アーカイブ - 2010年 2月 16日

英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)、学校図書館の法的義務化を首相に求める

英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)は、ブラウン首相に対し、専門の図書館員のいる学校図書館を法的義務とすることを求める書簡を送ったと発表しています。法的義務とすることで、教育機関評価の対象となり、質の向上につながるとしています。このキャンペーンはCILIPの2010年の優先課題6つのうちの1つとのことです。

CILIP calls on PM Gordon Brown to make school libraries statutory(2010/2/10付けCILIPのNews)
http://www.cilip.org.uk/news-media/Pages/news100212c.aspx

CILIP kicks off its 2010 Westminster lobbying campaign with call for compulsory school libraries (2010/2/12付けLibrary&Information Update blogの記事)

Googleがこれまでにデジタル化した書籍は1200万冊以上

Google社のGoogleブックス担当の技術ディレクターClancy氏が、Googleブックス和解案をめぐる訴訟に関連して裁判所に提出した宣誓供述書が公開されています。Googleブックスの取組みについて簡潔な箇条書きとなっており、以下のような数字も掲載されています。
・これまでに1200万冊以上をデジタル化している。
・48図書館からメタデータの提供を受けている。
・書籍情報についての21の商用データベースからのメタデータ取得のため、年間およそ250万ドルを支払っている。
・書籍についての記録を32億7000万件集めた。そのうち、1億7400万件の個別の作品を特定した。

Google Book Search by the Numbers(2010/2/12付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6718929.html

大学図書館の資料保管スペースとデジタル化の問題(米国)

高等教育に関する情報サイトInside Higher EDに、大学図書館の資料保管スペースとデジタル化の問題についての記事が掲載されています。あまり使われない紙資料を遠方の保管施設に移送し空いたスペースでデジタル資料にアクセスできる学生向けの場所を作ろうというシラキュース大学図書館の計画に学生・研究者から反対が起こったということが紹介された後、図書館と保管施設での保管コスト比較、ブラウジングなどの紙の本の利点、デジタル資料のフォーマット等の不統一の問題などが取り上げられています。学生・研究者サイドからの現時点での期待だけでなく、予算等も踏まえて、図書館としての長期的な目標も考えなければならない、と結んでいます。
また、Library Journalの記事では、上記の記事に対するコメントが紹介されています。

E-Library Economics(2010/2/10付けInside Higher EDの記事)
http://www.insidehighered.com/news/2010/02/10/libraries

Studies Cite Argument for, Resistance to Increased Digital Library Collections(2010/2/11付けLibrary Journalの記事)

オーストラリア国立図書館、写真を「色」で検索できるシステムのデモを公開

オーストラリア国立図書館が、写真を色で検索できるシステムのデモを公開しています。カラーチャートから色を選択すると、その色に近いイメージの写真が表示されるもので、同図書館が所蔵する写真資料18,500点が対象になっているとのことです。

Search by colour
http://ll04.nla.gov.au/

A Demo From the National Library of Australia: Search by Color(2010/2/12付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/02/12/a-demo-from-the-national-library-of-australia-search-by-color/

大学図書館による科学データの長期保存を支えるインフラ構築プロジェクトに2,000万ドル助成金(米)

米国ジョンズ・ホプキンス大学Sheridan図書館は、米国科学財団(NSF)から2,000万ドル(18億円)の支援を受け、5年間の科学データアーカイビングプロジェクト“Data Conservancy”に取り組むということです。このプロジェクトは、増え続ける科学データの長期保存を支えるインフラを構築し、それを通じて、新しい科学的発見を促すことを目標にしています。

JHU Receives $20 million NSF Grant for Data Curation and Preservation(ジョンズ・ホプキンス大のプレスリリース)
http://eng.jhu.edu/wse/at-the-school/johns-hopkins-university-sheridan-libraries-awarded-20-million-from-the-nsf/

PRESS RELEASE: $20 million US archiving project lead selects Tessella as key team member(プロジェクトのパートナーを務めるコンサルティング会社のプレスリリース)