アーカイブ - 2010年 11月

11月 12日

欧州委員会研究総局、2009年の年次活動報告のウェブサイトを公開

2010年10月28日、欧州委員会研究総局(European Commission’s Directorate-General for Research)は、2009年の年次活動報告のためのウェブサイト“Science at the Service of Europe”を公開しました。医療や流通、エネルギー、環境、研究インフラ等の21項目に分けて、科学研究が欧州の現在にどのように役立っているかを解説したものとなっているようです。

Science at the Service of Europe
http://ec.europa.eu/research/sse/2009/index_en.cfm

11月 11日

【イベント】「情報ネットワーク法研究会LR2010」が開催(11/27)

情報ネットワーク法学会と龍谷大学法情報研究会が主催する、情報ネットワーク法研究会LR2010「図書館はライオンだけじゃない!-法教育における図書館の可能性-」が2010年11月27日に京都の龍谷大学で開催されます。内容は、図書館と法教育に関する報告や、法情報を調べるコツなどとのことです。

http://web.mac.com/inlawlr/2010/Welcome.html
(パンフレット)
http://www.ipc.hokusei.ac.jp/~z00199/LR2010.pdf

参考:
「情報ネットワーク法研究会」が9月12日に開催(京都)
http://current.ndl.go.jp/node/13871

国立国会図書館、データベースフォーラム「さがす、しらべる、よむ。」の配布資料等を公開

国立国会図書館(NDL)が、データベースフォーラム「さがす、しらべる、よむ。」の配布資料と使用したスライドを同館のウェブサイトで公開しています。

国立国会図書館データベースフォーラム 配布資料
http://www.ndl.go.jp/jp/dbforum/handouts.html

参考:
【イベント】国立国会図書館、データベースフォーラム「さがす、しらべる、よむ。」を開催
http://current.ndl.go.jp/node/16589

イラク・バグダッドのムサンナ図書館、イラク国内の出版物の目録を公表

イラク・バグダッドのムサンナ図書館(Al-Muthanna Library)が、2009年から2010年にイラク国内の出版者によってイラク国内で出版された資料の目録を公表しています。目録は、AACR2に基づき作成されているとのことです。

Iraqi Books Hit the International Market for First Time Since the War(PublishingPerspectives 2010/11/8付けの記事)
http://publishingperspectives.com/2010/11/iraqi-books-hit-the-international-market-for-first-time-since-the-war/

北海道大学が2010年ノーベル化学賞受賞者の鈴木章氏の業績を紹介する電子書籍を公開

2010年11月10日、北海道大学の高等教育推進機構高等教育研究部に設置されている科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)が、2010年ノーベル化学賞の受賞が決定した鈴木章氏(北海道大学名誉教授)の業績を解説した電子書籍を公開しています。受賞理由となった「クロスカップリング反応」のほか、鈴木氏の研究者としての経歴も、時代背景などを織り交ぜながら紹介しているとのことです。

「鈴木章 ノーベル化学賞への道」
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/ebooks/suzuki2010/index.html

電子ブックで鈴木章氏の業績を解説 (2010/11/10付け CoSTEPのニュース)
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/costep/news/article/87/

“JISC Digital Media”がオープンソースソフトウェアとフリーソフトウェアのリストを公表

2010年11月10日、英国情報システム合同委員会(JISC)のサービスの一つである、“JISC Digital Media”のウェブサイトで、オープンソースソフトウェアとフリーソフトウェアのリストが公開されました。JISCの説明によると、ソフトウェアの情報を網羅したものではなく、一般的に利用価値のあるソフトウェアを選択して、その一覧を提供することを目指しているとのことです。また、今後もできる限りアップデートを続けていくようです。

Open Source and Free Software Directory
http://www.jiscdigitalmedia.ac.uk/crossmedia/table/open-source-and-free-software-directory/

九州大学が大学院統合新領域学府にライブラリーサイエンス専攻を設置

2010年11月5日、九州大学は、同大学大学院統合新領域学府にライブラリーサイエンス専攻(修士課程)を2011年4月に開設すると発表しました。ライブラリーサイエンス専攻は、現代情報社会の急速な進展に対応するため、ユーザーの視点に立った情報の管理と提供を確保し、同時に知の創造と継承を支える新たな「場」(これをライブラリーと呼ぶ)に求められる高度な専門人材の養成を目指すもののようです。なお、ライブラリーサイエンス専攻と併せて、ユーザー感性学専攻(博士後期課程)も開設するとのことです。

ライブラリーサイエンス専攻を設置 (2010/11/5付け 九州大学のニュース)
http://www.kyushu-u.ac.jp/topics/index_read.php?kind=&S_Category=T&S_Page=Main&S_View=&word=&page=&B_Code=3066

11月 10日

バチカンで貴重書コレクション(のレプリカ)に触れる展示イベントが開催

2010年11月10日から2011年1月31日まで、バチカンのサンピエトロ広場近くに再現されたバチカン図書館のレプリカで、バチカン図書館の所蔵する貴重書コレクションのレプリカの展示イベントが開催されています。“Know the Vatican Library: A Story Open to the Future” と題されたこのイベントは、バチカン図書館が3年間の改修工事を経て9月に再開館したことを記念して行われたもので、本物のバチカン図書館の利用が許可された研究者等に限られていることから、普段は入れない人にもバチカン図書館を知ってもらおうとして企画されたものとのことです。展示室には、中世・ルネサンス期の資料のレプリカ等が設置されており、利用者は白い手袋をつけて実際に触ることができるようです。

バチカンで「歴史的図書」に触れる展示、手袋でムード作り (2010/11/10付け ロイターの記事)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18088920101110

Stepping into the Pope's Library (2010/11/9付け Vatican Radioの記事)

CiNiiの国内学術論文が「Yahoo!検索 論文検索」から検索可能に

2010年11月10日、国立情報学研究所(NII)は、ヤフー株式会社と協力して、CiNiiが提供している学術論文約400万件のデータを、ヤフーが新たにサービスを開始する「Yahoo!検索 論文検索」から利用できるようになったと発表しています。「Yahoo!検索 論文検索」では、検索結果一覧ページに論文のタイトルや著者名、抄録などの基本情報が表示されるとのことで、ここで目的の論文情報をクリックすると、CiNii上の論文情報詳細ページに移動するようです。さらに、本文のPDFファイルがある論文はこの詳細ページからダウンロードすることができるとのことです。

Yahoo!検索 論文検索
http://ronbun.search.yahoo.co.jp/

物質・材料研究機構がNext-L Enjuを採用し、次世代図書館システムの開発へ

2010年11月8日、独立行政法人物質・材料研究機構が、オープンソースソフトウェアのNext-L Enjuを採用し、次世代図書館システムの開発を行うと発表しました。プレスリリースによると、国内の研究機関としては初めてオープンソースの図書館システムを採用したとのことです。今後同機構は、合同会社次世代図書館システムとともに、Enjuをカスタマイズすることによって、(1) 必要な図書館管理機能をしぼりつつ、(2) 電子ジャーナルや電子書籍、電子ハンドブックといった電子的図書資源やネット上の学術情報を一元的に管理すると共に、(3) セルフアーカイブによる機関リポジトリを含む電子的研究環境にあった横断的次世代システムを開発することを目指すようです。また、システムの稼働は2011年1月を予定しており、共同開発の成果は他機関での利用を可能とするとのことです。

国内初、研究機関でオープンソース図書館システムを採用 (2010/11/8付け 独立行政法人物質・材料研究機構のプレスリリース)
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/11/p201011080.html

米国ワシントン大学、大学生の情報リテラシーを調査したレポートを公表

2010年11月1日、米国ワシントン大学のプロジェクト“Project Information Literacy”が、大学生の情報リテラシーを調査したレポート“Truth Be Told : How College Students Evaluate and Use Information in the Digital Age”を公開しました。レポートは、2010年春に全米の25大学に在籍する8,353名の大学生から得られた回答をもとに作成されたようです。調査からは、たとえ学生自身が情報探索とその情報の評価を行うことに関して自負していたとしても、研究課題に取り組む段階で躓いており、また課題の本質とその範囲の判断に難しさを感じていること等が明らかになったようです。なお、このレポートに言及した記事が、11月4日付のLibrary Journalと11月9日付けのChronicle of Higer Educationにも掲載されています。

Project Information Literacy
http://projectinfolit.org/

Truth Be Told : How College Students Evaluate and Use Information in the Digital Age

【イベント】「平成22年度 情報教育研究集会」開催(12月)

京都大学が主催する「平成22年度 情報教育研究集会」が、2010年12月10日から11日にかけて京都府民総合交流プラザ・京都テルサで開催されます。長尾真国立国会図書館長による基調講演のほか、分科会、ポスターセッションなどのプログラムが予定されています。

平成22年度 情報教育研究集会
http://conf2010.media.kyoto-u.ac.jp/

プログラム(タイムテーブル)
http://conf2010.media.kyoto-u.ac.jp/?Program

11月 9日

広島県立図書館と広島市立図書館、プロサッカーチームとのコラボで展示を実施

広島県立図書館と広島市立図書館が、地元のプロサッカーチーム「サンフレッチェ広島」とのコラボ企画の実施を発表しています。サッカー関連の図書や元選手の著書等の展示を行うほか、貸出も行うとのことです。

ミニ展示「がんばれサンフレッチェ!!~図書館からスタジアムへ スタジアムから図書館へ~」サンフレッチェ広島,広島市立図書館,広島県立図書館連携
http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/hp/page000001400/hpg000001332.htm

サンフレッチェ広島、広島市立図書館・広島県立図書館連携展示 展示リスト
http://www.hplibra.pref.hiroshima.jp/ct/other000001500/succer-list.pdf

EUの漁業補助金を可視化したマッピングツール“Vessel Subsidy Map”

2010年11月8日、“FishSubsidy.org”のウェブサイトで、“Vessel Subsidy Map”というマッピングツールが公開されました。このマッピングツールは、1994年から2006年まで、EUが漁業指導基金(Financial Instrument for Fisheries Guidance)を通じて各国の漁業関係者に対して拠出した補助金、総額約34億ユーロがどのように使われたのかを可視化したものです。Open Knowledge Foundation Blogは、このマッピングツールについて、欧州のパブリックデータを再利用し、市民やジャーナリスト等に対して分かりやすく示した優れた例であるとコメントしています。

Vessel Subsidy Map(Fishsubsidy.orgのウェブサイト)
http://fishsubsidy.org/map/

EU Fisheries Subsidies Revealed in New Online Mapping Tool (2010/11/8付け Pew Environment Groupの記事)
http://www.pewenvironment.eu/channel/view_resource/id/127087

シンポジウム「大学からの研究成果オープンアクセス化方針を考える」

2010年12月10日に、東京大学の鉄門記念講堂で、国立情報学研究所(NII)と国立大学図書館協会の共催シンポジウム 「大学からの研究成果オープンアクセス化方針を考える―ハーバード大学、レディング大学、北海道大学を事例に―」が開催されるようです。

シンポジウム 「大学からの研究成果オープンアクセス化方針を考える」 - 国際学術情報流通基盤整備事業 イベント情報
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2010/20101210.html

米国の電子書籍市場は2015年に30億ドル規模になるとの予測

米国の調査会社Forrester Research社が、米国の電子書籍市場の今後5年間の予測を発表しています。同社のブログの記事でその一部が紹介されており、それによると、2010年末の市場規模は9億6600万ドル、2015年には30億ドル規模になると予測されているようです。また、ブログ記事では、出版業界でのデジタル化の進展について、音楽業界やテレビ業界では複数の収入源があり調整が必要となるが、出版物だけが収入源である出版業界ではそれらの業界よりもデジタル化が速く進むのではないか、という見解も示されています。

eBooks Ready To Climb Past $1 Billion(2010/11/8付けForrester Researchのブログの記事)
http://blogs.forrester.com/james_mcquivey/10-11-08-ebooks_ready_to_climb_past_1_billion

米調査会社、今年の米国内での電子書籍購入額は約811億円と予測、2015年にはその3倍規模に(2010/11/9付けhon.jpの記事)
http://hon.jp/news/1.0/0/1853/

“DESIGNTIDE TOKYO 2010”で展示されたバーコードブック

2010年11月8日付けのdesignboomで、10月30日から11月3日まで東京で開催された“DESIGNTIDE TOKYO 2010”で展示された、スズキ・ユウリ氏のバーコードブック(barcode book)が取り上げられています。バーコードとドットで描かれた絵本をバーコードリーダーでなぞると、絵に関連した音が出るようになっているようです。

yuri suzuki : barcode book at tokyo designtide (2010/11/8付け designboomの記事)
http://www.designboom.com/weblog/cat/8/view/12090/yuri-suzuki-barcode-book-at-tokyo-designtide.html

DESIGNTIDE TOKYO
https://designtide.jp/

SURF財団、科学データ保存のためのチェックリストを公表

2010年11月2日、オランダのSURF財団が、科学データ保存のためのチェックリスト“General guidelines for selecting data for preservation”を公表しました。このチェックリストは、研究者が自身の科学データをどのように扱い、どのように保存し、そしてそれをどのように共有するかの3つの研究に基づいて作成されたとのことです。その3つの研究すべてにおいて、研究の初期の段階で、データの保存方針を決定しておくことが重要であることが明らかになったとのことで、チェックリストはその方針を決定するためのガイドラインとなっているようです。

General guidelines for selecting data for preservation
http://www.surffoundation.nl/nl/themas/openonderzoek/cris/Documents/SHAREflyer_selectionofdata_pdfversie_def_ENG3.pdf

Checklist helps select research data to be preserved (2010/11/2付け SURFFoundationのニュース)

11月 8日

大阪府立中央図書館、「学校支援のページ」を開設

大阪府立中央図書館は、ウェブサイトに「学校支援のページ」を開設しています。見学・体験学習の案内、 特別貸出用図書セットや展示用セットの案内、教材開発のための図書館活用ガイド、などが掲載されています。

学校支援のページ
http://www.library.pref.osaka.jp/central/school/index.html

参考:
東京都立図書館、学校支援サービスのサイトを開設
http://current.ndl.go.jp/node/16255

11種のリポジトリソフトウェアの調査結果が公表される

2010年11月5日、英国情報システム合同委員会(JISC)の支援で行われている、リポジトリサポートプロジェクト(Repositories Support Project)が、11種のリポジトリソフトウェアに関する調査結果を公表しました。調査対象のソフトウェアは、CONTENTdm、Digital Commons、DigiTool、DSpace、EPrints、EQUELLA Repository、Fedora、Islandora/ Fedora、intraLibrary、Open Repository、Microsoft Zentityとのことです。なお、リポジトリサポートプロジェクトは2009年3月にも同種の調査を実施しており、今回はそのアップデートをすべく再調査を行ったものとのことです。

Repository Software Survey, November 2010
http://www.rsp.ac.uk/software/surveyresults2010

RSP Software Survey 2010 (2010/11/5付け Repositories Support Projectの記事)
http://www.rsp.ac.uk/news/news2010-11-05SoftwareSurvey.php

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