アーカイブ - 2010年 5月

5月 14日

若手ライブラリアンらが図書館の未来を語る「L-1グランプリ」開催決定、賞金は100万円

2010年図書館総合展の第2日目である11月25日に、図書館総合展運営委員会主催、図書館振興財団共催、アカデミック・リソース・ガイド株式会社協力の下、「L-1グランプリ」が開催されることになりました。これは、20代から30代のライブラリアンを中心に、ワークショップ形式で、それぞれの抱く図書館像を検討・発表し、そのアイディアを競う大会で、賞金総額はなんと100万円だということです。現在出場チームを募集中です。

L-1グランプリ2010、開催
http://www.toshokanshinko.or.jp/senden/

OCLCのウェブサービスを用いたアプリの紹介

OCLCのサイトのApplication galleryでは、WorldCat Search API、WorldCat Registry、xISBNなどのOCLCの提供しているウェブサービスを用いて開発されたアプリケーションが紹介されていますが、2010年5月12日付けのOCLC Developer Network Blogの記事では、最近加わった12のアプリケーションが紹介されています。高久雅生氏による「ふわっとWorldCat関連検索(Fuwatto WorldCat Search)」も紹介されています。

Twelve new apps added to the OCLC Application Gallery(2010/5/12付けOCLC Developer Network Blogの記事)
http://worldcat.org/devnet/blog/2010/05/twelve_new_apps_added_to_the_o.html

Application gallery
http://www.oclc.org/applicationgallery/default.htm

5月 13日

電子学位論文の国際的ネットワーク“NDLTD”、提供可能な論文数が100万件に達する

電子学位論文の国際的ネットワーク“Networked Digital Library of Theses and Dissertations(NDLTD)”が、提供可能な電子学位論文の件数が100万件に達したと発表しています。

NDLTD Union Catalog Surpasses One Million Electronic Theses and Dissertations(NDLTDのニュースリリース)
http://www.ndltd.org/find/ndltd-union-catalog-surpasses-one-million-electronic-theses-and-dissertations

Wikipedia(英語版)が新しいインターフェースに

Wikipedia(英語版)のインターフェースが新しくなったようです。ユーザビリティ調査を基に、ナビゲーションや編集ツールの改善が行われたとのことです。

A new look for Wikipedia(2010/5/13付けWikimedia blogの記事)
http://blog.wikimedia.org/2010/05/13/a-new-look-for-wikipedia/

参考:
Wikipedia、より使いやすく変身へ
http://current.ndl.go.jp/node/16021

米国図書館協会、連邦議会における図書館関連法案への投票状況を一覧化

米国図書館協会(ALA)が、連邦議会における図書館関連法案への投票状況を一覧表“Legislative Scorecard”にまとめ、ウェブサイト上で公開しています。表は上院・下院の2つに分けられており、各議員の投票状況を見ることができるようです。

American Library Association releases 2009 Legislative Scorecards(ALAのプレスリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/may2010/scorecard_wo.cfm

「図書館海援隊」にさらに8館が参加、参加館は23館に

有志の図書館が地域の様々な課題に対する解決支援サービスとして、貧困・困窮者支援や、医療・健康、福祉、法務等に関する支援・情報の提供を行う「図書館海援隊」の取組みへの参加館が8館増え、23館になったとのことです。新たに参加したのは、埼玉県立浦和図書館、東京都葛飾区立中央図書館、新潟市立中央図書館、静岡市立図書館、滋賀県東近江市立図書館、広島市立中央図書館、福岡県春日市民図書館、宮崎県立図書館の8館です。

「図書館海援隊」プロジェクトについて(図書館による課題解決支援)(2010年4月27日付け文部科学省ウェブサイトの情報)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaientai/1293814.htm

参考:
「図書館海援隊」に新たに8図書館が参加
http://current.ndl.go.jp/node/15789

iPadの日本での認知度は9割、購入意向は1割未満

マーケティング支援会社ドゥ・ハウスが、iPadの日本での認知度に関する調査結果を発表しています。iPadの認知度は9割、購入意向は8%で、想定される利用用途としては「インターネット」や「Eメール」が「電子書籍の購読」よりも高くなっているようです。

iPad(アイパッド)発売前受容性調査 結果発表(ドゥ・ハウスのプレスリリース)
http://www.dohouse.co.jp/press/p20100513.html

大阪府立図書館、「個人向けe-レファレンスサービス」の試行を開始

大阪府立図書館が、2010年5月11日から、インターネットによる個人向けの調査相談(レファレンス)サービス「e-レファレンスサービス」の試行を開始しています。利用には、同館の利用者カードとパスワードが必要で、ログイン後に申込みフォームから申込むと、メールで回答が送られてくるとのことです。

「個人向けe-レファレンスサービス」を試行実施します(大阪府立図書館からのお知らせのページ)
http://www.library.pref.osaka.jp/lib/eref_shiko.html

5月 12日

中国国家図書館、OCLCのILLサービスへの加入を発表

中国国家図書館が、OCLCのILL(図書館間相互貸借)サービス WorldCat Resource Sharingに加入したと発表しています。また、同じプレスリリースには、これまでに中国国家図書館の約230万のレコードがOCLC WorldCatに搭載されているとの情報も掲載されています。

The NLC takes part in OCLC WorldCat Resource Sharing Network(2010/4/28付け中国国家図書館の英語プレスリリース)
http://www.nlc.gov.cn/en/news/nlcnews_2010042801.htm

国家图书馆加入OCLC WorldCat资源共享网络(2010/4/28付け国図新聞の情報)
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2010/0428/article_493.htm

国家图书馆加入OCLC WorldCat资源共享网络 (2010/4/29付け中国文化部の情報)
http://www.ccnt.gov.cn/xxfb/xwzx/whxw/201004/t20100429_78833.html

【2010/5/28追記】

エジプト・アレクサンドリア図書館の公式日本語サイトが開設

エジプトのアレクサンドリア図書館の公式日本語サイトが開設されています。

アレクサンドリア図書館公式日本語サイト
http://www.bibalex.jp/Japanese/index.htm

ビブリオテカ・アレクサンドリア・プロジェクト
http://www.bibalex.jp/index.html

参考:
国立国会図書館月報587号(2010年2月)
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/pdf/geppo1002.pdf
(「国立国会図書館 館長対談 第14回 アレクサンドリア図書館長 イスマイル・セラゲルディン 氏 技術が支える知の殿堂」(p.4-9)及び「パピルスからPDFへ よみがえるアレクサンドリア図書館」(p.10-13)あり)

法テラス、図書館との連携を強化へ

法的トラブル解決の支援を行う「法テラス」(日本司法支援センター)は、身近な公共施設である図書館との連携を強化する方針とのことです。まずは全国の公立図書館にポスターを掲出することなどにより、利用者及び図書館員への法テラスの周知を図るとのことです。

「図書館海援隊プロジェクト」との連携開始!(2010/5/11付け法テラスのプレスリリース)
http://www.houterasu.or.jp/content/220511press.pdf

【プレスリリース】文科省「図書館海援隊プロジェクト」との連携開始について(2010/5/11付け「法テラス最新情報」)
http://www.houterasu.or.jp/news/houterasu_info/220511.html

図書館海援隊プロジェクトと日本司法支援センター(法テラス)との連携強化について(2010/5/11付け文部科学省の報道発表)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/22/05/1293923.htm

参考:
「図書館海援隊」に新たに8図書館が参加
http://current.ndl.go.jp/node/15789

図書館による貧困・困窮者支援プロジェクト「図書館海援隊」

IFLA、ISBD(国際標準書誌記述)の統合版の草案を公開

国際図書館連盟(IFLA)のISBD(国際標準書誌記述)レビューグループが、2010年5月10日付けで、ISBD統合版(consolidated edition)の草案を公開しています。7月11日まで意見を受け付けるとのことです。2007年に出された予備統合版からの変更点として、コンテンツの形式と媒体の種別等を記述するための新しいエリア「エリア0」の取り込みなどが示されています。

Worldwide review of ISBD
http://www.ifla.org/en/news/worldwide-review-of-isbd

参考:
IFLA、ISBD「エリア0」の記述を定めた文書を公表
http://current.ndl.go.jp/node/15423

5月 11日

Twitterを通じた募金活動によって学校図書館が建設予定(タンザニア)

草の根募金活動を行っているグループ“Epic Change”が、集まった資金でタンザニアのある中学校に図書館を建設することになったということです。この中学校は、Epic Changeの設立者でCEOである人物が2007年にボランティアに赴いた学校だということです。サンクスギビング・デーの時期に実施した募金活動により、2008年には新たな教室の建設費用として1万ドル、2009年には学校図書館建設費用として3万5千ドルが集まりました。計画では今後、コンピュータラボ、カフェテリア、運動場、トイレ、といったものが建設されることになっています。

An African School Library Created One Tweet At a Time
- School Library Journal 2010/5/10付けの記事
http://www.schoollibraryjournal.com/article/CA6728180.html

OECD、地域の統計データ分析のためのインタラクティブな地図“eXplorer”を公開

経済協力開発機構(OECD)はこのほど、インタラクティブな操作が可能な地図を使って、OECDの地域別統計を分析できるツール“eXplorer”を公開しました。

OECD eXplorer: interactive maps for regional statistics
(OECDのニュースリリース)
http://www.oecd.org/document/41/0,3343,en_2649_34413_42402025_1_1_1_1,00.html

eXplorer
http://stats.oecd.org/OECDregionalstatistics/

カナダ国立図書・文書館、Flickrで新しい写真コレクションを公開

カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、写真共有サイトFlickrにおいて、新しい写真コレクション“The Early Chinese Canadians 1858-1947”(初期の中国系カナダ人 1858-1947)を公開しました。

Library and Archives Canada Releases New Photo Album on Flickr
(LACのニュースリリース)
http://www.collectionscanada.gc.ca/whats-new/013-458-e.html

LAC/BAC's photostream
http://www.flickr.com/photos/lac-bac/

佐賀県の「使おうビッグライブラリー」キャンペーン、当選本数・対象者を拡大して実施

佐賀県が図書館先進県づくり事業として行っている「使おうビッグライブラリー」スタンプキャンペーンを2010年度も実施すると発表しています。県内の図書館・図書室で資料を貸出してスタンプを集めた応募者に、抽選で記念品が贈呈されるというものです。2010年度は、当選本数を増やしたほか、対象者を個人だけでなく団体にも拡大して実施されるとのことです。

佐賀県「使おうビッグライブラリー」スタンプキャンペーン
http://www.pref.saga.lg.jp/kentosyo/stamp/stampcampaign.html

参考:
佐賀県の「使おうビッグライブラリー」スタンプキャンペーンに2万件以上の応募が集まる
http://current.ndl.go.jp/node/9264

5月 10日

コロンビア国際大学図書館、火災により150万ドルの被害

米国サウスカロライナ州のコロンビア国際大学(Columbia International University)が、2010年5月8日に図書館で発生した火災により所蔵資料などが被害に遭ったと発表しています。火災の原因は天井の蛍光灯のトラブルとのことです。被害総額は150万ドルに及ぶようですが、発生したのが閉館時間の土曜日早朝であったため被害者は出ていない模様です。

CIU Library Heavily Damaged by Fire(コロンビア国際大学のニュースリリース)
http://www.ciu.edu/news/newsitem.php?id=525

Damage estimated at more than $1 million in CIU library fire(WIS News 10 2010/5/10付けの記事)
http://www.wistv.com/Global/story.asp?S=12453740

ワシントン州最高裁判所、図書館でのインターネットのフィルタリングを合憲と判断

ワシントン州の最高裁判所が、図書館でのインターネットのフィルタリングによるアクセス制限を合憲と判断したと報じられています。アクセスの制限が表現の自由を侵害するかどうかで意見が分かれたようですが、多数決により合憲との判断に至ったようです。多数側の意見として、図書館は不適切と判断した資料を受け入れない方針を定めることができ、インターネットアクセスについても同様であるという意見や、リクエストを受けた場合には図書館はフィルタリングを外すとの条件を付けるといった意見が出されたとのことです。

Washington Supreme Court Approves Use of Library Internet Filters(Switched 2010/5/7付けの記事)
http://www.switched.com/2010/05/07/washington-supreme-court-approves-use-of-library-internet-filter/

PREMIS『保存メタデータのためのデータ辞書』第2.0版の日本語版が公開

PREMIS(Preservation Metadata: Implementation Strategies)の『保存メタデータのためのデータ辞書』第2.0版の日本語版(全訳)が、日本図書館協会のサイトで公開されています。訳者の栗山正光氏による解説「電子資料の長期保存とメタデータ」も付されています。

PREMIS『保存メタデータのためのデータ辞書』第2.0版(PDF 220ページ)
http://www.jla.or.jp/publish/PREMIS.pdf

参考:
CA1690 - 動向レビュー:デジタルリポジトリにおけるメタデータ交換の動向 / 栗山正光
http://current.ndl.go.jp/ca1690

PREMISのデータディクショナリ、バージョン2.0が公開
http://current.ndl.go.jp/node/7569

ニューヨーク公共図書館、これまでで最も過酷な予算削減要求に直面

2010年5月6日、米国ニューヨーク市の市長はニューヨーク公共図書館に対し、3, 680万ドルの予算削減を要求しました。これは1970年代、ニューヨーク公共図書館が破たんの危機にあったときよりもさらに過酷な削減額となります。もしこのまま資金が回復されなければ、10館が閉鎖、開館日が週4日に削減、総労働力の36%に当たる736名のスタッフの解雇、といった結果に繋がってしまうということです。

New York Public Library Statement re Mayor Bloomberg's Executive Budget Proposal(ニューヨーク公共図書館のプレスリリース)
http://www.nypl.org/press/press-release/2010/05/06/new-york-public-library-statement-re-mayor-bloombergs-executive-budg-0

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