アーカイブ - 2010年 1月 14日

米国図書館協会、1999-2009年の図書館事情をまとめたレポートを公表

米国図書館協会(ALA)が、1999年から2009年までの10年間における米国の図書館事情をまとめた報告書を公表しています。公共図書館、学校図書館、学術図書館、図書館ネットワークの4つの章からなっています。

New ALA report details economic trends in libraries and 2010 outlook(2009/1/12付けALAのプレスリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2010/january2010/outlook_ors.cfm

子どもたちを読書好きに変える「図書館犬」

動物セラピーを専門にする米国の非営利団体“Intermountain Therapy Animals”は、子どもたちが犬に本を読み聞かせることを通じてリテラシーを高めるというプログラム“Reading Education Assistance Dogs” (R.E.A.D.)に取り組んでいます。このプログラムに参加している図書館では、多くの子どもたちが読書嫌いから読書好きへと変身を遂げています。これまで読書を途中で投げ出していた子どもたちも、静かに、興味深そうに音読に耳を傾け、読みに詰まると鼻で優しく「続きを読んで」とねだる犬たちのおかげで、最後まで本を読み終えることができるそうです。

These Libraries Are Going To The Dogs
- seattlepi Readers Blogs 2010/1/13付けの記事
http://blog.seattlepi.com/bookpatrol/archives/190927.asp?from=blog_last3

学術出版とパブリックアクセスのあり方はこれから?(米国)

2009年秋、連邦議会科学技術委員会と大統領府科学技術政策局 (OSTP)は共同で、
学術出版の現状を調査し、学術雑誌論文のパブリックアクセス拡大に向けた提言を検討するラウンドテーブル(Scholarly Publishing Roundtable)を召集しました。ラウンドテーブルには、商業出版社、大学出版、大学図書館などの関係者が参加し、議論を重ねてきました。このほどその最終報告書が完成し、発表されています。学術出版の利益を守りながら、パブリックアクセスを発展させるための方向性が「政府機関はパブリックアクセスポリシーを検討する際、全てのステークホルダーと協議すべきである」「政府機関は刊行とパブリックアクセスの間に特定のエンバーゴ期間を定めるべきである」といった提言としてまとめられています。

Scholarly Publishing Roundtable Report and Recommendations(報告書本文)
http://www.aau.edu/WorkArea/DownloadAsset.aspx?id=10044

プレスリリース
http://www.aau.edu/WorkArea/DownloadAsset.aspx?id=10052

ラウンドテーブルに関する情報が集められた米国大学協会のウェブページ

図書館向けオープンソースソフトKohaを手がけるLibLime社、買収される

オープンソースの図書館システム“Koha”の商用サービスを手がけるLibLime社が、図書館システム向けソリューション事業大手で、電子図書館ソフト“ArchivalWare”を販売しているProgressive Technology Federal Systems社に買収されるということです。

PTFS to Acquire LibLime
(LibLime社のプレスリリース)
http://www.liblime.com/news/ptfs-to-acquire-liblime

LibLime Acquisition by PTFS Marks a New Era for Koha
- Library Journal 2010/1/13付けの記事
http://www.libraryjournal.com/article/CA6714841.html

オークション目録の長期保存とアクセシビリティ向上を研究するプロジェクト(米国)

アンドリュー・メロン財団の資金援助の下、学術雑誌のバックナンバーのデジタル化・アーカイビングを行っているJSTOR、フリック・コレクション、メトロポリタン美術館が協力して、オークション目録の長期保存とアクセシビリティ向上に関する研究プロジェクト“Auction Catalogs”を開始しました。オークション目録は、美術マーケットやコレクション史の研究にとって重要な資料であるものの、美術館は長期保存や保存場所の制限といった課題に直面しています。プロジェクトでは試みに18世紀から20世紀初頭にかけてのオークション目録を何冊かデジタル化し、必要な長期保存技術、検索技術についての研究を進めるということです。

Auction Catalogs
http://auctioncatalogs.jstor.org/

NYタイムズ紙がLinked Dataとして公開している件名標目が1万件に増加

ニューヨーク・タイムズ紙は、独自の件名標目をLinked Open Dataとして公開していますが、2009年秋に公開された人名約5000件に続き、2010年1月には組織名・会社名・地名等の約5000件が追加され、合計で約1万件となっています。RDFとHTMLで公開されており、将来は3万件が公開される予定とのことです。

More Tags Released to the Linked Data Cloud(2010/1/13付けNewYorkTimesの記事)
http://open.blogs.nytimes.com/2010/01/13/more-tags-released-to-the-linked-data-cloud/

data.nytimes.com
http://data.nytimes.com/

For Developers and Other Interested Parties: The NY Times Adds 5,000 More Tags to their Linked Data Cloud(2010/1/13付けResourceShelfの記事)

BioMed Central、電子ジャーナルアーカイビングプロジェクトに参加

世界最大のオープンアクセス誌出版社であるBioMed Centralが、電子ジャーナルのアーカイビングを手がける2プロジェクト、PorticoとCLOCKSSとそれぞれ提携することを発表しました。プレスリリースによると、どちらのプロジェクトにおいても、BioMed Centralの全論文コレクション6万件以上がアーカイブの対象となるようです。

BioMed Central Joins CLOCKSS to Archive its Open Access Articles
- Resourse Shelf 2010/1/14付けの記事
http://www.resourceshelf.com/2010/01/13/biomed-central-joins-clockss-to-archive-its-open-access-articles/

Portico to Preserve Open Access Content from BioMed Central
(Porticoのニュースリリース)
http://www.portico.org/news/011210.html

参考:
CA1645 - 電子ジャーナルのアーカイビングの現状:レポートE-Journal Archiving Metes and Boundsを中心に

図書館振興財団、2010年度の助成事業の募集要項を公開

財団法人図書館振興財団のウェブサイトで、同財団による2010年度(平成22年度)の助成事業の募集要項および申請書類が公開されています。

助成事業募集要項・申請要領
http://www.toshokanshinko.or.jp/jigyou/download.htm

事業内容(助成事業の日程あり)
http://www.toshokanshinko.or.jp/jigyou/index.htm

参考:
図書館振興財団、2009年度助成事業を発表
http://current.ndl.go.jp/node/13567

テネシー大学が行う大学図書館の価値研究にIMLSが助成

米国テネシー大学ノックスビル校がイリノイ大学と北米研究図書館協会(ARL)と共に行う大学図書館の価値研究に対して、博物館・図書館サービス機構(IMLS)が100万ドルの助成を行うようです。研究成果は、大学図書館が構成員や資金提供者らに対してその価値や投資対効果(ROI)をいかに提供しているかを示すための手助けになるとのことです。

ARL Partners in Grant to Study Value of Academic Libraries(ARLのプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/ROI-grant-12jan10.shtml

横浜市都筑図書館、キャラクター投票を実施中

横浜市都筑図書館が、開館15周年記念イベントとして、図書館キャラクターを決定する投票をトーナメント方式で実施しています。4つの候補はいずれも図書館員が考案したもので、2010年2月26日に決定する優勝キャラクターの名前は公募するとのことです。

図書館キャラクター投票が接戦(タウンニュース 2010/1/14付けの記事)
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/01_tsuz/2010_1/01_14/tsuz_top1.html

つづきとしょかんキャラクター決定トーナメント!!
http://www.city.yokohama.jp/me/tsuzuki/toshokan/gazo/kyara.pdf