アーカイブ - 2010年 1月

1月 7日

サムスン電子、米国の電子書籍市場に参入

韓国のサムスン電子が、2009年7月の韓国の電子書籍市場参入に続き、米国の市場にも参入すると発表しています。専用のペンによる書き込みやその内容を他ユーザーと共有できる電子書籍リーダーを導入し、Googleとの提携によりパブリックドメインの書籍を提供するとのことです。

Samsung Unveils Its First E-book for Reading, Writing and Sharing On-the-go(サムスン電子のニュースリリース)
http://www.samsungusanews.com/index.jsp?menu=post&post=4203

ALAの機関誌、読者との交流機能を高めた新ウェブサイトをスタート

米国図書館協会(ALA)の機関誌“American Libraries”は、新しくウェブサイト“www.americanlibrariesmagazine.org/”をスタートさせました。このウェブサイトのコンテンツは、図書館関連ニュース、ウェブ限定の特集、雑誌のHTML版、メールマガジン“American Libraries Direct”の記事、といったものになっています。このウェブサイトスタートに当たって、読者とのより幅広い交流が意図され、“American Libraries”の全記事へのコメント付与、ソーシャルメディアでの共有が可能になりました。今後、ITトレンドと図書館アプリケーションをテーマにしたブログと、環境に優しい図書館をテーマにしたブログが新しくデビューするということです。

American Libraries
http://www.americanlibrariesmagazine.org/

American Libraries offers new ways to stay informed(ALAのニュースリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/january2010/al_pub.cfm?persistent=0&expy_dt=

IT業界の2009年レビュー&2010年の展望に関する記事

Information Today, Incのメールマガジン“NewsLink”に、IT業界の2009年を振り返り、2010年のトレンドを展望する記事が2回に渡って掲載されています。Part 2の記事中では「ソーシャルテクノロジーと図書館の2010年予測」が紹介されており、「図書館によるソーシャルメディア利用がより一般的になる」「何が効果的で、何が効果的でなかったかという評価が重要になる」「図書館がソーシャルツールをコミュニティに伝道するリーダーになる」といった予測が挙げられています。

Review of the Year 2009 and Trends Watch—Part 1
- NewsLink 2010/1/4付けの記事
http://newsbreaks.infotoday.com/NewsBreaks/Review-of-the-Year--and-Trends-WatchPart--60372.asp

MIT、全学規模の自己研鑽プログラム“IAP2010”を実施

マサチューセッツ工科大学(MIT)では、2010年1月1週目から約1か月間にわたり全学規模の自己研鑽プログラム“Independent Activities Period (IAP) 2010”が行われています。プログラムのうち図書館に関連するものとして、各種データベースや検索エンジンの講習、和綴じのレクチャー、国際楽譜ライブラリープロジェクト(The International Music Score Library Project)とデジタルリポジトリの将来に関する講演などがあるようです。なお、プログラム実施期間中は通常の授業は行われないとのことです。

IAP 2010: Bookbinding in the Japanese Tradition(MIT Librariesのニュースリリース)
http://news-libraries.mit.edu/blog/2010-bookbinding/2431/

IAP 2010: The International Music Score Library Project and the future of digital repositories(MIT Librariesのニュースリリース)
http://news-libraries.mit.edu/blog/imslp-talk/2517/

アスキー総研、Twitter利用実態調査の結果を発表

株式会社アスキー・メディアワークスのリサーチ・メディア部門であるアスキー総合研究所が、2009年11月から12月にかけて実施した「Twitter利用実態調査」の結果を発表しています。それによると、Twitter1の利用者には下記のような特徴があるとのことです。

1. ユーザーの29.5%は東京に集中
2. 平均年齢は35.7歳で、最も多いのは20代
3. メディアへの接触度は概ね高いが、テレビ・新聞への接触度は比較的低い
4. よく見るテレビ番組は深夜アニメや『タモリ倶楽部』等の深夜バラエティ
5. PCからの利用者は、1日平均4時間半Twitterに接触
6. 1日の投稿回数の多寡に関わらず、独自の意見・話題の投稿数はほぼ一定
7. 約25%のユーザーが「ドロリッチなう」とつぶやいた経験あり
(Twitter利用実態調査結果より抜粋)

Twitter利用実態調査の結果
http://asciimw.jp/info/release/pdf/20091228.pdf

1月 6日

宝塚市の市立西図書館、子ども向けに本の「福袋」を貸出

兵庫県宝塚市の市立西図書館が、子ども向けの本を詰め合わせた「福袋」の貸出しをしているとのことです。年齢別に用意され、限定100パックとのことです。袋には内容のヒントだけが記載され、袋を開けずに持ち帰れるよう特製バーコードが付けられているとのことです。

雑記帳:本入った福袋、図書館が100パック限定貸し出し(2010/1/6付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/select/today/news/20100107k0000m040022000c.html

電子書籍リーダー“Kindle DX”も日本から購入可能に

Amazon.com社の電子書籍リーダーKindleシリーズの“Kindle DX”が、日本でも2010年1月19日から購入可能になるとのことです。画面の大きさは、2009年10月に日本で入手可能となった従来型に比べ約2.5倍の9.7インチとのことです。

Amazon、「Kindle DX」も日本など100カ国で販売(2010/1/6付けITMediaNewsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/06/news052.html

Amazon.com、「Kindle DX」を日本を含む世界各国で販売(2010/1/6付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100106_340773.html

アマゾンの電子書籍リーダー「Kindle DX」が日本からも購入可能に(2010/1/6付けCNET Japanの記事)
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20406236,00.htm

参考:
Amazon.com社、電子ブックリーダー“Kindle”を日本でも発売へ

オーストラリア国立図書館、デジタル化資料が15万点を突破

オーストラリア国立図書館(NLA)の所蔵資料でデジタル化された資料の数が、15万点を突破したとのことです。

150 000th item digitised(2009/12/21付けNLAのニュース)
http://www.nla.gov.au/news/story.php?id=282

参考:
英国図書館、デジタル図書館の資料が50万点を突破
http://current.ndl.go.jp/node/15354

Googleと提携しパブリックドメインの100万冊を読める電子書籍リーダー

電子書籍リーダーを製造するSpring Design社がGoogle社と提携し、同社の電子書籍リーダーAlex Readerで、パブリックドメインの書籍100万冊を読めるようになったとのことです。Alex Readerは、Google社が開発したOSを搭載しており、白黒とカラーの2画面を持つ電子書籍リーダーとのことです。

Google, Spring Design Offer Access to 1 Million E-books Via Alex Reader(2010/1/5付けPublishers Weeklyの記事)
http://www.publishersweekly.com/article/CA6713576.html

日本ペンクラブ・日本出版学会の緊急合同シンポジウムの録画ビデオが公開

2009年12月18日に、日本ペンクラブ・日本出版学会が開催した緊急合同シンポジウム、“「グーグル・ブック検索訴訟 新和解案をめぐって」~何が変わったのか、今後の動向~”の録画ビデオがウェブ公開されています。

日本ペンクラブ・日本出版学会 緊急合同シンポジウム
「グーグル・ブック検索訴訟 新和解案をめぐって」
 ~何が変わったのか、今後の動向~
http://www.dendai.ac.jp/tdu-video/pen20091218.html

hon.jp DailyWatch 2010/1/6付けの記事
http://hon.jp/news/1.0/0/1381/

他の研究者の研究データ再利用に関するガイド(オランダ)

オランダのSURF財団が、他の研究者の研究データの使用に当たって、許諾を必要とする場合、不要な場合などを整理したガイド(英語)を作成し、公開しています。

Research Information 2009/12/11付けの記事
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=561

『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』と題するプレプリント、ACRLのウェブサイトで公開

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)のウェブサイトで、新しいプレプリント“Unheard Voices: Institutional Repository End-Users”(『聞かれざる声―機関リポジトリのエンドユーザ』)が公開されています。このプレプリントはミシガン大学の研究者らによるもので、機関リポジトリのエンドユーザ20名に対するインタビュー調査を基に、彼らが機関リポジトリをどう特徴づけているか、彼らはなぜ/どうやって機関リポジトリを使っているか、機関リポジトリに関する信頼性判断を彼らはどうやって行っているか、といったことを分析しています。

ACRL Preprint: Unheard Voices: Institutional Repository End-Users
http://www.acrl.ala.org/acrlinsider/2010/01/05/new-preprint-available-4/

NDL、第6回レファレンス協同データベース事業フォーラムを2010年2月に開催

国立国会図書館(NDL)が2010年2月17日(水)、「日常業務の中のレファレンス協同データベース ―「特別」から「当たり前」へ―」をテーマに「第6回レファレンス協同データベース事業フォーラム」を開催します。初めての東京本館開催です。(関西館にはTV会議システムで中継します。)

レファレンス協同データベース事業 第6回フォーラム開催要項
http://crd.ndl.go.jp/jp/library/forum_6.html

レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/jp/public/

1月 5日

アイオワ州の図書館で屋根が崩壊

米国アイオワ州の系図協会図書館(Iowa Genealogical Society Library)の入っている建物の屋根が、2009年末頃に解けた雪と雨が原因で崩落したと報じられています。同館が所蔵する系図関連の図書を守るために、ボランティアの協力の下シートをかぶせたようです。状況が悪化しなければ2010年1月4日に再開する予定とのことです。

Volunteers Scramble To Save Genealogy Books(KCCI Des Moines 2009/12/31付けの記事)
http://www.kcci.com/politics/22098729/detail.html

東京都立中央図書館、視覚障害者サービスを拡充

東京都立中央図書館は、2010年1月4日から、視覚障害以外の障害を持つ人(通常の印刷文字による読書が困難な人)に対するDAISY図書や点字図書の貸出サービスを開始するとのことです。貸出するDAISY図書のタイトル数も3タイトルから10タイトルに増加させるとのことです。

【都立中央図書館】視覚障害者サービスを拡大します。
http://www.library.metro.tokyo.jp/info/archive/document.php?g=info&id=156

「図書館サポートフォーラム賞」への推薦募集中

ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰し、図書館活動の社会的広報に寄与することを目的として、図書館サポートフォーラムが設立した「図書館サポートフォラム賞」が候補者の推薦を受け付けています。

図書館サポートフォーラム賞への推薦のお願い
- SENTOKYOブログ 2009/1/5付けの記事
http://blog.goo.ne.jp/sentokyo/e/eb3c5ce73804943309ffb5f34cd2fbec

図書館サポートフォラム賞
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/lsf_award.html

図書館による貧困・困窮者支援プロジェクト「図書館海援隊」

有志の公立図書館がハローワーク等の関係部局と連携しながら、課題解決支援サービスの一環として、貧困・困窮者に対する支援プロジェクト「図書館海援隊」をスタートしました。プロジェクトの詳細が文部科学省のウェブサイトで紹介されています。なお、現時点でのこのプロジェクトへの参加館は以下の7館となっています。

北海道立図書館
秋田県立図書館
東京都立中央図書館
神奈川県立図書館
大阪市立中央図書館
鳥取県立図書館
福岡県小郡市立図書館

「図書館海援隊」プロジェクトについて(図書館による貧困・困窮者支援)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaientai/1288360.htm

2010年読んでおくべき図書館系ブログ10(英語)

LISNewsで毎年紹介している、その年お薦めの図書館系ブログ10が更新されています。2010年のお薦めブログは下記の10サイトだということです。

1. Academic Librarian
http://blogs.princeton.edu/librarian/
2. Awful Library Books
http://awfullibrarybooks.wordpress.com/
3. The Best Of PubLib
http://bestofpublib.wordpress.com/
4. Disruptive Library Technology Jester
http://dltj.org/
5. Everybody's Libraries
http://everybodyslibraries.com/
6. The Library History Buff
http://libraryhistorybuff.blogspot.com/
7. Library Garden
http://librarygarden.net/
8. The Merry Librarian
http://www.merrylibrarian.com/
9. The 'M' Word - Marketing Libraries

インターネットにおける著作権侵害を取り締まる法律が施行(仏)

2010年1月1日、フランスで、違法ダウンロードなど、インターネット上での著作権侵害を取り締まる法律が施行されました。この法律は、違憲の可能性などが取り沙汰され、フランス議会で議論がなされてきましたが、ようやく施行となりました。

New internet piracy law comes into effect in France
- BBC News 2010/1/1付けの記事
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/8436745.stm

France introduces online piracy laws
- bcs 2010/1/4付けの記事
http://www.bcs.org/server.php?show=conWebDoc.33949

Twitterでの情報提供サービスの試行を開始しました。

2010年1月5日より、当サイトで配信中の速報ニュース、「カレントアウェアネス-R」のタイトルを中心に、Twitterでお知らせするサービスを開始しました。なお、このサービスは試行中です。

http://twitter.com/ca_tweet

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