アーカイブ - 2010年 11月 16日

No.1 - No.37の内容一覧

『図書館研究シリーズ』No.1 - No.37の内容の一覧です。

No.1(1960.3)

  • 図書館の理論と実践の発展のために
  • 閲覧目録の諸問題


No.2(1960.8)

  • 西ドイツの図書館事情
  • 図書館現象のサイバネテイックス的考察
  • 書庫用照明器具
  • 日本地域区分表(国県郡市町村)


No.3(1960.12)

  • 国立国会図書館と書誌活動


デジタル時代の公共図書館の苦悩と挑戦(記事紹介)

2010年11月12日付けのLos Angeles Timesに、“Libraries reinvent themselves as they struggle to remain relevant in the digital age ”と題された記事が掲載されています。記事では、デジタル時代にあって、米国の公共図書館が地域住民にとって価値ある組織であり続けるために、図書館自身がその変化に対応すべく取り組んでいる様子が記されているようです。その内容として、改装によって、レファレンス・デスクや閲覧席の代わりに、子どもがゲームで遊べるスペースをつくったり、書店のように図書をトピックごとに並び替えたりした図書館の話や、資料のデジタル化を進めようとしても、予算上の都合や著作権法の規制で悩む様子、そして、利用者が図書館のガーデニングを手伝えたり、Facebookの使い方の講座を受けたり等、地域のコミュニティセンターへと変化しようとしている図書館等の事例がまとめられているようです。

Libraries reinvent themselves as they struggle to remain relevant in the digital age (2010/11/12付け LA Timesの記事)

アイルランドの読書状況2010

2010年10月24日、アイルランドのブッククラブ“Bord Gais Energy Book Club”が、アイルランドの読書習慣に関する調査結果を公表しています。調査は420名の成人を対象に行われたようです。その結果をいくつか取り上げると以下のとおりとのことでした。
・74%の人が1年間に6冊以上の本を読む。
・家に100冊以上本があると答えた人は42%。
・1週間に読書に費やす時間は、1時間から3時間の人が47%、3時間から7時間が36%で、7時間以上と答えた人は10%。
・本を読むならiPadやオーディオブックよりも紙の本が良いと答えた人は95%。
・無人島に持って行くなら、『指輪物語』、『高慢と偏見』、『無人島でのサバイバルの仕方』等。

bordgaisenergybookclub.ie survey reveals all about Irish reading habits (2010/10/24付け Bord Gais Energyのニュース)
http://www.bordgaisenergy.ie/news/?d=20101024

スペイン・マドリードで3万冊の本を使ったブッククロッシングのイベントが開催される

2010年11月14日、スペインのマドリードで3万冊の本を使ったブッククロッシング(Book Crossing)のイベントが開催されました。当日は、600人のボランティアが市内各所に本を設置したほか、歌手や俳優、スポーツ選手、作家等60人以上も参加して、自身のお気に入りの本を街中に置いたようです。また、今回のブッククロッシングは、マドリードの若者を社会的排除の危険性から守るためのプログラムも兼ねており、設置された本が2011年4月24日までにイベントのウェブサイトで2度登録されると、イベントを後援した“Mahou Sin”社から、1冊につき3ユーロが市当局の若者支援事業に寄付されることになっているようです。ちなみに、設置された本の中には、2010年にノーベル文学賞を受賞したバルガス・リョサ(Vargas LLosa)氏の最新作(サイン入り)も含まれているとのことです。

Bookcrossing Madrid
http://www.lamayorliberaciondelibros.es/

La mayor liberación de libros de la historia (2010/11/14付け Ayuntamiento de Madridのプレスリリース)

チリの読書状況2010

2010年11月4日、チリの非営利組織“Fundación La Fuente”が、チリの読書状況を調査した結果を、「チリと本 2010」“Chile y los Libros 2010”として公表しました。これは、10月29日から11月14日まで、チリのサンチャゴで開催されていた「第30回サンチャゴ 本の国際フェア」の場で公開されたものです。“Fundación La Fuente”は、2006年以来2年ごとに同様の調査を実施しており、今回で3回目となるようです。調査結果は、サンチャゴを含むチリ国内の主要都市に住む、15歳以上の男女1,001名に対する電話調査に基づくものとのことです。レポートでは、「読書習慣」「新聞・雑誌・インターネットの購読」、「本の購入」、「図書館の利用」、そして「電子書籍」の各項目に分けて結果がグラフ化されています。このうちいくつかを挙げると以下のとおりのようです。
・読書習慣がある、あるいは時々読むと答えた人は47.2%、読まない、またはほとんど読まないと答えたのは、52.8%。
・図書館の利用登録をしているかという質問に対して、93.2%が「いいえ」と回答。「はい」と答えた6.8%の人の中では、富裕層、若年層を中心として、高い割合であった。

HathiTrustに米国議会図書館(LC)等5機関が加盟、米国外からも初参加

2010年11月15日、米国の大学等による共同リポジトリ事業“HathiTrust”に、米国議会図書館(LC)、スタンフォード大学、アリゾナ州立大学、マサチューセッツ工科大学、そしてスペインのマドリード・コンプルテンセ大学が加わったようです。マドリード・コンプルテンセ大学は、米国外の機関としては初めてHathiTrustに参加したとのことで、今回の加盟により、HathiTrustの参加機関は52機関となったようです。

HathiTrust adds new members, goes global (2010/11/15付け University of Michiganのニュース)
http://ns.umich.edu/htdocs/releases/story.php?id=8121

QuickWire: HathiTrust’s Newest Partners Include Library of Congress, U. of Madrid (2010/11/15付け Chronicle of Higer Educationの記事)

公共図書館のインターネットサービスの利用に関する調査(日本)

インターネットコムが、gooリサーチと共同で実施した、公共図書館のインターネットサービスの利用に関するアンケート調査の結果を公表しています。公共図書館のインターネットサービスを「よく利用する」「時々利用する」と回答した人は合わせて36.7%とのことです。また、実現してほしいサービスとして、借り出し予約(49.7%)や蔵書検索(48.1%)、電子書籍の閲覧(47.6%)が上位を占めているようです。

電子書籍の閲覧に興味――図書館とインターネットに関する調査(japan.internet.com 2010/11/16付けの記事)
http://japan.internet.com/research/20101116/1.html