アーカイブ - 2010年 5月

5月 10日

ハーバード大、著作権保護期間内蔵書のGoogleによるデジタル化について再検討開始

ハーバード大学は、2008年秋、Googleの著作権保護期間内の書籍を提供するプロジェクトには参加しないことを決定しました。ところがこのほど、ハーバード大学の関係者30名ほどが参加してクローズドな会合が開催され、不参加の措置について再検討がなされたということです。

Harvard Considers Potential Partnership with Google Books
- The Harvard Crimson 2010/5/6付けの記事
http://www.thecrimson.com/article/2010/5/6/google-settlement-books-university/

参考:
ハーバード大学図書館、Google Book Searchでの著作権保護期間内書籍の提供に不参加を表明
http://current.ndl.go.jp/node/9239

毎日新聞、読者の声を生かした新媒体「MAINICHI RT」を創刊

毎日新聞社が、Twitterなどのソーシャルメディアから寄せられる読者の声を生かし、読者とともに紙面を作るという新しい媒体「MAINICHI RT」を創刊することを発表しました。2010年6月1日が創刊日で、週6回、紙媒体で発行されます。なお、発行エリアが「東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県」の1都3県に限られています。

毎日新聞社が新媒体「MAINICHI RT」を創刊(毎日新聞のニュースリリース)
http://mainichi.jp/info/archive/news/2010/20100507org00m040033000c.html

MAINICHI RT
http://mainichi.jp/rt/

5月 7日

米国議会図書館、National Book Festivalに対し500万ドルの寄付を受ける

米国議会図書館(LC)は、“National Book Festival”に対して、Carlyleグループの創設者の一人であるルーベンスタイン(David Rubenstein)氏から500万ドルの寄付を受けたと発表しています。National Book Festivalの年間予算は100万ドルとのことで、今回の寄付により今後5年間の予算が確保されるとのことです。ルーベンスタイン氏は、今回の寄付はNational Book Festivalを永続的なものにするための頭金だ、とコメントしているようです。

David Rubenstein of Carlyle Group Donates $5 Million to Library of Congress(LCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-105.html

米国サウスカロライナ州の図書館写真コンテストの受賞作品が発表される

米国サウスカロライナ州が1年に1度行っている、図書館の日常風景の写真コンテストの受賞作品が発表されています。“Lee County Public Library”で撮影された、図書館員が幼児に読み聞かせを行っている写真が受賞したとのことです。

Prize Winning Photo Reflects The Joy of Reading(LISNews 2010/4/30付けの記事)
http://lisnews.org/prize_winning_photo_reflects_joy_reading

That's a wrap.....(Lee County Public Libraryのブログ)
http://leecountypubliclibrary.blogspot.com/2010/04/they-are-in-it-to-win-it.html

マサチューセッツ工科大学図書館、iPadを時間貸出

マサチューセッツ工科大学(MIT)のルイス音楽図書館(Lewis Music Library)が、教職員や学生向けにiPadを貸出するサービスを始めたと発表しています。85の音楽アプリが搭載されており、貸出期間は4時間で、貸出更新は認めていないとのことです。

Borrow an iPad from the Lewis Music Library(MIT図書館のニュースリリース)
http://news-libraries.mit.edu/blog/ipad-lewis-music/3331/

フランス・イタリアのオープンアクセスの現状をまとめたリポート(英語)

フランスとイタリアのオープンアクセスをめぐる現状をまとめた英語版のリポートが、それぞれ公開されています。フランスのリポートは研究機関の概況、オープンアクセス誌、オープンアーカイブ、大規模デジタル化計画等について、イタリアのリポートはリポジトリやオープンアクセス誌等について、まとめられています。

●フランス
Open Access in France A State of the Art Report - April 2010
http://openaccess.inist.fr/sites/openaccess/IMG/pdf/Open_Access_in_France_SELLreport_april_2010.pdf

●イタリア
Open Access in Italy
http://eprints.rclis.org/18365/

Open Access in France: A State of the Art Report(2010/5/2付けDigitalKoansの記事)
http://digital-scholarship.com/digitalkoans/2010/05/02/open-access-in-france-a-state-of-the-art-report/

5月 6日

名古屋大学、中央図書館を地下に配置する「キャンパスマスタープラン」を公表

名古屋大学が、中央図書館を地下に配置する計画を含んだ「名古屋大学キャンパスマスタープラン2010」を公表しています。同大学東山キャンパスの整備計画の一環として、グリーンベルトを再整備してその地下に中央図書館の大部分を配置するほか、地下道を整備し地下鉄駅やサンクンガーデンなどと連結する計画があるとのことです。

名古屋大学キャンパスマスタープラン2010
http://web-honbu.jimu.nagoya-u.ac.jp/fmd/8campusmasterplan/image8/CMP2010ALL.pdf

米国国立公文書館のFerriero館長、モバイルへの対応を重視

米国国立公文書館(NARA)のFerriero館長が、自身によるブログ“AOTUS:Collector in Chief”を開始しているようです。2010年4月27日付けの記事“The Future is in the Palm of our Hands”では、最近出されたリポートで、モバイルでのインターネット利用が一層進展することが予測されていたことをふまえ、これからNARAが進むべき方向として、モバイル用アプリ、アーカイブ用アプリ、アーカイブwiki、施設内でのWi-Fi提供、職員向けのソーシャルネットワークアプリ、などを検討するよう職員に指示している、との記述があります。

The Future is in the Palm of our Hands(2010/4/26付けのAOTUS:Collection in Chiefの記事)
http://blogs.archives.gov/aotus/?p=236

Archivist of the U.S.: What happens to social media records?(2010/5/3付けsmartplanetの記事)

Internet Archive、読みに困難がある人向けの電子書籍100万冊強の提供を開始

Internet Archiveは、視覚障害、ディスレクシアなど、読みに困難がある人向けの電子書籍100万冊以上を提供する新たなサービスを開始しました。これらはDAISY形式で提供されており、Internet Archiveが運営する“Open Library”を通じて利用可能です。著作権切れのものは自由にダウンロードでき、著作権保護期間中のものも、米国議会図書館(LC)の視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(NLS)に登録すればアクセスできるようになります。

Over 1 Million Digital Books Now Available Free to the Print-Disabled
(Internet Archiveの5月5日付けのプレスリリース)
http://www.archive.org/iathreads/post-view.php?id=305502

電子学術コンテンツへのアクセスを提供する国立のサービスがスタート(インド)

2010年5月4日、インドで電子学術コンテンツへのアクセスを提供する新たなサービス“National Library and Information Services Infrastructure for Scholarly Content (N-LIST)”が始まりました。これにより、インド国内の研究者、学生等は、2,000タイトルの電子ジャーナル、51,000冊の電子書籍にアクセスできるようになります。なお現在のところ、665大学のみが利用者として認められていますが、今後その範囲は拡大していく模様です。

National Library and Information Services Infrastructure for Scholarly Content (N-LIST)
http://iproxy.inflibnet.ac.in:2048/login

India: Tuesday Was Official Launch of National Library and Information Services Infrastructure for Scholarly Content (N-LIST)
- ResourceShelf 2010/5/4付けの記事

米国議会図書館、寄贈を受けるTwitterのアーカイブに関するQ&Aをブログに掲載

米国議会図書館(LC)が同館のブログで、Twitterの全公開ツイートのアーカイブの寄贈を受けることについて、頻繁に寄せられる質問(「Twitterのアーカイブを保存することはなぜ重要か?」「アーカイブに含まれるものは何か?」「LCはアーカイブをどのように利用する計画か?」)に答えています。このブログの筆者であるLCの広報担当者によるとこの取組みは、本人の広報業務の経験のうちでも、ずば抜けて人々からの注目を集めているということです。

The Library and Twitter: An FAQ
- Library of Congress Blog 2010/4/28付けの記事
http://blogs.loc.gov/loc/2010/04/the-library-and-twitter-an-faq/

参考:
E1042 - 米国議会図書館,Twitterの全公開ツイートを保存へ
http://current.ndl.go.jp/e1042

電子書籍販売サービス“Google Editions”は今夏提供開始か

Googleは2009年のフランクフルトブックフェアで、電子書籍のオンライン販売サービス“Google Editions”を2010年前半から開始すると発表していましたが、Wall Street Journal紙が報じるところによると、その時期は6月~7月になる模様だということです。

Google Readies Its E-Book Plan, Bringing in a New Sales Approach
- Wall Street Journal 2010/5/4付けの記事
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703866704575224232417931818.html

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