米国化学会(ACS)と英国の王立化学協会(The Royal Society of Chemistry:RSC)が、持続可能“sustainability”をテーマにしたそれぞれのウェブサイトの運営で、提携したと発表しました。ウェブサイトは、気候変動や食糧危機、新エネルギー資源などのグローバルな問題に対して、化学という学問がどのように役立つのかということを、一般に広く理解してもらうためのものです。ACSとRSCの提携では、それぞれのウェブサイト上のリソースを共有するほか、科学者や政府関係者、学生などに対して、持続可能性をテーマにしたセミナーを協同で行うとのことです。
2010年7月21日、ペルーで文化省設立法が公布され、今後90日以内にペルー国立図書館ほか、国立文化機構(Instituto Nacional de Cultura)や国立公文書館(el Archivo General de la Nación)など、6つの文化関係機関が同省へ統合されるとのことです。
英国図書館は、“The Value of Knowledge”とのタイトルが付けられた2009/2010年度の年報を公開しています。2009/2010年度の主な実績とともに、2010/2011年度の行動計画として、デジタル出版物の収集と保存、ウェブサイトの改善、新聞の保存とデジタル化、などが挙げられています。
フランス国立図書館(BNF)がBook Edition社と共同でオンラインで受け付けるオンデマンド印刷サービスの有料提供を開始する、と報じられています。同館の電子図書館Gallicaで提供するコンテンツをBook Edition社が印刷して購入者に提供するというものです。20世紀初頭までの近代の様子が記された旅行記などの資料から成る、“Voyages en France”及び“Voyages en Italie”というGallicaの2つのカテゴリの中のコンテンツ500件がサービスの対象になるとのことです。