アーカイブ - 2010年 7月 8日

研究者のWeb2.0の使用実態を調査したレポートが公開(英国)

英国の研究情報ネットワーク(Research Information Network)が、研究者のWeb2.0のツールの使用実態とその要因を調査したレポート“If you build it, will they come? How researchers perceive and use web 2.0.”を公開しています。レポートは、大部分の研究者がそれらWeb2.0のツールをバラバラに使用しているか、あるいはまったく使用していないということ、しかし、研究者はすでにあるコミュニケーションのチャンネルは十分活用しているので、今後Web2.0のサービスは、そのようなコミュニケーションのチャンネルを補うようなものを提供することになるだろうと指摘しています。

If you build it, will they come? How researchers perceive and use web 2.0.
http://www.rin.ac.uk/system/files/attachments/web_2.0_screen.pdf

Use and relevance of web 2.0 for researchers (2010/7/6付け Research Information NetworkのNews記事)

紀伊國屋書店、洋書の管理にICタグを導入へ

紀伊國屋書店が、販売している洋書にICタグを貼り付けて管理すると発表しています。ICタグを導入することにより、書架から書籍を探す際や棚卸しの際の効率化を図ることができるほか、より細かな販売分析も可能になるようです。全店舗の洋書23万冊にICタグを順次貼り付けていく予定とのことですが、和書への貼り付けは行わないとのことです。

紀伊國屋書店、全洋書にICタグ貼付――電子書籍連携も視野に(ITpro 2010/7/8付けの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100708/350046/

ジャマイカ国立図書館、ウェブアーカイブと資料デジタル化を実施

ジャマイカ国立図書館(National Library of Jamaica)が、ウェブアーカイブ及び所蔵資料のデジタル化を実施すると発表しています。ウェブアーカイブでは政府機関のウェブサイト上の出版物を主な対象とするパイロットプロジェクトとして行われ、資料デジタル化では歴史的な資料を対象にするとのことです。

National Library of Jamaica Gone Digital(Jamaica Information Service 2010/7/6付けの記事)
http://www.jis.gov.jm/labour/html/20100706T170000-0500_24585_JIS_NATIONAL_LIBRARY_OF_JAMAICA_GONE_DIGITAL.asp

National Library of Jamaica
http://www.nlj.gov.jm/

大日本印刷、電子書店を今秋開店へ

大日本印刷とその子会社であるCHIグループが、今秋に電子書店を開設すると発表しています。取り扱うコンテンツ数は約10万点で、オンライン書店「bk1」や、丸善、ジュンク堂、文教堂などの書店との連携し、紙の書籍と電子出版コンテンツの両方を扱うハイブリッド型総合書店を目指すとしています。また、コンテンツ制作や電子出版ビジネスのサポートも行うとのことです。

大日本印刷 CHIグループ 国内最大級の電子書店を今秋開設(大日本印刷のニュースリリース)
http://www.dnp.co.jp/news/1216061_2482.html

DNP、国内最大級の電子書店を今秋開設 ジュンク堂などと連携、5年後500億円に(2010/7/8付けITmedia Newsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/08/news059.html

『カレントアウェアネス-E』174号発行

E1069 - CDNLAO 2010カントリーレポート(1) 中国,韓国

第18回アジア・オセアニア国立図書館長会議(CDNLAO)が2010年4月13日にシンガポールで開催された。この会議は,「アジア・オセアニアの協同に向けて」をテーマにしたもので,議事のほか,各国の国立図書館の動向及び各国内の最新の図書館事情についての報告(カントリーレポート)がなされた。これまでも『カレントアウェアネス-E』では,たびたびこのカントリーレポートについて内容の報告を行ってきたが(E519,E713参照),2010年度も今号から数回に分けてこのカントリーレポートを国別に紹介していきたい。...

E1067 - JISC等による博物館・文書館・図書館のメタデータの共有計画

英国情報システム合同委員会(JISC)は,英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)と共同で,博物館・文書館・図書館(MLA)のリソースの探索に関するタスクフォース“Resource Discovery Taskforce”を立ち上げた。このタスクフォースは,MLA各機関のメタデータに焦点を当て,それらを共有化しリソースの探索インフラを提供することで,教育や研究を支援することを目的としている。2010年6月に,このタスクフォースのビジョン“One to Many; Many to One”と,このビジョンに基づく実施計画(Implementation Plan)が発表された。...

E1068 - LCSHに関する業務の改善状況についての報告(米国)

米国議会図書館(LC)のPolicy and Standards Divisionは,2007年に,米国議会図書館件名標目表(LCSH)の事前結合索引法(pre-coodination)の是非を検討し,事前結合方式の継続と,LCSHに関する業務改善のための提案等を示した文書を公表していた。2010年5月に,その後の業務改善状況等をまとめた報告文書が公表された。内容は,2007年文書の提案と行動計画に沿って,LCSHに関する業務の改善点等を列挙したものである。そのうちいくつかの点を紹介する。...

E1070 - ディジタル図書館に関する国際会議JCDL/ICADL2010<報告>

2010年6月21日から25日にかけて,ディジタル図書館に関する代表的な国際会議であるJCDL(Joint Conference on Digital Libraries)とICADL(International Conference on Asia-Pacific Digital Libraries;E587,E744, E873参照)がオーストラリア東部のゴールドコーストで共同開催された。...

E1066 - 電子出版の課題や制度等について検討した3省懇談会の報告

総務省,文部科学省,経済産業省の3省は,日本の電子出版の課題や必要 な制度などについて検討する「デジタル・ネットワーク社会における出版物 の利活用の推進に関する懇談会」を設置し,2010年3月以来,懇談会を3回, 出版の利活用の在り方に関するワーキングチーム会合を6回,技術に関する ワーキングチーム会合を7回開催し,議論を深めてきた。2010年6月28日,こ れまでの議論の成果をまとめた「デジタル・ネットワーク社会における出版 物の利活用の推進に関する懇談会報告」が発表された。...

カーリルに「レシピ」機能が追加される

図書館資料検索サービス「カーリル」に、ユーザが自分の推薦本を公開できる「レシピ」という機能が追加されたそうです。各「レシピ」からは、そのまま近隣の図書館の所蔵確認が可能とのことです。

カーリルレシピ
http://calil.jp/recipe

新機能「レシピ」を開始しました (2010/7/6付け カーリルのブログ「カリブロ」の記事)
http://blog.calil.jp/2010/07/blog-post.html

参考:
E1035 - 「カーリルの中の人」が語る「カーリル」の裏側
http://current.ndl.go.jp/e1035