ニューヨーク・タイムズ紙は、独自の件名標目をLinked Open Dataとして公開していますが、2009年秋に公開された人名約5000件に続き、2010年1月には組織名・会社名・地名等の約5000件が追加され、合計で約1万件となっています。RDFとHTMLで公開されており、将来は3万件が公開される予定とのことです。
米国イリノイ大学が、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団の支援の下で、他国の公共図書館員をトレーニングするプログラムのサポートを発表しています。同大学の国際的な図書館プログラム“Mortenson Center for International Library Programs”の一環で、トレーニングは図書館の指導者を対象に、米国で3週間、現地で1週間行われる予定となっており、図書館環境を電子ツールやサービスに対応したものに変えることに焦点を当てているとのことです。