アーカイブ - 2010年 11月 4日

『カレントアウェアネス-E』182号発行

E1115 - 国立国会図書館,「NDL新着図書情報」の提供を開始

国国立国会図書館(NDL)は,NDLに納本された図書のタイトルや著者等の基本的な書誌情報の項目を,納本後,2-3日で提供する「NDL新着図書情報」サービスを2010年10月27日から開始した。...

E1114 - OCLC副社長ミハルコ氏講演会<報告>

2010年10月8日に国立国会図書館(NDL)関西館において,OCLCの副社長ミハルコ(James Michalko)氏による「デジタル環境下における米国の図書館とOCLCの最新動向」と題した講演が行われた。ミハルコ氏はOCLCの研究・開発等の部門であるOCLC Researchの担当でもある。以下はその講演内容を要約したものである。なお,講演資料はOCLCのウェブサイトに掲載されている。...

E1113 - オープンアクセス誌の現状を探る「SOAPプロジェクト」報告書

査読付きのオープンアクセス(OA)誌の出版状況等について調査する「SOAPプロジェクト」(Study of Open Access Publishing project)の第1次の報告書が,2010年9月14日付けで公表された。同プロジェクトは,欧州委員会(EC)の資金援助のもと欧州原子核研究機構(CERN)が中心となり,2009年3月から2011年2月までの期間で実施しているものである。第1フェーズで「提供」(offer)の状況,第2フェーズで「需要」(demand)の状況を調査し,最後の第3フェーズでそれらを統合した結果が示される予定となっている。...

E1112 - 科学データ電子インフラの整備に向けた欧州委員会のビジョン

2010年10月6日,欧州委員会(European Commission:EC)の情報社会・メディア総局の下で協議を続けてきた「科学データに関するハイレベルグループ」(High-Level Group on Scientific Data)が,最終報告書“Riding the wave:How Europe can gain from the rising tide of scientific data”を公開した。これは,欧州内の大学や研究機関等における研究の過程で生み出される科学データの共有と再利用のために,電子的なインフラ整備に向けたビジョンとそのための課題を指摘したものである。...

E1111 - 米国議会図書館の「知識への入口」号,全米各地を訪問

米国議会図書館(LC)が,全米各地を巡って同館の資料や関連情報を伝える,「知識への入口」(Gateway to Knowledge)と名付けたトレーラーを導入した。18輪のトレーラーは特注のもので,荷台を開くと現れる展示用スペースには,LCや所蔵資料に関する情報の展示パネルのほか,LCのウェブサイトにアクセスできるコンピュータ,貴重書の複製を見ることができるディスプレイなどが搭載されている。トレーラーを運転・管理するのは,LC及び所蔵資料について熟知した2名のスタッフ(夫婦)である。...

OCLCとEBSCO社、データベースの連携強化により情報探索サービスを向上

OCLCは、EBSCO社との提携を拡大し、WorldCatとEBSCO社のデータベースの連携を強化する発表しています。これにより、WorldCat Localのユーザーは新たな認証なしにEBSCO社のデータベースのメタデータを検索することができるようになるほか、OCLCのメンバー館は“EBSCO Discovery Service”を通して、WorldCatのデータへのアクセスや図書館相互貸借(ILL)の処理などを行うことができるようになるとのことです。

OCLC and EBSCO to enhance discovery services through data exchange(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/news/releases/2010/201054.htm

米国会計検査院(GAO)による米国国立公文書館(NARA)の業務評価

米国会計検査院(GAO)による、米国国立公文書館(NARA)の業務評価が2010年10月5日付けで公開されています。NARAによる政府文書管理の取組みの成果の例としては、80%近くの政府機関において文書の不適切な廃棄のリスクがあることが明らかになったことがあげられています。一方、NARAの業務の課題としては、処理待ちの滞貨が大量にあることや、電子記録の保存システムがまだ本格稼働していないことなどが挙げられています。

National Archives and Records Administration: Oversight and Management Improvements Initiated, but More Action Needed(GAO-11-15)(2010/10/5付けGAOの資料)
http://gao.gov/products/GAO-11-15

ニューヨーク公共図書館、ディナーイベント“Library Lions”を実施

米国のニューヨーク公共図書館(NYPL)が、2010年11月1日にディナーイベント“Library Lions”を実施したようです。このイベントは1年に1回行われているもので、作家やセレブ、政治家など数百人が参加したようです。NYPLの閲覧室“Rose Main Reading Room”をディナー用に装飾し準備を進めている様子がウェブで公開されています。

Library Lions Gala(NYPLのイベント情報)
http://www.nypl.org/events/programs/2010/11/01/library-lions-gala

Library Lions
http://www.nypl.org/help/about-nypl/awards/library-lions

国立大学図書館協会と公私立大学図書館コンソーシアムがCLOCKSSに参加

学術情報資源の協同保存プロジェクト“CLOCKSS”のサイトで、日本の国立大学図書館協会(JANUL)と公私立大学図書館コンソーシアム(PULC)がCLOCKSSに参加したと発表されています。

Japanese Library Consortia Join CLOCKSS(2010/10/28付けCLOCKSSのNews)
http://www.clockss.org/clockss/News

参考:
E1065 - 国立情報学研究所オープンハウス2010<報告>
http://current.ndl.go.jp/e1065