アーカイブ - 2010年 10月

10月 29日

オープンソースの機関リポジトリ用システム“IR+”のバージョン2が公開

米国のロチェスター大学が開発している、オープンソースの機関リポジトリ用ソフトウェア“IR+(IR Plus)”のバージョン2が公開されているようです。
irplus
http://code.google.com/p/irplus/

Institutional Repository Software: IR+ 2.0 Released(2010/10/26付けDigitalKoansの記事)
http://digital-scholarship.org/digitalkoans/2010/10/26/institutional-repository-software-ir-2-0-released/

宝塚市立中央図書館、「縁結びの1冊を探せ」と題するイベントを実施

兵庫県の宝塚市立中央図書館が、「縁結びの1冊を探せ!!」と題するイベントを実施しています。同館が舞台となっている小説『阪急電車』で描かれる「縁結びの1冊」が何であるかを、利用者に想像して投票してもらうというものです。

宝塚市立中央図書館:縁結びの一冊を探せ!! 投書コーナー設置 /兵庫(毎日jp 2010/10/29付けの記事)
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20101029ddlk28040451000c.html

『阪急電車』映画化決定記念展示 ~中央図書館~(宝塚市立図書館のニュースリリース)
http://www.library.takarazuka.hyogo.jp/014-news/newsmain.html#arikawa

移動図書館だったバスを使った「移動書店」(米国)

米国カリフォルニア州に、移動図書館だったバスを使った「移動書店」を行っている男性がいるそうです。男性は経営していた書店をたたみ、ミシガン州の図書館から払い下げられた移動図書館のバスを購入し、移動書店を開始したとのことです。

Man reinvents bookstore by putting it on wheels(2010/10/27付けabcニュースの記事)
http://abclocal.go.com/kgo/story?section=news/local/east_bay&id=7750163

第6回SPARC Japanセミナー2010「日本発オープンアクセス」の発表資料が公開

SPARC Japanのウェブサイト上で、2010年10月20日に国立情報学研究所(NII)で開催された、第6回 SPARC Japan セミナー2010「日本発オープンアクセス」の発表資料が公開されています。

Open Access Week 第6回 SPARC Japan セミナー2010 「日本発オープンアクセス」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2010/20101020.html

第6回SPARC Japanセミナー2010(Open Access Week)の発表資料を公開しました。(2010/10/29付け SPARC Japanのニュース)
http://www.nii.ac.jp/sparc/2010/10/6sparc_japan2010open_access_we.html

ユネスコの「世界視聴覚遺産の日」の世界各国でのイベント

ユネスコが定める「世界視聴覚遺産の日」である10月27日の前後に、世界各地で様々なイベントが実施されたようです。ウェブサイトには世界各地のイベントの概要が掲載されています。

World Day for Audio Visual Heritage 2010
http://www.pia.gov.ph/wdavh2010/

World Day for Audiovisual Heritage(ユネスコのサイト)
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=25563&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

カリフォルニア電子図書館による図書のデジタル化が300万冊を突破

2010年10月27日、カリフォルニア電子図書館(California Digital Library)が、図書のデジタル化事業で300万冊を突破したと発表しています。また、これを記念して、カリフォルニア大学図書館の司書が、デジタル化されたお気に入りの図書を公表しています。

UC Libraries Digitize 3,000,000 Books (2010/10/27付け California Digital Libraryのニュース)
http://www.cdlib.org/cdlinfo/2010/10/27/8456/

UC University Librarians' Favorite Digitized Books
http://www.cdlib.org/services/collections/massdig/favorites.html

ダブリン大学トリニティカレッジが研究成果のオープンアクセス化の方針を発表

2010年10月20日、アイルランドのダブリン大学トリニティカレッジ(Trinity College Dublin:TCD)が研究成果のオープンアクセス化の方針を発表しています。この方針は、雑誌論文やその他の学術成果を、TCDの機関リポジトリである“TARA(Trinity’s Access to Research Archive)”を通じて提供するものです。公開される研究成果には、すべての学術論文、査読付きのカンファレンスペーパー等の他にも、教員が執筆した図書や既発表の研究に関連するデータセットの公開も求められているようです。TCDのプレスリリースによると、この種のオープンアクセスの方針の決定は、アイルランドの大学では初とのことです。

TARA (Trinity’s Access to Research Archive)
http://www.tara.tcd.ie/

TCD to Provide Free Online Access to its Research (2010/10/20付け TCDの記事)
http://www.tcd.ie/Communications/news/pressreleases/pressRelease.php?headerID=1585&vs_date=2010-10-20

参考:

Europeanaに新たなバーチャル展示が追加、テーマは「東欧における結婚式」

欧州デジタル図書館Europeanaが新たなバーチャル展示を公開しました。今回のテーマは「東欧における結婚式」(Weddings in Eastern Europe)とのことで、ハンガリー、リトアニア、ポーランド、スロベニアにおける結婚式の伝統について、お見合いから結婚式が終わるまでを、資料を交えて解説しています。

Weddings in Eastern Europe
http://econnect.ait.co.at/wedding-exhibition/

クラウドでコレクションを公開・管理する“Omeka.net”ベータ版が発表される

2010年10月28日、米国ジョージ・メイソン大学の「歴史とニューメディアセンター」(Center for History and New Media)が、“Omeka.net”(ベータ版)を公開しました。この“Omeka.net”は、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”のクラウド版のようです。

Omeka.net
http://omeka.net/

Omeka.net Beta Launches (2010/10/28付け Omekaのニュース)
http://omeka.org/blog/2010/10/28/omeka-net-beta-launches/

参考:
研究者、図書館、博物館、文書館向けのウェブ出版用オープンソースソフト“Omeka”が正式リリース
http://current.ndl.go.jp/node/13156

科学技術振興機構(JST)、J-STAGEとJournal@rchiveのAPIを公開

科学技術振興機構(JST)が、2010年10月28日から、電子ジャーナルサイトJ-STAGEとJournal@rchiveに掲載されている論文情報を横断的に検索できるAPIの提供を開始しています。

最大級の国内電子ジャーナルを自在に利用できるプログラム(API)を提供開始(2010/10/28付けプレスリリース)
http://www.jst.go.jp/pr/info/info769/index.html

J-STAGE/Journal@rchive WebAPI について
http://info.jstage.jst.go.jp/info_server_api/index.html

10月 28日

大分県立図書館、子ども電子図書館を導入

大分県立図書館、子ども電子図書館を導入

大分県立図書館が、「子ども電子図書館(ブラウズリーダKENTO)」の導入を発表しています。同館の子ども室にタッチパネル式のコンピューター1台が置かれ、大分大学附属図書館及び別府大学附属図書館と連携し、各館が所蔵する絵本の情報を調べることができるほか、データが公開されている電子絵本を閲覧することができるとのことです。

子ども電子図書館(ブラウズリーダKENTO)が開館します(大分県立図書館の報道発表資料)
http://kyouiku.oita-ed.jp/kikaku/20101025-4-houdou.pdf

ネット上の絵本読めるよ 県立図書館(大分合同新聞 2010/10/28付けの記事)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128822613704.html

OCLC、米国とカナダの大学・研究図書館における特殊コレクションの現状を調査したレポートを公開

2010年10月27日、米国のOCLCが、米国とカナダの大学図書館と研究図書館における特殊コレクションの現状を調査したレポートを公開しました。これは、1998年に北米の研究図書館協会(ARL)が行った同様の調査をアップデートしたもので、2009年に米国とカナダの275の機関を対象に実施した調査に基づくものとのことです。その結果、所蔵機関にとっては他の機関との差別化を図るのに役立つ特殊コレクションの多くが、現在もなお「隠されたまま」となっていることが明らかになったようです。レポートでは、コレクションや利用者サービス、目録作成とメタデータ、デジタル化等の各項目について現状調査をしているほか、それぞれの項目についてアクションプランも提案されているようです。

Taking Our Pulse: The OCLC Research Survey of Special Collections and Archives
http://www.oclc.org/research/publications/library/2010/2010-11.pdf

EDUCAUSE、米国およびカナダの大学生のIT事情を調査した報告書を公開

2010年10月25日、米国のNPO・EDUCAUSEは、米国およびカナダの大学生のIT事情を調査した報告書“The ECAR Study of Undergraduate Students and Information Technology, 2010”を公開しました。これは、2004年以来毎年刊行されているもので、2010年の調査結果によると、回答者の84%がノートPCを持っており、デスクトップPCを持っているのは半数以下の46%であったこと、回答者が1週間にインターネットに費やす時間は平均21.2時間であったこと、学生の20%がオンラインの授業を受講していること、約半数の生徒が授業でのITの活用が自分たちの学習にとってプラスになると考えていること等が明らかになったようです。

ECAR Study of Undergraduate Students and Information Technology, 2010
http://www.educause.edu/Resources/ECARStudyofUndergraduateStuden/217333

スペイン国立図書館、インタラクティブな『ドン・キホーテ』を公開

2010年10月26日、スペイン国立図書館(Biblioteca Nacional de España;BNE)が、インタラクティブな『ドン・キホーテ』(Quijote interactivo)を公開しました。これはBNEに所蔵されている『ドン・キホーテ』の初版(第1部1605年、第2部1615年)のデジタル化とともに、『ドン・キホーテ』の43の版および21件の関連資料から、地図や挿絵等をそれぞれデジタル化したもののようです。“Quijote interactivo”のウェブサイトでは、『ドン・キホーテ』の本文を読むことができるほか、地図上でドン・キホーテの旅程を確認したり、17世紀当時の生活や『ドン・キホーテ』に関連する騎士道物語を見たり、また、『ドン・キホーテ』に関連する音楽や動画等も視聴したりすることができます。

Quijote interactivo
http://www.bne.es/es/Colecciones/Cervantes/Quijoteinteractivo/index.html

Presentan la versión interactiva de "El Quijote" (2010/10/26付け BBC.Mundoの記事)

10月 27日

オランダのデザイン賞を受賞したアムステルダム大学図書館の写真

オランダの2010年のデザイン賞を受賞した、アムステルダム大学の図書館の館内の写真が、Co.designというブログで紹介されています。資料は全て書庫に移して開架の書架をなくし、空いたスペースは、様々なデザインの机や椅子が置かれた学習用スペースとなっているようです。オンラインで申し込んだ紙の資料は、搬送用の赤いケースが縦横に並ぶ「レッドルーム」と呼ばれる部屋で受け取るようになっているとのことです。

A Library Designed for the Post-Print Era(2010/10/26付けCo.designの記事)
http://www.fastcodesign.com/1662561/a-library-designed-for-the-post-print-era

Ontwerp vernieuwde UB wint Dutch Design Award 2010(アムステルダム大学のページ。オランダ語)
http://www.uba.uva.nl/actueel/nieuws.cfm/4C4DB142-321E-47C9-95F5996AEC03C8B6

BIBLIOTHEEK UNIVERSITEIT VAN AMSTERDAM(オランダデザイン賞のページ。オランダ語)

5ドルで図書館の古本を袋に詰め放題(米国)

米国カンザス州にあるトピカ及びショーニー郡公共図書館(Topeka and Shawnee County Public Library)が、購入者が袋に好きなだけ詰めるという方式で図書館の古本を販売するイベント“Bag Day Book Sale”を行ったようです。袋は、食料品店で配られる買い物袋ほどのサイズで、1つ5ドルで販売されたようです。

Bag Day Book Sale Oct. 23 - All the Books You Can Fit in a Paper Bag for $5
http://www.tscpl.org/friends/comments/bag_day_book_sale_oct._23_-_all_the_books_you_can_fit_in_a_paper_bag_for_5/

国立国会図書館、新着図書情報の提供を開始

国立国会図書館(NDL)が、新着図書情報の提供を開始しています。納本制度に基づいてNDLに納本された国内刊行図書の基本書誌情報が、同館のウェブサイトに納本から数日の内に掲載されます。掲載される項目は、(1)書誌ID、(2)標準番号種類、(3)標準番号、(4)本タイトル、(5)巻次、(6)著者等、(7)版表示、(8)出版者等、(9)出版年月、(10)シリーズタイトル、(11)本体価格、(12)納入官庁等、(13)データ作成日、の13項目です。

NDL新着図書情報
http://iss.ndl.go.jp/pbs/news/

NDL新着図書情報について
http://iss.ndl.go.jp/pbs/news/info/

2010年のIFLAの国際マーケティング賞の受賞館

“The 'M' Word - Marketing Libraries”というブログで、2010年8月に発表された、IFLA(国際図書館連盟)の第8回国際マーケティング賞(International Marketing Awards)の受賞館が紹介されています。1位はインドのハイデラバードにあるビジネススクールのラーニング・リサーチ・センターで、ビジネス等に関する情報を収集して学内関係者に提供する“Global InfoWatch”というサービスを実施しているとのことです。2位は米国イリノイ州のゲール・ボーデン公共図書館で、子どもが自分のお気に入りの本を紹介する動画をYouTubeにアップする“StoryTubes”というプロジェクトを実施しているとのことです。3位はノルウェーのベルゲン大学図書館で、自館についてのユニークな紹介ビデオを制作しているとのことです。

2010 Winners of the IFLA International Marketing Awards (2010/10/16付けThe 'M' Word - Marketing Librariesの記事)
http://themwordblog.blogspot.com/2010/10/2010-winners-of-ifla-international.html

米国議会図書館、法律分野でのジャンル/形式用語の付与を開始へ

米国議会図書館(LC)は、法律分野での約80のジャンル/形式用語(Genre/Form Terms)の付与を2011年前半から開始する予定とのことです。

Library of Congress to Approve Genre/Form Terms for Law Materials(2010/10/25付けLCのウェブサイトの情報) http://www.loc.gov/catdir/cpso/genrelaw.html

Genre and Form Terms for Law(2010/10/25付けCatalogablogの記事)
http://catalogablog.blogspot.com/2010/10/genre-and-form-terms-for-law.html

ロッカーや自動販売機を使った貸出を行う図書館についての記事(米国)

Wall Street Journal紙に、財政難による人員減や開館時間減少への対応として、ロッカーや自動販売機を使った貸出を行っている米国の公共図書館についての記事が掲載されています。ミネソタ州の人口1万3700人のHugoという町では、市役所の外に設けられたロッカーで図書やDVDの貸出を行っており、ロッカーの数を20から40に増やす予定とのことです。住民が自分に合った時間に利用できるという利点があるという見解がある一方、こうした流れは物理的な図書館の消滅に向けた第一歩であると危惧する見解も示されています。

New Library Technologies Dispense With Librarians(2010/10/25付けWall Street Journalの記事)
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304354104575568592236241242.html

A Vending Library Is No Library(2010/4/15付けLibrary Journalの記事)
http://www.libraryjournal.com/article/CA6725226.html

参考:
図書館のない地域で本を貸し出す自動販売機を設置(カナダ)

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