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2000年にデンマークで開始された“Living Library”は、障害者や性的マイノリティといった人々を“Living Books”(生きている本)として「貸出」し、「読書」を通じて偏見を乗り越えるという試みですが、2010年から、その名称を“Human Library”に変更するとのことです。変更の理由として、“Living Library”という名前を米国の企業が所有していること、デンマーク語からの正しい翻訳は“Human Library”になることがあげられれています。2010年は名称の移行期間になるとのことです。
Major changes in 2010(2010/1/5付けHUMAN Libraryのウェブサイトの記事)http://human-library.org/major-changes-coming-up-for-2010.html
Living Library becomes Human Library(2010/1/9付けPeter Scott's Library Blogの記事)http://xrefer.blogspot.com/2010/01/living-library-becomes-human-library.html
参考:
米国医学図書館(NLM)が提供している保健・医療情報データベース“MEDLINE Plus”が、携帯電話でも利用可能になったということです。
Medline Plushttp://www.nlm.nih.gov/medlineplus/
携帯用サイトhttp://m.medlineplus.gov/
※修正情報※ 今回携帯版が提供されたのは、医学文献情報データベース“Medline”ではなく、保健・医療情報データベース“Medline Plus”です。当初配信した記事に誤りがありましたので、修正いたしました。(2010/1/15 15:49)
米国では2009年秋から、大学の授業にAmazon社のKindle DXを導入するパイロットプロジェクトがスタートしました。これに対し、全米視覚障害者連合(NFB)と米国視覚障害者委員会(ACB)が、現時点でKindle DXは視覚障害者を支援する機能が不十分で、授業にKindle DXを用いることは、情報アクセスの面で視覚障害者を不利な立場にするとし、プロジェクトに参加している大学を訴えるなどしていました。2009年12月には、ウィスコンシン-マディソン大学とシラキュース大学が、導入決定からわずか3ヶ月程度で導入中止を決定、2010年1月11日には、NFBとACBと両組織から訴訟を起こされていたアリゾナ州立大学が和解、さらに同13日にはケース・ウェスタン・リザーブ大学、ペース大学、リード・カレッジの3校が、パイロットプロジェクト終了後、大学でのKindle DXの使用を推奨しないということでNFB及びACBと合意したということです。
米国の大学が教室内での「Kindle」の使用を禁止に - COMPUTERWORLD.jp 2010/1/14付けの記事http://www.computerworld.jp/topics/bg/171890.html?RSS
視覚障害者団体とアリゾナ州立大、Amazon Kindle DX差別訴訟で和解
英国放送協会(BBC)のウェブサイトの検索システムが新しくなり、BBCのブログにその解説が掲載されています。BBCのニュース、スポーツ情報、テレビ・ラジオ番組、ブログ、国や人物のプロフィール、その他のウェブ情報などのコンテンツがそれぞれ「ゾーン」として区分けされており、検索内容と各ゾーンでの対応する内容に応じて、これらのゾーンの画面上のレイアウトが自動的に調整されて、検索者にとって必要と思われる情報が重点的に表示されるようになっているとのことです。
BBC launches Enhanced Search(2010/1/13付けBBC Internet Bolgの記事)http://www.bbc.co.uk/blogs/bbcinternet/2010/01/bbc_launches_enhanced_search.html
BBC Begins to Roll Out Enhanced Search Services to Web Site, Blog Post Provides Excellent Background About the Project(2010/1/13付けResourceShelfの記事)
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