アーカイブ - 2010年 5月 21日

ワシントン米国初代大統領の長期延滞図書が所蔵館に返戻

米国のジョージ・ワシントン初代大統領が1789年に貸出して長期延滞となっていた未返却図書が、このほど資料の所蔵館であるNew York Society Libraryに返戻されたとのことです。ワシントン初代大統領の邸宅があるマウントバーノンの関係者が、長期延滞の事実を知り、同じ版の図書で弁償したとのことです。

George Washington's library book returned, 221 years later(guardian.co.uk 2010/5/20付けの記事)
http://www.guardian.co.uk/books/booksblog/2010/may/20/george-washington-library-book

Book that George Washington borrowed from New York library is returned - 221 years later(NYDailyNews.com 2010/5/20付けの記事)
http://www.nydailynews.com/ny_local/2010/05/20/2010-05-20_book_wash_took_replaced.html

参考:
米国初代大統領の長期延滞が報じられる

図書館予算削減に学生が抵抗運動(米国)

2010年5月10日、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の科学工学図書館で、100名を超える学生が閉館時間(午後10時半)になっても退館せず、深夜まで居座り続けるという事件が起こりました。これは、図書館の予算カットへの抗議を示すための、学生たちのアピールとして行われました。この学生の図書館への居座り行動に対し、図書館側は、すでに勤務を終えた6名のスタッフを呼び戻し、さらに警察にも助けを求めました。翌11日は、スタッフ不足等から通常の開館時間よりも早く閉館、12日には図書館スタッフと学生の間で話し合いがもたれました。話合いを通じ、結局、この騒動は一段落したということです。

UC Santa Cruz Students Protest Library Budget Cuts
- Library Journal 2010/5/19付けの記事
http://www.libraryjournal.com/article/CA6728866.html?nid=3285

スタンフォード大学図書館、資料のほとんど無い新しい図書館を計画

スタンフォード大学では、物理学図書館と工学図書館を閉館し、代わって資料がほとんど無い、新しい図書館を開館することが計画されているようです。現在の両館の所蔵資料は遠隔地の保存書庫に移動させるとのことです。新しい図書館のスペースは現行の工学図書館の半分ほどになるものの、排架スペースを減らして利用者用のスペースに充て、電子書籍や電子ジャーナルといった電子図書館サービスを中心に運営するようです。

Stanford University prepares for 'bookless library'(San Jose Mercury News 2010/5/18付けの記事)
http://www.mercurynews.com/breaking-news/ci_15114502

将来世代のアクセスのために現代のデジタル資料を「タイムカプセル」で保存(欧州)

欧州規模のデジタル情報保存に関するプロジェクト“PLANETS”で、現在用いられているフォーマットのデジタル資料を「タイムカプセル」に入れ保存するという取組みを実施するとのことです。スイスの堅牢な保管施設で保管されるカプセルには、現在の各種のフォーマットを様々なメディアで記録したものと、将来にそれらにアクセスするために必要となるデータ等が入れられるとのことです。

Data DNA key to preventing ‘Digital Memory Loss’(2010/5/20付け英国図書館のプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2010/pressrelease20100520a.html

TIME CAPSULE - A Showcase for Digital Preservation(PLANETS)
http://www.ifs.tuwien.ac.at/dp/timecapsule/

Digital Preservation: British Library Discusses “Data DNA Key to Peventing ‘Digital Memory Loss’”(2010/5/20付けResourceshelfの記事)

図書館に続いて、「公民館海援隊」プロジェクトもスタート

図書館による貧困・困窮者支援プロジェクト「図書館海援隊」に続いて、全国の有志の公民館による地域の課題解決支援プロジェクト「公民館海援隊」がスタートしました。参加公民館は現在のところ20館となっています。文部科学省の報道発表資料によると、このプロジェクトの趣旨は、「今後、各地域の課題やその解決支援に向けた取組について、情報を共有し社会的ネットワークの構築を図り、公民館活動を活性化文部科学省では、そのような取組について広く全国に公表するとともに、公民館を拠点とする「新しい公共」の実現を目指します」となっています。

「公民館海援隊」プロジェクトについて(公民館による課題解決支援)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaientai/1293990.htm

参加館一覧とそれぞれの館の取り組み
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaientai/1294001.htm

日本の電子書籍に関するリンク集

INTERNET Watchのサイトに、電子書籍・コミックに関するリンク集が掲載されています。無料で利用できるサイト、購入するためのサイト、関連団体・端末メーカーのサイト、に分けてリンクが紹介されています。

リンク集“読み方”広がる! 電子書籍・コミックの世界(2010/5/21付け)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/link/20100521_368343.html

東京都立図書館、学校支援サービスのサイトを開設

東京都立図書館が、学校支援サービスのためのサイト「都立図書館学校支援サービス」を開設しています。その内容の一つである「学校の読書支援のページ」では、児童・生徒の読書や学習に役立つ情報が掲載されています。

都立図書館学校支援サービス
http://www.library.metro.tokyo.jp/j/top.html

学校の読書支援のページ
http://www.library.metro.tokyo.jp/j/dokusho.html

都立図書館ホームページ「学校支援サービス」サイトの開設(2010/5/12付け東京都の報道発表資料)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/05/20k5c300.htm

講談社、iPad向けに新作文芸作品を配信へ

講談社が、京極夏彦氏の新作小説を、iPadなどに向けた電子書籍として配信するとのことです。価格は紙版の1785円に対し、iPadやPCでは945円(当初2週間は735円)、携帯電話では1章ごとに105円とのことです。

京極夏彦さんの新作を「iPad」向けに配信 講談社(2010/5/20付けMSN産経ニュースの記事)
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100520/bks1005201910001-n1.htm

京極さんの小説iPadで 講談社、6月上旬にも(2010/5/20付け47Newsの記事)
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010052001000920.html