2009年1月から実施されているEuropeanaの改良プロジェクト“Europeana version 1.0”の中間報告書“Highlights of Europeana v1.0”が公開されています。エンドユーザー、コンテンツ提供機関等との協力関係のほか、メタデータやコード、知的財産権について記されています。プロジェクトの実施期間は2年半ですが、新しいプロジェクトも平行して進められているとのことで、セマンティックな検索システムの導入や検索結果ランキングの洗練などを行った新しいバージョンのEuropeanaを2011年春までに導入し、2012年春からの運用開始を目指しているとのことです。
2010年8月にスウェーデンで開催されるIFLA大会に合わせて、メイン会場のあるヨーテボリまで自転車で目指すプロジェクト“Cycling For Libraries”が行われるそうです。参加者は、8月9日に行われる“The Global Librarian”のカンファレンスの後、その開催地であるスウェーデンのボロースからヨーテボリまでの約70kmを自転車で移動するとのことです。また、2011年の春から夏にかけては、デンマークのコペンハーゲンからドイツのベルリンまでの約650kmを走破する計画もあるとのことです。