アーカイブ - 2010年 12月 15日

米国議会図書館、法案情報ページにダブリンコアに基づくメタデータを付与

米国議会図書館(LC)の立法情報システム“THOMAS”の機能改良で、法案の概要を掲載した“Bill Summary & Status”のページに、ダブリンコアに基づくメタデータが付与されるようになったとのことです。

THOMAS: The Last Update of the Year(2010/12/13付けLCのLaw Libraryのブログの記事)
http://blogs.loc.gov/law/2010/12/thomas-the-last-update-of-the-year/

参考:
米国議会図書館の立法情報システム“THOMAS”が15周年にあわせて機能改良
http://current.ndl.go.jp/node/15613

大阪府立図書館、インターネットによる調査相談サービス「e-レファレンス」を正式に提供開始

大阪府立図書館は、2010年5月から試行していた、インターネットによる調査相談サービス「e-レファレンス」を、2010年12月15日から、利用者の範囲を拡大して正式にサービス提供を開始すると発表しています。

インターネットによる調査相談サービス「e-レファレンス」を拡充します!(2010/12/14付け大阪府立図書館のお知らせ)
http://www.library.pref.osaka.jp/lib/oshirase_eref.html

参考:
大阪府立図書館、「個人向けe-レファレンスサービス」の試行を開始
http://current.ndl.go.jp/node/16211

「チョコレート・ライブラリー」という名前のチョコレート店はダメ?(米国)

「チョコレート・ライブラリー」(The Chocolate Library)という名前でオープンしたニューヨークのチョコレート店に対し、州当局は「ライブラリー」という名称は誤解を招きかねないといして、この店名での登録を受け付けていないとのことです。ニューヨーク州では2006年以降、“library”、“school”、“academy”などの単語を店名や会社名に使う場合には教育長の同意が必要となっているとのことです。店を経営するベネット氏は、「ばかげている。ライブラリー(図書館)と間違って店に来る人はいない」とコメントしています。

No Chocolate in the Library(2010/12/10付けNYタイムズのブログ記事)
http://dinersjournal.blogs.nytimes.com/2010/12/10/no-chocolate-in-the-library

消滅の危機に瀕した言語のデータベースが公開される

2010年12月9日付け、ケンブリッジ大学のニュースによると、同大学に基盤を置く世界の口承文学収集プロジェクト“World Oral Literature Project”が、消滅の危機に瀕した言語のデータベースを公開したとのことです。データベースには3,524の言語が登録されているようです。

Endangered Languages Database: Introduction to Resource and Terms of Use
http://www.oralliterature.org/research/databaseterms.html

Endangered languages database launched online (2010/12/9付け University of Cambridgeのニュース)
http://www.admin.cam.ac.uk/news/dp/2010120901

Endangered Languages: New Online Database from the World Oral Literature Project (2010/12/10付け ResourceShelfの記事)
http://web.resourceshelf.com/go/resourceblog/62538

参考:

南欧におけるオープンアクセスの現状に関する報告書

2010年12月8日付け、OpenAIREのニュースによると、スペインの科学・技術振興団体Fundación Española para la Ciencia y la Tecnología(FECYT)が、「南欧におけるオープンアクセス」(Open access in Southern European Countries)と題した報告書を公開しているようです。これは、ポルトガル、フランス、イタリア、ギリシア、トルコ、そしてスペインからなる南欧図書館連携(Southern European Libraries Link:SELL)が提出した、各国におけるオープンアクセスの現状に関するレポートが基になっているようです。そしてFECYTは、2010年5月にスペインのグラナダで「科学情報のオープンアクセスのためのセミナー」を開催し、その結果「オープンアクセスに関するアルハンブラ宣言」がまとめられたとのことで、「南欧におけるオープンアクセス」の報告書では、南欧各国のオープンアクセスの状況と共に、このアルハンブラ宣言等もまとめられているようです。

OA report in Southern Europe
http://oaseminar.fecyt.es/Publico/report/index.aspx

Southern European Libraries Link

米国国立公文書館、過去の写真を現在の風景に組み合わせる写真コンテストを実施

米国国立公文書館(NARA)は、NARAがオンラインで公開している過去の写真を現在のその場所の風景に組み合わせる写真コンテスト“History Happens Here! ”を実施するとのことです。優秀20作品はポストカードブックとしてまとめられ、NARAのギフトショップやオンラインで販売されるとのことです。

National Archives Launches 1st Ever Online Photo Contest(2010/12/13付けNARAのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2011/nr11-40.html

Augmented Reality Photo Contest
http://challenge.gov/NARA/86-augmented-reality-photo-contest

2010年の「データビジュアル化プロジェクト」ベスト10

FlowingDataというサイトが、データをビジュアル化するプロジェクトの2010年のベスト10を紹介されています。2010年の傾向として、分析だけでなくストーリーを物語るためにデータが使われたとのことです。1位にランクされたのは、“Tourist Maps”というもので、Flickrの写真の撮られた場所を、観光客と地元の人の写真で色を変えて世界の主要100都市の地図上に表したというもののようです。

10 Best Data Visualization Projects of the Year – 2010(2010/12/14付けFlowingDataの記事)
http://flowingdata.com/2010/12/14/10-best-data-visualization-projects-of-the-year-%E2%80%93-2010/

米国国立公文書館(NARA)、ナチ戦争犯罪に関するレポートを公開

2010年12月10日、米国国立公文書館(NARA)が“Hitler's Shadow Nazi War Criminals, U.S. Intelligence, and the Cold War”と題するレポートを公開しました。これは、1998年に成立したナチ戦争犯罪情報公開法に基づき機密解除された、陸軍とCIAの文書を基にまとめられたもので、執筆者はNARAのワーキンググループに携わっているRichard Breitman氏とNorman J.W. Goda氏とのことです。

Hitler's Shadow Nazi War Criminals, U.S. Intelligence, and the Cold War
http://www.archives.gov/iwg/reports/hitlers-shadow.pdf

Google検索(英語版)にウェブページをそのページの文章の難易度別で表示する機能が追加

Google検索(英語版)に、ウェブページの文章の難易度を表す「読解レベル」(Reading level)別に検索結果を表示する機能が追加されているようです。“basic”“intermediate”“advanced”の3つのレベルがあり、例えば、教師が生徒向けの文章を探したり、外国語の学習者がやさしい文章のページを探したりするときに使うことなどが想定されているようです。開発には学校の教員が協力し、教員がいくつかのサイトについて文章のレベル判別を行って判定モデルを作り、そのモデルを用いて処理がされているとのことです。

Features: Reading level(googleのサイト)
http://www.google.com/support/websearch/bin/answer.py?hl=en&answer=1095407

New: Google "Reading Level" Search Filter(2010/12/10付けSearch Engin Roundtableの記事)
http://www.seroundtable.com/google-reading-level-search-filter-12625.html

キューバ、オンライン百科事典“EcuRed”とともに電子図書館を開設

2010年12月14日付け、キューバのPrensa Latinaの記事によると、キューバが同日公開したオンライン百科事典“EcuRed”の一部として、「EcuRed電子図書館」(Biblioteca Digital de la EcuRed)も開設したとのことです。EcuRed電子図書館では、キューバの雑誌論文や専門書等がオープンアクセスで公開されており、現在のところ専門書は、キューバ政府高等教育省による大学出版局の図書の一部が登録されているようです。

Biblioteca Virtual de la EcuRed
http://biblioteca.ecured.cu/greenstone/cgi-bin/library.cgi

EcuRed
http://www.ecured.cu/index.php?title=P%C3%A1gina_Principal

Cuba pondrá en red todos sus textos educativos (2010/12/14付け Prensa Latinaの記事)
http://www.plenglish.com//index.php?option=com_content&task=view&id=246876&Itemid=2

博物館図書館サービス法2010年版、大統領の承認待ちに(米国)

米国図書館協会(ALA)が、博物館図書館サービス法の2010年改正版が上院を通過し大統領の承認待ちになっていると報じています。今回の改正法案には、1996年に同法案が成立して設置された博物館・図書館サービス機構(IMLS)の事業継続の認可などが含まれているようです。

ALA: Museum and Library Services Act on its way to President' desk(ALAのプレスリリース)
http://ala.org/ala/newspresscenter/news/pr.cfm?id=5866

参考:
CA1644 - 欧米における図書館、文書館、博物館の連携―Cultural Heritage Sectorとしての図書館― / 菅野育子
http://current.ndl.go.jp/ca1644

米国情報標準化機構(NISO)、2011年より“Information Standards Quarterly”をオープンアクセス化

2010年12月8日に、米国情報標準化機構(NISO)が、季刊誌の“Information Standards Quarterly”を2011年よりオープンアクセスで提供すると発表しています。

NISO to Make Information Standards Quarterly Open Access in 2011 (2010/12/8付け NISOのニュース)
http://www.niso.org/news/pr/view?item_key=f84495b3b0757b07ecc65b2db7c8b6ae17b0137c

OCLCのQuestionPoint、利用件数が600万件に

OCLCが主導するデジタルレファレンスサービス“QuestionPoint”の利用件数が600万件に達したようです。600万件目は、米国ミネソタ州のウォールデン大学(Walden University)の図書館員が学生から電話で受けた問い合わせを登録したもので、回答はQuestionPointから行われたとのことです。同大学ではQuestionPointサービスを2008年から利用しているとのことです。

Walden University enters 6 millionth question into QuestionPoint(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/briefs/brief360.htm

参考:
QuestionPointに登録された質問、300万件に
http://current.ndl.go.jp/node/7051