アーカイブ - 2010年 1月

1月 12日

青森県読書推進運動協議会、「冬の読書週間」を制定

青森県内の図書館等で組織する青森県読書推進運動協議会が、2010年が国民読書年に当たることを機に、1月5日から25日までの3週間を「あおもり冬の読書週間」に制定しています。期間中、青森県内の各図書館で展示やおはなし会などの催しが開かれるとのことです。

あおもり冬の読書週間(青森県立図書館)
http://www.plib.net.pref.aomori.jp/top/info/2009/fuyu-dokusyo/fuyu-dokusyo_week.html

「冬の読書週間」制定/県推進協(47NEWS 2010/1/11付けの記事)
http://www.47news.jp/localnews/aomori/2010/01/post_20100111184616.html

ルイビル公共図書館長が2010年のLibrarian of the Yearに(米国)

米国Library Journal誌が、2010年の“Librarian of the Year”としてルイビル公共図書館長のButhod氏を選んでいます。2007年11月に同館の管理体制を変革すべく示した税政案が住民投票で否決されたり、2009年8月に中央図書館が未曾有の洪水被害にあったにもかかわらず、域内の各図書館の刷新や分館の設置、サービスの改善などに前向きに取り組んだことが評価されたようです。

Louisville's Craig Buthod is LJ's 2010 Librarian of the Year(Library Journal 2010/1/11付けの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6714330.html

参考:
洪水被害と立ち向かった図書館員チームが2009年Librarian of the Yearを受賞(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/11476

米国議会図書館の立法情報システム“THOMAS”が15周年にあわせて機能改良

米国議会図書館(LC)による、立法情報提供システム“THOMAS”が2010年1月で15周年を迎えたとのことです。これにあわせて、ソーシャルブックマーク機能の追加、「よく検索された法案」の表示、PDF表示の改善、タイムアウト時間の延長などの改良が行われたとのことです。

Enhancements to THOMAS Public Legislative Information System Mark System’s 15th Anniversary
(2010/1/6付けLCのニュースリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2010/10-003.html

「2009年の単語」は“tweet”、「00年代の単語」は“google”(米国)

米国方言学会(American Dialect Society)が毎年発表しており今回が第20回目となる「今年の単語(the word of the year)」に、2009年は“tweet”が選ばれたとのことです。また、「この10年間の単語(the word of the decade)」には、“google”が選ばれています。ちなみに、“tweet”は、「【名詞】Twitter.comサービスにより発信される短いメッセージ【動詞】そのメッセージを送ること」、 “google”は、「“Google”が一般化したもので、インターネットを検索すること」と定義されています。

2009 Word of the Year is “tweet”; Word of the Decade is “google”
http://www.americandialect.org/index.php/amerdial/2009_word_of_the_year_is_tweet_word_of_the_decade_is_google/

American Dialect Society Votes “tweet” 2009 Word of the Year; Word of the Decade “google”(2010/1/8付けResourceShelfの記事)

オランダ王立図書館、1470年以降の全資料のデジタル化を戦略計画に盛り込む

オランダ王立図書館(KB)の2010-2013年の戦略計画(英語版)が公表されています。優先的な戦略として、下記の5点があげられています。

1.オランダで出版された、あるいはオランダについての出版物の全てについて、全ての人にアクセスを提供する。
2.全国的な情報インフラを改善する。
3.デジタル情報の長期保存を保証する。
4.コレクションの維持、提供、強化を行う。
5.KBを、挑戦する組織、魅力的な職場とする。

1.に関しては、1470年以降のオランダの書籍・新聞・雑誌の全てをデジタル化するという目標も記載されています。

Strategic Plan 2010-2013
http://www.kb.nl/bst/beleid/bp/2010/index-en.html

Dutch Royal Library Announces Plans to Digitize All Dutch Language Materials Beginning from 1470(2010/1/11付けResourceShelfの記事)

予算を節約したオープンソース使用の図書館(米国)

オープンソースのシステムを使っている図書館で予算の節約に成功した2つの事例がLISNewsで紹介されています。一つは、オープンソースの“Koha”を独自仕様に改良している米国バーモント州のグリーンマウンテン図書館コンソーシアムで、運営方法が異なっていた場合の試算と比べて2009年の1年間で参加館全体で244万ドルを節約したと発表しています。もう一つは、オープンソースのシステム“Evergreen”を自ら開発したジョージア州の公共図書館で、州内でシステムを共同化することによって、10年間で7,000万ドル超を節約したとのことです。

Open Source Saving Libraries Money(LISNews 2010/1/10付けの記事)
http://lisnews.org/open_source_saving_libraries_money

2009 Savings(グリーンマウンテン図書館コンソーシアムのニュースリリース)
http://gmlc.wordpress.com/2010/01/08/2009-savings/

Georgia’s public libraries celebrate 10 years of PINES(The Daily Citizen, Dalton, GA 2010/1/8付けの記事)

グーテンベルグプロジェクトでのデジタル化資料が35,000点を突破

著作権の切れた作品をデジタル化して公開する「グーテンベルグプロジェクト」のサイトに、同プロジェクトの2009年を振り返る数値が掲載されています。同プロジェクトによりデジタル化された作品の累計は35,000点を突破(英語作品は25,000点を突破)したとのことです。作品の言語は50以上にわたっており、英語以外で作品数の多い言語は、フランス語、ドイツ語、フィンランド語、オランダ語、中国語などとなっています。

Project Gutenberg Ends One Year And Starts Another(2010/1/9付けProject Gutenberg Newsの記事)
http://www.gutenbergnews.org/20100109/project-gutenberg-ends-one-year-and-starts-another/

Project Gutenberg Releases 2009 Statistics; Over 35,000 eBooks Released (in Many Languages)(2010/1/9付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2010/01/09/project-gutenberg-releases-2009-statistics/

サンフランシスコの公共図書館、ホームレス来館者への対応のためソーシャルワーカーを雇用

米国サンフランシスコ市の中央図書館は、ホームレスの来館者による問題に対応するため、市の厚生当局の協力のもと、精神医学ソーシャルワーカー(psychiatric social worker)を常駐させているとのことです。これまでの1年間に、150人以上のホームレスの来館者に対してソーシャルサービスの支援を行ったとのことです。また、問題行動への対応方法の職員研修や、元ホームレスの人々を図書館支援スタッフとして雇用する取組みの指導も行っているとのことです。

Library adds social worker to assist homeless(2010/1/11付けSFGateの記事)
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2010/01/10/BAIT1BF6E3.DTL

San Francisco Public Library Hires Social Worker To Help with Homeless(2009/1/11付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6714375.html

Helping Homeless in the Library(2010/1/11付けLIS Newsの記事)

「ドイツデジタル図書館」のウェブサイトがスタート

ドイツ連邦政府によって設立が閣議決定されていた「ドイツデジタル図書館」のウェブサイトが開設されました。

Deutsche Digitale Biliothek
http://www.deutsche-digitale-bibliothek.de/

参考:
E897 - ドイツ連邦政府,「ドイツデジタル図書館(DDB)」の構築を表明
http://current.ndl.go.jp/e897
ドイツデジタル図書館はGoogleに対する分別ある回答―独文化相コメント
http://current.ndl.go.jp/node/15424
ドイツ連邦政府、「ドイツデジタル図書館(DDB)」の設立を閣議決定
http://current.ndl.go.jp/node/15421

機関リポジトリに関する英文文献集のアップデート版

機関リポジトリに関する英文の文献をまとめた“Institutional Repository Bibliography”のアップデート版(version 2)が公開されています。前回と同じく、主に2000年以降のものを対象としており、保存、メタデータ、オープンアクセス等の11のテーマごとに文献がまとめられています。

Institutional Repository Bibliography
http://digital-scholarship.org/irb/irb.html

図書館員は46番目に良い仕事(米国)

米国のCareerCastというサイトで、200の職種を5つの基準で評価したランキングの2010年版が公表されており、図書館員(librarian)は46位となっています。5つの基準とは、職場環境、肉体的な負担、ストレス、収入、雇用の見通し、です。1位はアクチュアリー(保険計理人)となっています。

Jobs Rated(CareerCast.com)
http://www.careercast.com/jobs/jobsRated

Best and Worst Jobs 2010(2010/1/5付けWall Street Journalの記事。収入の数値一覧あり)
http://online.wsj.com/public/resources/documents/st_BESTJOBS2010_20100105.html

1月 8日

2009年にアクセスの多かった記事(『カレントアウェアネス-R』)

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス-R』記事のうち、2009年1月1日から12月31日までの期間でアクセスの多かった上位10記事は以下のものです。

※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。

1. 毎日新聞社と全国学校図書館協議会が第54回学校読書調査の結果概要を発表( 2008年10月31日)【5,648】 

2. 有名な図書館猫、死す(米国) (2006年12月5日)【4,469】

3. 毎日新聞、全国読書調査・学校読書調査の結果を発表(2007年10月29日)【4,117】 

4. 毎日新聞社、第62回読書世論調査の結果概要を発表(2008年10月31日)【4,026】 

2009年にアクセスの多かった記事(『カレントアウェアネス-E』)

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス-E』記事のうち、2009年1月1日から12月31日までの期間でアクセスの多かった上位10記事は以下のものです。

※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。

1. E574 - 図書館ネコ「デューイ」,その生涯を終える(米国)(2006.12.06) 【21,453】

2. E965 - 英国の公共図書館における日本のマンガ<文献紹介>(2009.08.19)【5,544】

3. E894 - “Kindle2”が引き起こした,電子書籍と音声読み上げ機能の問題(2009.03.04)【3,763】 

4. E887 - 紙の本/電子書籍の現状と,文学,図書館のこれから <報告>(2009.02.04)【3,683】 

2009年にアクセスの多かった記事(『カレントアウェアネス』)

カレントアウェアネス・ポータルに掲載された『カレントアウェアネス』記事のうち、2009年1月1日から12月31日までの期間でアクセスの多かった上位10記事は以下のものです。

※【 】内はアクセス数で、ロボット等によるアクセスを除いたものです。

1. CA1672 - マンガ同人誌の保存と利活用に向けて -コミックマーケットの事例から- / 里見直紀,安田かほる,筆谷芳行,市川孝一(No.297 2008年9月20日)【11,197】 

2. CA1683 - 光/磁気ディスク、フラッシュメモリの劣化と寿命 / 大島茂樹(No.299 2009年3月20日)【5,272】 

3. CA1680 - 研究文献レビュー:図書館における紙資料の実物保存 / 吉川也志保(No.298 2008年12月20日)【4,532】 

フランス政府がインターネット広告の課税を検討

フランス政府が、検索エンジンのインターネット広告収入に対して課税することを検討していると報じられています。課税案は、政府の出資によりZelnick氏らが作成した報告書“Le rapport Zelnik”で提案されているもので、Googleなどのフランス国外の検索エンジン企業でも広告をクリックしたユーザーがフランス国内にいる場合は課税の対象とするようです。1~2%の税率で年間1,000万~2,000万ユーロの税収が見込まれており、それらを使って音楽業界や出版業界に助成するとのことです。

フランス政府が“Google税”提案 税収でコンテンツ業界を支援(ITmedia News 2010/1/8付けの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/08/news062.html

Pour promouvoir la culture, la commission Zelnik part en guerre contre Google(Le Monde 2010/1/7付けの記事)

PubMed Central Canadaがスタート

カナダ国立研究機構国立科学技術情報機関(NRC-CISTI)、カナダ保健研究機構(Canadian Institutes of Health Research;CIHR)、米国国立医学図書館(NLM)の協力により、PubMed Central Canadaが正式にスタートしました。PubMed Central Canadaには、CIHRが助成した研究成果のほか、米国のPubMed Centralのコンテンツの大半が含まれるということです。

Pubmed Central® Canada is Launched
- NLM Technical Bulletin 2010/1/5付けの記事
http://www.nlm.nih.gov/pubs/techbull/jf10/jf10_pmc_canada_uk.html

PubMed Central Canada
http://pubmedcentralcanada.ca/

Cell社、学術記事のオンライン表示のための新しいフォーマットを導入

米国の出版社Cell社が、学術記事のオンライン表示のための新しいフォーマットを導入すると発表しています。記事中の各要素はタブ単位で表示されるようになっており、抄録タブや考察タブのほか、記事中の図表をサムネイル画像とともに一覧することができるデータタブ、発行年別のグラフも見ることができる参照文献タブなどがあるようです。

Cell launches a new format for the presentation of research articles online(Cell Pressのニュースリリース)
http://beta.cell.com/index.php/2010/01/cell-launches-article-of-the-future-format

LISNews、ライブラリアンエッセイコンテストを開催

図書館関連情報ブログ“LISNews”が、ライブラリアンエッセイコンテストを初めて開催するということです。ライブラリアンという職業に影響を与えるテーマのエッセイを2010年2月いっぱいまで募集し、2010年3月に優秀賞を発表するということです。受賞者には、Amazon.comのギフトカードや、1年間のホスティングサービスといった記念品が贈られる予定です。

LISNews Librarian Essay Contest
- LISNews 2010/1/5付けの記事
http://lisnews.org/lisnews_librarian_essay_contest

参考:
「ライブラリアンについて知っておいてほしいこと」エッセイコンテスト(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/12219

1月 7日

凸版印刷、読者と書店の接点を拡大する「本屋の歩き方」を発表

凸版印刷が、2010年の国民読書年にあわせた事業として、読者と書店の接点を拡大するプロジェクト「本屋の歩き方」を発表しています。関係機関に協力を呼びかけ、読書の楽しさや書店の面白さを伝えるためのウェブサイト「本屋の歩き方 ~ 『ほんじょび』を、あなたに ~ 」を2010年4月1日に公開する予定とのことです。

国民読書年連動、読者と書店の接点拡大プロジェクト「本屋の歩き方」を発足(凸版印刷のニュースリリース)
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease1017.html

凸版、読者と書店との接点拡大をサポートするWebサイトを4月にオープン(マイコミジャーナル 2010/1/7付けの記事)
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/07/021/

NDL、平成21年度来館利用者アンケート結果を公表

国立国会図書館(NDL)はこのほど、平成21(2009)年度の来館利用者アンケートの結果を公表しました。

平成21年度来館利用者アンケート結果
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete2009_01.html

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