E959 - 開発者が語る “Koha”の10年<文献紹介>
http://current.ndl.go.jp/e959

OCLC、Directory of Open Access Journalsに参加

OCLCが、オープンアクセス・ジャーナルのディレクトリである“Directory of Open Access Journals(DOAJ)”に加わったと発表しています。

OCLC joins DOAJ(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/briefs/brief350.htm

DOAJ members
http://www.doaj.org/doaj?func=loadTempl&templ=members

Amazon、Kindleでの電子書籍の販売量がハードカバー書籍の販売量を抜く

Amazon社によると、Kindleでの電子書籍の販売量が、同社のハードカバーの書籍の販売量を抜いたとのことです。同社の創業者で現CEOのJeff Bezos氏は、Kindle端末の値下げ後、販売ペースが3倍に増加したと説明しています。

Kindle Device Unit Sales Accelerate Each Month in Second Quarter; New $189 Price Results in Tipping Point for Growth (2010/7/19付け Amazon.comのプレスリリース)
http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=97664&p=irol-newsArticle&ID=1449174&highlight=

7月 16日

Googleが支援するデジタル人文学の研究プロジェクトが決定

Googleがデジタル人文学(Digital Humanities)の研究を支援する“Google's Digital Humanities Research Awards”の対象となる12のプロジェクトが決定したとのことです。研究資金とともに、Googleの様々なツール・技術やGoogleブックスのコーパスなどが利用できるとのことです。決定を知らせるブログ記事に、研究者名と研究テーマが掲載されています。

Our commitment to the digital humanities(2010/7/14付けオフィシャルGoogleブログの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2010/07/our-commitment-to-digital-humanities.html

テレビ番組のデジタル保存に関するプロジェクトの最終報告書が公表(米国)

米国議会図書館(LC)が主導する全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)の一環として、公共放送のテレビ番組のデジタル保存に関するプロジェクトの最終報告書が公表されています。報告書にはプロジェクトの目標として、コンテンツ保存用のリポジトリのプロトタイプの構築、メタデータや各種フォーマット等の標準化、長期保存のための仕組みづくり、デジタル保存の重要性の広報、などが挙げられています。

Final Report: Preserving Digital Public Television(PTV Digital Archiveのニュースリリース)
http://www.thirteen.org/ptvdigitalarchive/uncategorized/final-report-preserving-digital-public-television/124/

Preserving Digital Public Television Final Report
http://www.thirteen.org/ptvdigitalarchive/files/2010/07/FinalReport.pdf

参考:
CA1502 - 国家規模でデジタル情報を保存する-LC主導のNDIIPPが本格始動- / 塩崎亮

BL、「音の風景」を記録するプロジェクトを開始

2010年7月13日、BL(英国図書館)が“Noise Futures Network”と協同で、“UK SoundMap”というプロジェクトを開始したとのことです。これは住民参加型のプロジェクトで、参加者が日常生活で聞く周囲の音を、「音の風景」“soundscape”として記録するものです。まずは試行段階として英国中部の都市シェフィールドを対象に実施し、記録にあたっては、“Audioboo”というスマートフォン用のアプリケーションを利用しているとのことです。

UK SoundMap
http://sounds.bl.uk/uksoundmap/index.aspx

Capturing the sounds of Sheffield (2010/7/13付け BLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100713.html

オープンソースの次世代OPAC“VuFind”の正式版(1.0)が公開

2010年7月15日に、オープンソースの次世代OPAC“VuFind”が、ベータ版から正式版(1.0)となったようです。安定性の向上のほか、非MARCメタデータフォーマットへのサポート、モバイル用インターフェイスなどの機能が追加されているとのことです。

vufind
http://vufind.org/

参考:
オープンソースの次世代型OPAC“VuFind”
http://current.ndl.go.jp/node/6187

イェール大学図書館、Vufindのユーザビリティテストを実施
http://current.ndl.go.jp/node/8530

スタンフォード大学図書館、次世代OPAC"SearchWorks"を試験公開
http://current.ndl.go.jp/node/11513

文部科学省、平成21年度学術情報基盤実態調査の結果を発表

文部科学省が、平成21年度「学術情報基盤実態調査」の結果を発表しています。

平成21年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/07/1295790.htm

参考:
文科省、平成20年度学術情報基盤実態調査の結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/15154

7月 15日

「図書館におけるRFID 導入のためのガイドライン」が公開

日本図書館協会のウェブサイトで、「図書館におけるRFID 導入のためのガイドライン」が公開されています。このガイドラインは、日本図書館協会のほか、国公私立大学図書館協力委員会、全国学校図書館協議会、全国公共図書館協議会、専門図書館協議会の連名によるもので、RFIDの導入に際し、図書館が留意すべき点を示すものであるとのことです。

図書館におけるRFID 導入のためのガイドライン
http://www.jla.or.jp/RFIDguideline.pdf

NECネクサソリューションズ、図書館システム「LiCS-Re」をSaaS型で提供へ

NECネクサソリューションズが、図書館システム「LiCS-Re」のSaaS(Software as a Service)型での提供を2011年1月から開始する、と発表しています。蔵書冊数20万冊以下の中小規模の公共図書館を対象としたサービスで、今後3年間で200の自治体への導入を見込んでいるとのことです。

SaaS型図書館情報サービス「LiCS-Re for SaaS」販売開始
http://www.nec-nexs.com/news/press/2010/0714.html

NECネクサ、中小公共図書館向けにSaaS型図書館情報サービスを販売開始(CNET Japan 2010/7/14付けの記事)
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20416790,00.htm

英国ウェルカム図書館、2009年の活動報告を公開

英国のウェルカム図書館(Wellcome Library)が、2009年の活動報告を公開しています。展示やイベント、資料デジタル化、収集資料などについての報告が掲載されているようです。

Wellcome Library 'Year in Review' published(ウェルカム図書館のニュースリリース)
http://www.wellcome.ac.uk/News/2010/News/WTX060201.htm

Year in Review 2009
http://www.wellcome.ac.uk/stellent/groups/corporatesite/@msh_publishing_group/documents/web_document/wtx060197.pdf

スペイン国立図書館に新館長が就任

前任のMilagros del Corral氏の辞任後、空席となっていたスペイン国立図書館長職に、Glòria Pérez-Salmerón氏が就任したとのことです。Glòria Pérez-Salmerón氏は、スペインの図書館、文書館、記録管理等に関わる団体である“Federación Española de Sociedades de Archivística, Biblioteconomía y Documentación”(FESABID)の会長であった人物です。国立図書館長就任にあたり、Glòria Pérez-Salmerón氏は、これまでに策定された戦略計画“Plan Estratégico”の継続を宣言しているとのことです。

英国ユネスコ国内委員会、英国版「世界の記憶」の登録資料10点を発表

英国ユネスコ国内委員会(United Kingdom National Commission for UNESCO)が、「世界の記憶」(UK Memory of the World)プログラムの英国版“UK Memory of the World Register”に初めて登録する資料10点を発表しています。図書館からは、ウェールズ国立図書館やスコットランド国立図書館、マンチェスター大学の図書館の資料が選ばれたようです。

Inscriptions to the UK Memory of the World Register announced(英国ユネスコ国内委員会のニュースリリース)
http://www.unesco.org.uk/inscriptions_to_the_uk_memory_of_the_world_register_announced

2010 UK Register
http://www.unesco.org.uk/2010_uk_register

National Library of Scotland to display its cultural riches to a global audience(スコットランド国立図書館のプレスリリース)

LIPER2の報告書が公開

2006年度から2009年度にかけて実施された、「情報専門職養成をめざした図書館情報学教育の再編成」(LIPER2)の電子版の報告書が公開されています。なお、今後同サイトでは、LIPER3として、2010年度から2014年度まで実施される「図書館情報学教育を高度化するための研究基盤形成」に関する研究会の告知および研究成果の掲示を行うとのことです。

LIPER2報告書
http://panflute.p.u-tokyo.ac.jp/liper3/?page_id=17

オランダ王立図書館、資料デジタル化でGoogleと提携へ

オランダ王立図書館(KB)は、資料のデジタル化でGoogleと提携すると発表しています。デジタル化の対象は18-19世紀の資料を中心とするパブリックドメインの資料で、規模は16万冊とのことです。デジタル化後は、GoogleブックスのサイトとKBのサイトで無料で閲覧できるほか、Europeanaでの閲覧も予定されています。KBは戦略目標の一つとして1470年以降のオランダの資料をデジタル化するという目標を掲げており、その一環として実施されるとのことです。

Koninklijke Bibliotheek and Google sign book digitisation agreement(2010/7/14付けKBの英語版プレスリリース)
http://www.kb.nl/nieuws/2010/google-en.html

Google Books goes Dutch(2010/7/14付けInside Google Booksの記事)
http://booksearch.blogspot.com/2010/07/google-books-goes-dutch.html

関西大学と高槻市が連携して児童図書館をオープン

2010年7月14日、関西大学児童図書館・高槻市立中央図書館ミューズ子ども分室がオープンしたとのことです。これは関西大学と高槻市の連携事業の一つとして実施されたもので、関西大学が図書館施設や書架などを無償で市に貸与し、市が市民への貸出等運営業務を担当するとのことです。蔵書は、絵本や児童書を中心に約16,000冊を揃えているそうです。

関西大学児童図書館・高槻市立中央図書館ミューズ子ども分室オープニングセレモニーを挙行しました。 (2010/7/14付け 関西大学のトピックス記事詳細)
http://www.kansai-u.ac.jp/mt/archives/2010/07/post_82.html

参考:
関西大学、新キャンパスに児童図書館を設置
http://current.ndl.go.jp/node/15847

7月 14日

Google、Apple、大日本印刷などがInternational Digital Publishing Forumに加盟

電子出版業界の国際的組織International Digital Publishing Forum(IDPF)が公表している加盟機関リストによると、Google、Apple、大日本印刷などが2010年7月に新たに同組織に加盟したようです。

電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」時代を睨みApple社・Google社が米IDPFに加盟、日本の印刷大手も(hon.jp 2010/7/14付けの記事)
http://hon.jp/news/modules/rsnavi/showarticle.php?id=1632

Current Members(IDPF)
http://www.idpf.org/membership/currentmembers.asp

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