アーカイブ - 2010年 2月

2月 2日

ビーチに本棚が出現(オーストラリア)

オーストラリア・シドニーのボンダイ・ビーチ(Bondi beach)に、2010年2月1日の一日限定で30の本棚が並べられた様子を、Daily Mail紙の記事が写真入りで伝えています。スウェーデンの家具メーカーIKEA社が、同社の本棚BILLYの発売30周年を記念して行ったものとのことで、手持ちの本と交換か、寄付をすることで本を持ち出すことができるようです。

Bondi beach bookshelves offer sunbathers and surfers the ultimate in holiday reading(2010/2/1付けDaily Mail紙の記事)
http://www.dailymail.co.uk/travel/article-1247694/Bondi-beach-IKEA-bookcase-offers-ultimate-holiday-reading.html

iPhoneでNature誌の全文を閲覧できるアプリが公開

雑誌Natureの編集を手がけているNature Publishing Groupが、同誌の全文をiPhone、iPodTouch、iPadで閲覧できるアプリを発表しています。同誌とNature Newsの全文が閲覧可能なほか、PubMedの検索も可能で、2010年4月30日まで無料で提供しているようです。また、電子書籍のフォーマットであるEPUB形式のファイルの提供も予定しているとのことです。

Nature launches iPhone App, signals EPUB support next(Nature Publishing Groupのプレスリリース)
http://www.nature.com/press_releases/iphone.html

ディズニー社の研修を受けた図書館、全米最優秀の図書館に選ばれる

米国のLibrary Journal誌による「2010年の最も優れた小規模図書館」(Best Small Library in America 2010)に選ばれた、イリノイ州のGlen Carbon Centennial図書館が、同誌の記事で紹介されています。館長のHughes氏は、地域の商工会議所がDisney社から専門家を招いて行った“Disney's Keys to Excellence”という研修を受けたとのことです。Hughes氏は、研修で、顧客を大切にするのはもちろんであるが、同僚に対しても同じように接することが大事だということを学んだとし、職員の間で感謝の気持ちを伝えたりすることなどを図書館で実践しているとのことです。また、利用者からの要求に対して、“No”ではなくなんとか“Yes”と言えるようwikiを使って考える、“No to yes log”という取組みなどを行っているとのことです。

国際図書館連盟の書誌分科会、2009年の年次報告を公開

国際図書館連盟(IFLA)の書誌分科会(Bibliography Section)が、2009年の年次報告を公開しています。IFLAミラノ大会や、2010年9月に開催される“International Bibliography Congress”へのサポートの決定、ニュースレターからブログへの転向などについて記されています。

2009 Annual Report now available(IFLAのニュースリリース)
http://www.ifla.org/en/news/2009-annual-report-now-available

Bibliography Section Annual report, 2009(報告書本文)
http://www.ifla.org/files/bibliography/annual_report_2009.pdf

英国で今後の学校図書館制度を検討する委員会が設立される

英国の博物館・図書館・文書館国家評議会(MLA)と慈善団体National Literacy Trust(NLT)が共同で、イングランドにおける今後の学校図書館制度について検討する委員会を立ち上げるとのことです。1997年から2007年の間に、学校図書館サービスを受けている児童・生徒の割合は82%から66%に低下しており、学校図書館の役割を再定義することが必要だとしています。学校、地方自治体、教育専門家などから意見聴取し、2010年6月に最終報告が出される予定とのことです。

commission on school libraries(MLAのプレスリリース)
http://www.mla.gov.uk/news_and_views/press/releases/2010/school_libraries

Estelle Morris to chair commission on school libraries (NLTのプレスリリース)
http://www.literacytrust.org.uk/Press/SchoolLibrariesCommission.htm

米国国立公文書館(NARA)がFlickrでの写真公開を開始

米国国立公文書館(NARA)が、2010年2月から、写真共有サイトFlickrでの写真公開を開始しています。既に3000以上の写真が公開されているとのことです。

The U.S. National Archives' photostream
http://www.flickr.com/photos/usnationalarchives/

U.S. National Archives (NARA) Joins The Commons(2010/2/1付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/02/01/u-s-national-archives-nara-joins-the-commons/

2月 1日

情報学・図書館学分野で影響力の大きい論文を創出する米国機関

トムソンロイター(Thomson Reuters)社が、2004年から2008年までの間に情報学・図書館学分野で、1論文当たりの被引用数が多い=影響力の大きい論文を創出する米国機関の上位を発表しています。1位は、1論文当たりの被引用数が6.15、論文数が137となっているハーバード大学(Harvard University)で、以下、ピッツバーグ大学(University of Pittsburgh)、バンダービルト大学(Vanderbilt Universit)と続いています。

Information Science & Library Science: High-Impact U.S. Institutions, 2004-08(ScienceWatch.com 2010/1/31付けの記事)
http://sciencewatch.com/dr/sci/10/jan31-10_2/

図書館改修工事のため、所蔵資料を地下の岩塩坑の洞穴で保管(英国)

英国マンチェスター市の中央図書館は、建物の改修工事のため100万冊の資料を他の場所に移転する必要があるということですが、その一部は、地下数百フィートの深さにある、岩塩坑の跡地の洞穴で3年間保管されるそうです。サッカーグラウンド700面分の広さがあり、保存に適した環境であるのことです。

A million library books to be sent down the mines(2010/1/29付けManchester Evening Newsの記事)
http://www.manchestereveningnews.co.uk/news/s/1190824_a_million_library_books_to_be_sent_down_the_mines

世界リポジトリランキングの2010年1月版が公開

スペイン高等科学研究院が作成する世界リポジトリランキングの2010年1月版が公開されています。機関リポジトリのランキングでは、1位はSmithsonian/NASA Astrophysics Data Systemで、日本の機関リポジトリでは、京都大学(25位)、九州大学(44位)、早稲田大学(54位)、千葉大学(57位)、金沢大学(59位)、東京大学(60位)、お茶の水女子大学(63位)、長崎大学(64位)、名古屋大学(73位)、岡山大学(75位)、北海道大学(99位)のリポジトリがトップ100に入っています。

Top 400 Institutional Repositories(機関リポジトリトップ400)
http://repositories.webometrics.info/top400_rep_inst.asp

The Ranking Web of World Repositories (January 2010 edition)(2010/1/31付けDigitalKoansの記事)
http://digital-scholarship.com/digitalkoans/2010/01/31/the-ranking-web-of-world-repositories-january-2010-edition/

参考:

欧州原子核研究機構(CERN)図書館、書誌データをオープンデータとして公開

欧州原子核研究機構(CERN)の図書館は、同図書館の書誌データをオープンデータとして公開し、誰でも利用できるようにしたと発表しています。

The CERN Library publishes its book catalog as Open Data
http://gs-service-bookdata.web.cern.ch/gs-service-bookdata/announcement.html

The press announcement is accompanied by a YouTube Video(動画での紹介)
http://www.youtube.com/watch?v=-CSmieTXbsk

「学術コミュニケーションの将来」についての研究の報告書(米国)

米国カリフォルニア大学バークレー校の高等教育研究センター(Center for Studies in Higher Education: CSHE)は、同センターが実施してきた“The Future of Scholarly Communication”プロジェクトの最終報告書を公表しています。研究者の研究活動中の学術コミュニケーションについて調査したもので、考古学、宇宙物理学、生物学、経済学、歴史学、音楽、政治科学の7分野の研究者160人への面接調査を実施したとのことです。

Assessing the Future Landscape of Scholarly Communication: An Exploration of Faculty Values and Needs in Seven Disciplines(全部で733ページ)
http://escholarship.org/uc/cshe_fsc

The Future of Scholarly Communication
http://cshe.berkeley.edu/research/scholarlycommunication/index.htm

Twitterを使用している図書館のリスト(米国版/米国以外版)

米国オレゴン州立大学のLindy Brown氏によるブログ“Circulation”で、Twitterを使用している図書館のリストが掲載されています。米国版と米国以外版があり、米国版では約480、米国以外版では約70の図書館がリンク付きで紹介されています。

Libraries on Twitter (updated list)(米国版)
http://lindybrown.com/blog/2009/01/libraries-on-twitter-updated-list/

International Twittering Libraries(米国以外版)
http://lindybrown.com/blog/2009/03/international-twittering-libraries/

主な電子書籍リーダー6機種のスペックを比較した表(米国)

米国のPaidContent.orgというサイトに、主な電子書籍リーダー(発売前を含む)を比較した表が掲載されています。 Apple社のiPad、Amazon社のKindle 2とKindle DX、Barnes&Noble社のNook、Sony社のReader Daily Edition、Plastic Logic社のQue proReaderの6機種について、価格や大きさをはじめ、各種のスペックが比較できます。

Comparing E-Readers | January 2010
http://paidcontent.org/table/e-reader-comparison-chart/

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