アーカイブ - 2010年 11月 18日

2009年度の日本の電子書籍市場の規模は610億円という調査結果

矢野経済研究所が、2009年度の国内電子書籍市場規模は推計610億円、2010年度の同市場の規模の見込みは670億円とする調査結果を発表しています。

電子書籍市場に関する調査結果 2010(2010/11/18付け矢野経済研究所の発表)
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000707
http://www.yano.co.jp/press/pdf/707.pdf

2009年の電子書籍市場は610億円、「日本はすでに電子書籍大国」 (2010/11/18付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20101118_407737.html

全欧州規模のホロコースト関係資料のオンラインデータベース化プロジェクトが始まる

2010年11月16日、欧州委員会(EC)の研究開発情報サービス委員会(CORDIS)のニュースによると、“European Holocaust Research Infrastructure”というコンソーシアムが設立され、今後同コンソーシアムによって、ホロコースト関係資料のデータベースの構築が行われるとのことです。このプロジェクトは、オランダにある戦争資料の研究機関“NIOD”を中心に、EUの11か国とノルウェー、そしてイスラエル各国から、図書館や文書館、博物館等20機関が参加しているようです。データベースは、全欧州規模に分散しているホロコースト関係の資料を一元的に閲覧できるものを目指し、今後4年間かけて構築されるとのことです。

European Holocaust Research Infrastructure
http://www.ehri-project.eu/

NIOD-led Holocaust Studies project launched (2010/11/16付け NIODのニュース)
http://www.niod.knaw.nl/actueel/default.asp?ID=703

EU making sure Holocaust never happens again (2010/11/17付け EC CORDISのニュース)

OCLC Research、調査結果等をYouTubeでも提供

OCLC Researchが、最新の調査結果等をYouTubeで提供する“OCLC Research YouTube Channel”の開設を発表しています。第1弾として、ボーンデジタル、クラウド・コンピューティング、図書館相互貸出(ILL)と環境、という3つのコンテンツが提供されているようです。

OCLC Research Launches YouTube Channel(OCLCのニュースリリース)
http://www.oclc.org/research/news/2010-11-17.htm

OCLC Research YouTube Channel
http://www.youtube.com/oclcresearch

参考:
E1058 - 図書館間相互貸借の環境への影響に関するレポート
http://current.ndl.go.jp/e1058

英国図書館(BL)、ソーシャルメディアが研究活動や図書館に与える影響を問うウェブサイトを公開

英国図書館(BL)がBBCと共同で、ソーシャルメディアが研究活動や図書館に与える影響等について問うウェブサイトを公開しています。これは、2010年10月12日から2011年7月16日まで同館で開催している展示イベント“Growing Knowledge:The evolution of research”に関連して行われているもののようです。

Current Data Visualisations - Growing Knowledge
http://www.bbc.co.uk/archive/growingknowledge/current_data_vis.shtml

Growing Knowledge Blog
http://britishlibrary.typepad.co.uk/growingknowledge/

Google社、フランスのHachette Livre社と絶版本のデジタル化で合意

Google社とフランスの大手出版社Hachette Livre社が、Hachette Livre社の絶版本のデジタル化に関して合意したとのことです。対象は50,000冊程度で、Google社が提出したリストに基づいてHachette社が選択し、Google Booksで販売される際の価格はHachette社が設定するという仕組みとのことです。

グーグル、絶版本電子書籍で合意 仏の出版最大手と(2010/11/18付け47Newsの記事)
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111801000142.html

Google, Hachette ink accord on book scanning(2010/11/17付けREUTERSの記事)
http://www.reuters.com/article/idUSTRE6AG3JG20101117

Numérisation : Hachette signe un accord avec Google(2010/11/17付けLe Figaroの記事)

『カレントアウェアネス-E』183号発行

E1121 - ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議<報告>

 2010年10月20日から22日までの3日間,米国ペンシルベニア州ピッツバーグのヒルトンホテルで「2010年ダブリンコアとメタデータの応用に関する国際会議(DC2010)」が開催された。この会議は,ダブリンコア(Dublin Core)等のメタデータに関する研究発表や意見交換の場として毎年開かれ,今回は米国情報科学技術協会(ASIS&T)年次大会と日程・会場を併せて開催された。23か国から150名の参加者があり,日本からは筆者を含め5名が参加した。...

E1120 - 北米の大学・研究図書館の特殊コレクションに関するレポート

 2010年10月,OCLCの研究部門であるOCLC Researchは,北米研究図書館協会(ARL)やカナダ研究図書館協会(CARL)等に参加している米国及びカナダの大学・研究図書館を対象に2009年に実施した,特殊コレクションとアーカイブズの現状に関する調査の結果をまとめたレポート“Taking Our Pulse: The OCLC Research Survey of Special Collections and Archives”を公表した。レポートは,169館から得られた回答を基に,1998年にARLが行った調査の結果との比較を交えて構成されている。...

E1119 - 英国出版社協会が図書館による電子書籍貸出の基本方針を公表

 2010年10月21日,英国の出版社協会(Publishers Association:PA)が,英国の図書館・情報専門家協会(CILIP)のカンファレンスの場で,公共図書館による電子書籍の貸出に関する出版社側の基本方針を発表した。英国のBookseller誌には,その基本方針を発表したFaber社のCEOペイジ(Stephen Page)氏の講演内容の全文を掲載している。...

E1118 - 大学の授業でWikipediaの記事を充実させる取組み(米国)

 オンライン百科事典Wikipedia(CA1676参照)を運営しているWikimedia財団は,英語版のWikipediaの記事を充実させるための取組みとして,米国の大学との協同プロジェクト“Public Policy Initiative”を,2010年秋から試行している。対象分野は公共政策(Public Policy)で,ジョージ・ワシントン大学,ジョージタウン大学,ハーバード大学,インディアナ大学等の教員が協力し,その教員の授業を受講する学生が授業の一環としてWikipediaの関連記事の更新や新規作成といった編集作業に参加するというものである。...

E1117 - CLOCKSSへ日本の大学図書館が参加

 2010年10月28日,CLOCKSSはウェブサイトに「日本の図書館コンソーシアム,CLOCKSSに参加」というニュースを発表した。...

E1116 - 世界視聴覚遺産の日,各国でイベントが開催される

 毎年10月27日はユネスコの定める「世界視聴覚遺産の日」(World Day for Audiovisual Heritage)である。世界視聴覚遺産の日は,視聴覚資料の 重要性を多くの人に知ってもらうことを目的に,2005年に策定された。ユネスコのウェブサイトによると,映画,ラジオやテレビ番組等の視聴覚資料は,20世紀および21世紀の歴史を伝える貴重な一次資料であり,これらの亡失を防ぐために,デジタルへの媒体変換を行うには,10年から15年の時間しかないと考えられているとのことである。この日には世界各国でイベントが催されており,今回で4回目となる2010年は「今,あなたの視聴覚遺産を守り味わおう」(Save and Savour your Audiovisual Heritage - Now!)をテーマに開催された。以下では,「2010年世界視聴覚遺産の日」の特設サイトに掲載されているものの中から,各国で行われたいくつかのイベントを紹介する。...

鎌倉市中央図書館で電子図書館サービスの実証実験を開始へ

2010年12月から、鎌倉市中央図書館などで、郷土資料や利用許諾を得た電子書籍などを公開する電子図書館サービスの実証実験が開始されるとのことです。館内での閲覧に加え、公募モニターは自宅からも見られるようになるとのことです。実証実験は、NPO法人「ビジネス支援図書館推進協議会」と日本ユニシス株式会社などが事業主体となり、総務省の「新ICT利活用サービス創出支援事業」に採択された「図書館デジタルコンテンツ流通促進プロジェクト」の一環として実施されるとのことです。

電子図書館実証実験12月スタート、自宅PCから閲覧可能/鎌倉(2010/11/18付け神奈川新聞社カナロコの記事)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1011180005/

参考:
総務省、「新ICT利活用サービス創出支援事業」(電子出版の環境整備)の採択案件を発表
http://current.ndl.go.jp/node/17017

OCLCのWorldCatに英国図書館から1200万件の書誌レコードが追加

OCLCのWorldCatに、英国図書館(BL)から1200万件の書誌レコードが追加されたとのことです。

The British Library adds 12 Million Records to WorldCat(2010/11/17付けOCLCのニュース)
http://www.oclc.org/us/en/news/releases/2010/201056.htm