アーカイブ - 2010年 12月 8日

研究者にとって重要な情報のタイプとは? 英国出版研究コンソーシアムがレポートを公表

2010年12月7日付けのKnowledge Speakの記事によると、英国の出版研究コンソーシアム(Publishing Research Consortium:PRC)が、研究者にとって重要な情報のタイプは何かについてまとめたレポートを公開したようです。これは、世界3,800人以上の研究者からの回答を基に作成されたもので、それによると、すべての研究分野において最も重要と考えられているのが学術雑誌であったとのことです。また、回答者の93%が、それら学術雑誌へのアクセスが「大変容易である」「やや容易である」と回答したのに対して、データセット等は、重要な情報のタイプとみなされながらも、アクセスが難しいと考えられていることが明らかになったようです。

Access to Journal Articles - Global Results Published (2010/12付け PRCのプレスリリース)
http://www.publishingresearch.net/documents/PRCPressReleaseAccessImportanceDec2010.doc

Amazon社、ブラウザで電子書籍が読めるサービス“Kindle for the Web”を開始

Amazon.com社が、PCなどのブラウザで電子書籍が購入・閲覧できるサービス“Kindle for the Web”を開始したとのことです。ソフトのインストールなどは必要なく、ブラウザのみで、Amazon.comのサイトで販売されている書籍を購入して読むことができるようになるとのことです。

アマゾン、「Kindle for the Web」を拡充へ--電子書籍の購入と閲覧が可能に(2010/12/8付けCNET Japanの記事)
http://japan.cnet.com/news/service/story/0,3800104747,20423845,00.htm

Amazon、Webブラウザから電子書籍の購入と全文閲覧を可能に(2010/12/8付けITmedia Newsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1012/08/news023.html

英国国立・大学図書館協会、「図書館デザイン賞」2010年の受賞館を発表

英国国立・大学図書館協会(SCONUL)が、「図書館デザイン賞」(SCONUL Library Design Award)の2010年の受賞館を発表しています。3000平方メートル以上の大規模図書館部門ではレスター大学(Leicester University )の“David Wilson Library”が、3000平方メートル以下の小規模図書館部門ではカーディフ大学(Cardiff University)の“Trevithick Library”がそれぞれ受賞しています。両館は共に2008年に開館したとのことです。

Library Design Awards show future of provision(SCONULのニュースリリース)
http://www.sconul.ac.uk/news/designaward2010

ダヴィンチの手稿資料がフランス・ナントの公共図書館で発見される

2010年12月7日付け、Reutersの記事によると、フランス・ナントの公共図書館で、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿資料が発見されたようです。フランスの収集家Pierre-Antoine Labouchere氏が1872年にナント市へ寄贈した5,000点のコレクションに含まれていたとのことです。

Leonardo da Vinci manuscript fragment unearthed in France (2010/12/6付け Guardianの記事)
http://www.guardian.co.uk/artanddesign/2010/dec/06/leonardo-da-vinci-manuscript-france

電子書籍購入者のための電子書籍プライバシーガイド2010

米国のNPOであるElectric Frontier Foundationの2010年12月6日付けの記事に、「電子書籍購入者のための電子書籍プライバシーガイド2010」(2010: E-Book Buyer's Guide to E-Book Privacy)が掲載されています。これは、グーグルやアマゾン等が、利用者による書籍検索の動きを知ることができるかどうか、利用者が読んでいる書籍をモニターできるかどうか等についてまとめたもののようです。前回の2010年1月6日のバージョンと比較して、Internet ArchiveやiPad、Adobe Content Serverの項目等が追加されたようです。

2010: E-Book Buyer's Guide to E-Book Privacy (2010/12/6付け Electric Frontier Foundationの記事)
http://www.eff.org/deeplinks/2010/12/2010-e-book-buyers-guide-e-book-privacy

国立公文書館、研修計画の改定を発表

2010年12月8日付けの国立公文書館のニュースによると、同館は「公文書等の管理に関する法律」の施行に伴い、これまで同館が実施してきた研修を、2011年度(平成23年度)から「公文書管理研修」と「アーカイブズ研修」の二つの体系に分けて実施するとのことです。

国立公文書館が実施する研修計画の改定について (2010/12/8付け 国立公文書館のニュース)
http://www.archives.go.jp/news/101208_01.html

カナダ国立図書館・文書館、家族の歴史を調べるためのデータベースを公開

カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、家族の歴史(family history)を調べるためのデータベース“Canadian Families”を公開しています。LACで保管されている、洗礼・結婚・葬儀などについての教会の記録を基にしたものとのことです。

Launch of Canadian Families database(2010/12/2付けLACの発表)
http://collectionscanada.gc.ca/whats-new/013-500-e.html

※修正(2011-06-23)
タイトルの「カナダ国立図書館・公文書館」を「カナダ国立図書館・文書館」と修正しました。

OECDの学習到達度調査(PISA)の2009年調査の結果が発表される

経済協力開発機構(OECD)は、2010年12月7日に、2009年の学習到達度調査(PISA)の結果を発表しています。世界の65の国・地域の15歳を対象に読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野について調査が行われたもので、読解力が上位の国・地域は、上海(中国)、韓国、フィンランド、香港(中国)、シンガポール、カナダ、ニュージーランド、日本、の順となっています。

日本、読解力改善 理数持ち直す 初参加、上海が1位独占(2010/12/8付け毎日jpの記事)
http://mainichi.jp/life/edu/exam/pisa/news/20101208ddm001100002000c.html

読解力、15位から8位に回復=OECD国際調査、数学9位、科学5位(2010/12/7付け時事ドットコムの記事)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010120700848

OECD生徒の学習到達度調査(PISA2009)について[髙木文部科学大臣コメント] (文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1299985.htm

2010年の“I Love My Librarian Award”受賞者が発表される(米国)

Carnegie Corporation of New YorkとNew York Timesの資金援助の下で米国図書館協会(ALA)が運営している、“I Love My Librarian Award”の2010年の受賞者10名が発表されています。この賞では、利用者による推薦と選考委員会による審査によって受賞者が決定されます。2010年は、公共図書館から4名、学校図書館から3名、大学図書館から3名という内訳になっているようです。

Carnegie Corporation of New York/New York Times I Love My Librarian Award winners announced(Visibility @ your library 2010/12/7付けの記事)
http://www.pio.ala.org/visibility/?p=2354

2010 I Love My Librarian Award Winners
http://www.ilovelibraries.org/lovemylibrarian/2010/10winners.cfm

参考:
2009年の“I Love My Librarian Award”受賞者が発表(米国)
http://current.ndl.go.jp/node/15432

大日本印刷、NTTドコモ、CHIグループがハイブリッド型書店の共同事業会社を設立へ

大日本印刷とNTTドコモ、大日本印刷の子会社であるCHIグループの3社が、紙と電子の書籍を販売するハイブリッド型書店を運営するための共同事業会社を設立することで合意したと発表されています。新会社は2010年12月21日付けで設立される予定で、会社名は「トゥ・ディファクト(2Dfacto)」とのことです。

大日本印刷 NTTドコモ CHIグループ ハイブリッド型総合書店の共同事業会社設立で合意(大日本印刷のプレスリリース)
http://www.dnp.co.jp/news/1225597_2482.html

大日本印刷 NTTドコモ CHIグループ ハイブリッド型総合書店の共同事業会社設立で合意(NTTドコモの報道発表資料)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2010/12/07_00.html