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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
米国テキサス州ラレド市(人口約20万人)では、唯一の書店が2010年1月に閉店になり、一番近い書店が150マイル離れたサンアントニオ市の書店という状態になってしまったとのことです。これを受けて、ラレド公共図書館は、書店を呼び戻すための運動に協力するとともに、寄贈による蔵書の増強や、貸出サービスの拡充などの対応をとっているようです。さらに、住民が図書館で本を購入できるようにすることも検討中とのことです。
After Only Bookstore Closes in Laredo, TX, Public Library Steps Up(2010/2/11付けLibrary Journalの記事)http://www.libraryjournal.com/article/CA6718498.html
ロンドンビジネススクールのWaverman教授らによる、50の国・地域の情報通信基盤のコネクティビティ(接続性)についての調査“Connectivity Scorecard”の2010年版が公開されています。情報通信技術(ICT)基盤の普及度に加え、政府・企業・消費者がどの程度それを活用しているかをあわせて評価しているものとのことです。先進国(Innovation-driven economies)部門の1位はスウェーデンで、日本は10位となっています。各国ごとの評価も見ることができます。
Connectivity Scorecardhttp://www.connectivityscorecard.org/
Countries(ランキング表あり)http://www.connectivityscorecard.org/countries/
Lists & Rankings: New: Full Text Access to 2010 Connectivity Scorecard, Sweden Tops in Telecom Tech(2010/2/11付けResourceShelfの記事)
米国ウィスコンシン州のセーラム公共図書館で2月13日に予定されていたティーンエイジャー向けの「アンチ・バレンタインデー」イベントが、趣旨について誤解が生じたため中止になったとのことです。このイベントは、バレンタインデーをうれしく思わない12歳から18歳を対象にしたプログラムで、「感傷的な愛の祝日」に反抗し、ハート型のお菓子を部屋中に投げつけたり、どれだけひどい別れの手紙を書けるかを競ったり、アンチ・バレンタインのカードを書いたりするというもので、「黒い服と不幸せそうな見かけ」が推奨される、と広報されていたようですが、悪意のあるものではなかったとのことです。記事によると、アンチ・バレンタインデーのイベントを実施している図書館はいくつかあるようです。
Hearts may be broken now that Anti-Valentine bash is canceled(2010/2/8付けKenosha Newsの記事)http://www.kenoshanews.com/news/hearts_may_be_broken_now_that_antivalentine_bash_is_canceled_7304832.html
The Community Library(セーラム公共図書館のサイト)http://www.communitylib.org/
Googleが米国内で、超高速ブロードバンドネットワークの敷設実験を実施する計画を発表しました。このブロードバンドは、現在多くの米国人が利用しているものよりも100倍以上高速で、1ギガbpsを超えるものだということです。現在、この実験に関心のある自治体からの連絡を募集しています。また、このGoogleの実験に対し、図書館へのブロードバンド環境の普及を訴えている米国図書館協会(ALA)が関心を寄せています。実験対象地域となれば、図書館にも超高速ブロードバンドが導入できる可能性があるため、関心を持った図書館は、地域の長にこの件について掛け合ってみることが重要であると、ALAは見解を示しています。
Google Fiber for Communities(Googleのニュースリリース)http://www.google.com/appserve/fiberrfi
Google to experiment with ultra-high speed broadband networks (ALAのニュースリリース)
国立国会図書館は、平成21年度書誌調整連絡会議(平成21年11月25日開催)の会議記録をウェブサイトで公表しました。
平成21年度書誌調整連絡会議記録http://www.ndl.go.jp/jp/library/data/h21_conference_report.html
参考: E1006 NDL,平成21年度書誌調整連絡会議を開催<報告>http://current.ndl.go.jp/e1006
NewYorkTimesのオピニオン欄に、デジタル化の中での今後の学校図書館のあり方についての、識者5名の意見が掲載されています。2009年秋に学校図書館からほとんどの本をなくし電子資料に移行させたことで注目を集めた私立高校Cushing Academyの校長の意見も掲載されています。
Do School Libraries Need Books?(2010/2/10付けNewYorkTimesの記事)http://roomfordebate.blogs.nytimes.com/2010/02/10/do-school-libraries-need-books/
Do School Libraries Need Books?(2010/2/11付けLIS Newsの記事)http://lisnews.org/do_school_libraries_need_books
Amazon.com社の電子書籍リーダーKindleで、米国の連邦政府予算と経済教書(Economic Report of the President)を無料でダウンロードして読むことが可能になるとのことです。2010年2月12日からとのことです。
Budget of the United States Government, Fiscal Year 2011, and Economic Report of the President, Available for Free Wireless Download in the Kindle Store(2010/2/11付けBusiness Wireの記事)http://www.businesswire.com/portal/site/home/permalink/?ndmViewId=news_view&newsId=20100211006742
Free: Amazon.com is Releasing Two New/Recent Government Documents for the Kindle(2010/2/11付けResourceShelfの記事)
OCLCの研究部門であるOCLC Researchが、美術館のデータ交換についての報告書を公表しています。米国の9つの美術館から約90万件のデータを集め分析したものです。
Report: Museum Data Exchange: Learning How to Sharehttp://www.oclc.org/research/publications/library/2010/2010-02.pdf
New Report, "Museum Data Exchange: Learning How to Share"(2010/2/11付けOCLC ResearchのNews)http://www.oclc.org/research/news/2010-02-11.htm
米国の首都ワシントンをおそっている記録的な大雪のため、連邦政府機関が休業となるなど大きな影響が出ていますが、議会図書館(LC)も休館となっているようです。
Library of Congress(休館のお知らせあり)http://www.loc.gov/index.html
librarycongress(LCのTwitterでの情報)http://twitter.com/Librarycongress
米連邦政府機関が3日連続休業 首都圏、記録的大雪でマヒ(2010/2/11付け47Newsの記事)http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021001000343.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
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