アーカイブ - 2010年 5月 20日

研究データ保存についての調査“Keeping Research Data Safe 2”の報告書が公開(英国)

英国の情報システム合同委員会(JISC)の資金により実施された、研究データの保存についての調査“Keeping Research Data Safe”の第2期の報告書が公開されています。2008年に実施された同調査の第1期に続くもので、デジタル保存のためのコスト情報の調査、第1期に示されたモデルの検証などがおこなわれており、結論部分では、8つの推奨事項(recommendation)が示されています。

KEEPING RESEARCH DATA SAFE 2
http://www.jisc.ac.uk/media/documents/publications/reports/2010/keepingresearchdatasafe2.pdf

Keeping research data safe (Phase 2)
http://www.jisc.ac.uk/publications/reports/2010/keepingresearchdatasafe2.aspx

Keeping Research Data Safe 2 - a JISC-funded Project
http://www.beagrie.com/jisc.php

Keeping Research Data Safe 2(2010/5/17付けDigitalKoansの記事)

カナダにおけるデジタル情報保存の取組みに関する報告書

カナダ国立図書館・文書館(Library and Archives Canada:LAC)が、2009年に実施された、カナダにおけるデジタル情報の保存実態に関する調査の報告を公開しています。図書館、文書館、博物館、研究施設など61機関からの回答があったとのことで、そのうち72%が何らかの保存活動を行っているとのことです。

Survey of Digital Preservation Practices in Canada
http://www.collectionscanada.gc.ca/digital-initiatives/012018-3100-e.html

帝人ファイバー社、千葉大学附属図書館と共同で2次元通信技術による書籍管理システムの実証実験を開始

帝人ファイバー株式会社が、千葉大学附属図書館と共同で、「セルフォーム」と呼ばれる2次元通信シートとUHF帯のRFIDを使った書籍管理システムの実証実験を開始したと発表しています。UHF帯のRFIDを使うことで、出入口に設置するゲートの幅を拡張できるほか、書籍が手に取られた回数などを知ることができるとのことです。

図書館などの本の動きを把握できる新しい書籍管理システムの開発について(帝人ファーバー社のプレスリリース)
http://www.teijin.co.jp/news/2010/jbd100518.html

帝人ファイバー、千葉大と2次元通信利用の書籍管理システム実証実験を開始(マイコミジャーナル 2010/5/19付けの記事)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/05/19/038/

マイケル・ジャクソンが登場する学術的文献のリスト(米国)

The Journal of Pan African Studies(vol.3 No.7)に、マイケル・ジャクソンが登場する学術的文献のリストが掲載されています。テキサス工科大学のライブラリアンが作成したもので、音楽・芸能分野だけでなく、社会学、マスコミ論、法学、医学、化学など様々な分野に登場しているとのことです。

“Wanna Be Startin’ Somethin’: MJ in the Scholarly Literature: A Selected Bibliographic Guide”
http://www.jpanafrican.com/docs/vol3no7/3.7MJ-Wanna-3.pdf

Librarians: Michael Jackson King of Academic Literature
http://www.newswise.com/articles/librarians-michael-jackson-king-of-academic-literature

The Journal of Pan African Studies(vol.3 No.7 マイケル・ジャクソン特集号)
http://www.jpanafrican.com/vol3no7.htm

大分県内の図書館、展示でサッカーJ2の試合をPR

宇佐市民図書館や別府市立図書館など大分県内の6つの図書館が、2010年5月に行われるサッカーJ2の「大分トリニータvs愛媛FC」の試合をPRするための展示を行っています。対戦相手である愛媛の観光情報などの展示を行って、温泉街のチーム同士の試合「温泉ダービー」をPRするという企画で、愛媛県立図書館からの打診によって実現したとのことです。2010年11月には、同じ対戦カードが愛媛FCのホームゲームで開催される予定で、その際には、愛媛県立図書館で大分に関する展示を行うとのことです。愛媛県立図書館は、群馬県草津町立図書館とも同様の企画を行っているようです。

相手の地域情報PR トリニータの試合前に(大分合同新聞 2010/5/15付けの記事)
http://www.oita-press.co.jp/print.php?print_type=localNews&print_news_id=2010_12739017731

米国コーネル大学図書館がflickrでの写真公開を開始

米国のコーネル大学図書館が、写真共有サイトflickrでの写真公開を開始しています。

Cornell University Library's photostream
http://www.flickr.com/photos/cornelluniversitylibrary/

Welcome Cornell University Library to The Commons!(2010/5/19付けflickrのブログの記事)
http://blog.flickr.net/en/2010/05/19/welcome-cornell-university-library-to-the-commons/

【イベント】国立国会図書館、国民読書年イベントとして演劇集団による「マクベス」の朗読等を開催

国立国会図書館は、国民読書年を記念して、演劇集団「円」によるシェイクスピアの戯曲「マクベス」の朗読と小林章夫氏(上智大学文学部教授)による作品解説からなるイベント「日本語と翻訳―シェイクスピア『マクベス』朗読と作品解説―」を東京本館と関西館で開催します。日時は、東京本館が6月17日(木) 18:30から、関西館が 6月19日(土)14:00からです。

日本語と翻訳―シェイクスピア『マクベス』朗読と作品解説― (国立国会図書館のイベント・展示会情報)
http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/macbeth_readings.html

文献収集に関するiPhone対応サイトとアプリのリンク集「iPhoneで文献探索」

図書や雑誌等の文献探索サイト「図書・雑誌探索ページ」で、文献収集に関するiPhone対応サイトやアプリのリンクを集めた「iPhoneで文献探索」が公開されています。和書・洋書・雑誌の検索や、人物・統計情報等がジャンルごとにまとめて紹介されています。

iPhoneで文献探索
http://www.rnavi.info/ip4u/i/#_home

図書・雑誌探索ページ
http://www.rnavi.info/

参考:
『インターネットで文献探索』2010年版がプレ公開
http://current.ndl.go.jp/node/16077

『カレントアウェアネス-E』171号発行

E1053 - ハーバード大,「読む」とは何かに迫る資料群をウェブ公開

2010年3月,米国のハーバード大学図書館が“Reading: Harvard Views of Readers, Readership, and Reading History”と題し,「読む」という行為の本質の研究に役立つ資料群のウェブでの公開を開始した。同大学のダーントン(Robert Darnton)図書館長はこの取組みの意義を高く評価しており,「読むというプロセスは人間の行為の中心にある。それゆえに,すべての文明における極めて重要な要素として,研究に値する」「研究の原資料は豊富にあるものの,ほとんどの人にはアクセス不可能である。多様な所蔵資料からエビデンスを集めることにより,この刺激的な研究分野に誰もが,どこからでもアクセスできるようにすることを,ハーバード大学図書館は目指している」と述べている。...

E1052 - 英国の図書館協会,プライバシーに関するガイドラインを公表

英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)の倫理委員会は,2010年3月に,図書館利用者のプライバシーに関するガイドライン文書“User Privacy in Libraries”をウェブサイトで公開した。情報アクセスの自由と個人のプライバシーとの関係への懸念が高まっているため,図書館職員や情報専門家の理解を深めるために作成された。プライバシー,利用者への周知,データ開示要求への対応,の3つが主な内容で,これらの項目について,留意点やチェック項目とともに,関連する法律や他のガイドライン等の参考資料,良い取組み事例等が紹介されている。...

E1050 - 第7回中国国民読書調査の調査結果が発表される

中国出版科学研究所は2010年4月19日に第七次全国国民閲読調査(第7回国民読書調査)の調査結果を発表した。この調査は中国国民の読書に関する様々な傾向を調査するために1999年に開始されたものである。以降,2002年(第2回),2004年(第3回)と数年おきに実施され,2006年(第4回)からは毎年実施されている。...

E1051 - Europeana,ユーザビリティと機能に関する調査の結果を発表

デジタル化した欧州の文化遺産を提供する “Europeana”(CA1632,E862 参照)は,サービスのユーザビリティと機能に関する調査を実施し,その最終報告書を2010年4月26日にウェブ公開した。現在利用できるEuropeanaはプロトタイプ版であり,2010年中に,1,000万点のコンテンツを有するVersion1.0が開発・公開される予定になっている。今回の調査結果は,今後のEuropeanaの開発に生かされるとのことである。...

E1049 - インド国立図書館,OPACを公開

2010年4月,インド国立図書館(National Library of India:NLI)のウェブサイトでOPACが公開され,所蔵図書の一部が検索可能となった。当面の間,目録情報の公開範囲は,著者名,タイトル,件名等に限られるものの,数か月後には,全面公開となる予定である。NLIは,図書館機能の現代化に向けた取り組みの一環として,目録のデジタル化を進めており,既に,目録レコード240万件のうち14万件が,MARC21フォーマットに置き換えられた(CA860参照)。将来的には,すべての図書について作業が行われ,OPAC上で公開される見込みである。...

E1048 - サッカーに関連させた読書推進活動(英国)

読書推進活動が活発な英国(CA1498参照)では,同国で人気の高いサッカーに関連させた活動も展開されている。プロサッカーリーグ「イングランド・プレミアリーグ」のチームと選手らによる“Premier League Reading Stars(PLRS)”と,2010年FIFAワールドカップに関連させた“Love Football : Love Reading”という2つの事例を紹介する。...