アーカイブ - 2009年 9月

9月 3日

ハーバード大学、ウェブアーカイブコレクションを公開

ハーバード大学のウェブ・アーカイブ・コレクションサービス(WAX)が公開されています。下記の3つから構成されています。「日本の憲法改正論議に関する研究」は、同大学のエドウィン・ライシャワー日本研究所によるもので、日本語での検索もできるようです。

・Blogs: Capturing Women's Voices(女性によるブログを収集したもの)
・Constitutional Revision in Japan Research Project(日本の憲法改正論議に関する研究)
・A-Sites: Archived Harvard Web Sites (ハーバード大学ウェブサイトを収集したもの)

Web Archive Collection Service - Harvard University Library
http://wax.lib.harvard.edu/collections/home.do

WAXについて - ハーバード大学ウェブ・アーカイブ所蔵サービス(日本語での説明)
http://wax.lib.harvard.edu/collections/about.do?kind=about&lang=jpn

憲法改正論議に関する研究(日本語での説明)

9月 2日

『カレントアウェアネス-E』157号発行

文部科学省、『大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)』を公開

文部科学省は、『大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)』を同省ウェブサイト上で公開しています。「電子ジャーナルの効率的な整備及び学術情報発信・流通の推進」をテーマに、大学図書館における電子ジャーナルの整備状況・対応や、オープンアクセス、機関リポジトリなどの学術情報の発信についてなどが審議されています。

大学図書館の整備及び学術情報流通の在り方について(審議のまとめ)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/toushin/1282987.htm

E972 - NDL,PORTAをリニューアルし,サービスも拡充

 国立国会図書館(NDL)は,2009年7月7日に国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA;E706参照)をリニューアル公開した。また8月12日には,CiNii,JAIROといった検索先を新たに追加し,8月19日に携帯端末用サイトの試験公開も開始した。...

Wikipedia、寄稿者の9割近くは男性であることが明らかに

Wikimedia財団が2008年11月に大規模な利用者調査を実施し(有効回答175,000件)、その結果の一部を2009年8月26日から28日までアルゼンチンで開催されたWikimania2009で公表しました。これによると、Wikipediaに寄稿していると答えた53,888人のうち、女性はわずか6,814人しかいないことが分かりました。なお、Wikipediaの記事は読むが、投稿はしないと答えた人の男女比は男性69%に対し、女性31%だったということです。こういったデータのほか、寄稿者が寄稿する理由、寄稿しない人が寄稿しない理由なども紹介されたということです。調査の最終報告は、2009年11月に発表される予定です。

Digital Library Europeana Said To Be Europe’s Answer to Google Books Settlement - WALL STREET JOURNAL 2009/8/31付けの記事
http://blogs.wsj.com/digits/2009/08/31/only-13-of-wikipedia-contributors-are-women-study-says/

Wikimania2009

E971 - NDL-OPAC,リンクリゾルバによる外部データベースとの連携開始

 国立国会図書館(NDL)は,2009年9月1日,リンクリゾルバ(CA1482参照)を使用したNDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)と外部データベースとの連携を開始した。...

E970 - 韓国で2回にわたる著作権法改正

2009年春,韓国の著作権法が2回にわたり改正された。3月25日に公布された改正法(3月改正)と,4月22日に公布された改正法(4月改正)である。...

E969 - フランス国立図書館とGoogleの連携をめぐる動向

フランス国立図書館(BNF)は,Googleブック検索プロジェクト(現在は「Goolgeブックス」としてサービスを提供)に以前は懐疑的であった。ジャンヌネー(Jean-Noel Jeanneney)BNF前館長は,『Googleとの闘い』という書籍を著し,Googleという米国の一企業による書籍文化の独占に対し異議を申し立てていた。しかし,2009年8月,BNFが,Googleと書籍のデジタル化の領域での提携交渉を進めていることが明らかとなった。...

E968 - 図書館はコミュニティ再生の核―2009年「学習へのアクセス賞」

情報への自由で平等なアクセスを実現するために革新的な活動を行っている図書館などにビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が授与している「学習へのアクセス賞」(E245,E374,E559,E691,E827参照)を,2009年はコロンビアの都市メデジンにある非営利組織“Fundacion Empresas Publicas de Medellin”(メデジン公社基金)が受賞した。...

文部科学省、平成21年度「デジタル・ミュージアム実現のための研究開発に向けた要素技術及びシステムに関する調査検討」事業の委託先を発表

文部科学省はこのほど、平成21年度「デジタル・ミュージアム実現のための研究開発に向けた要素技術及びシステムに関する調査検討」事業の委託先を発表しました。下記の4件が採択されています。

・複合現実型デジタル・ミュージアム(主管機関:国立大学法人 東京大学)
・京都アート・エンタテインメントの時空散歩(主管機関:学校法人 立命館 立命館大学)
・国際デジタルミュージアム技術基盤構築(主管機関:国立大学法人 京都大学)
・雰囲気を伝える空間型AR展示システム(主管機関:国立大学法人 筑波大学)

平成21年度「デジタル・ミュージアム実現のための研究開発に向けた要素技術及びシステムに関する調査検討」事業の委託先選定結果について(ニュースリリース)
http://www.mext.go.jp/b_menu/boshu/detail/1283685.htm

E967 - 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」ができるまで

2009年8月,福井県立図書館のウェブサイトに掲載されている「覚え違いタイトル集」がインターネット上を中心に話題を集めた。「散歩する漱石」(正しくは『闊歩する漱石』),「もたれない」(正しくは『倚りかからず』)など,思わず頬が緩むような覚え違い事例が数多く紹介されたこのページには多数のソーシャルブックマークが付けられ,ニュースサイトでも紹介されるなど,多くの注目を集めた。このページについて,福井県立図書館の担当者に話を聞いた。...

図書館「ウェブサイト」を超え、図書館の「デジタル分館」を作るために

米国図書館協会(ALA)が発行している雑誌“Library Technology Reports”の45(6)号(2009年8月発行)に、ウェブ上での積極的な活動、各種図書館イベントでの活躍などで知られる図書館員キング(David Lee King)氏が、“Building the Digital Branch: Guideline for Transforming Your Library”(デジタル分館を建設する:あなたの図書館を変革するためのガイドライン)と題した論稿を寄せています。ここでは、図書館の基本情報、OPAC、有用な情報へのリンク集といった情報を提供するだけに留まっている従来の図書館ウェブサイトを、図書館の「分館」として、リアルな図書館で受けられるものと同質のサービスを提供し、また、利用者参加型のコンテンツも備えた「デジタル分館」へと変容させるための方法論が明らかにされています。キング氏によると、この変革は、ウェブサイトにそれほど予算を割けないような状況でも、実現可能だということです。第1章“What is a Digital Branch, Anyway?”のみ、無料で読むことができます。

ドイツ政府、Googleブックスの和解案に関してNY地方裁判所に意見書を提出

ドイツ政府は、Googleブックスをめぐる和解案について、反対する内容の意見書を2009年8月31日付けでニューヨーク地方裁判所に提出した模様です。

Germany: Google book deal violates copyright law
http://www.reuters.com/article/technologyNews/idUSN0149201520090901

Google Buchsuche – Zypries verteidigt Autoren und Verleger gegen Google vor US-Gericht(ドイツ法務省のサイト)
http://www.bmj.bund.de/enid/9d3c1f321e103c7638aab79e2e926772,a79ed0706d635f6964092d0936323133093a095f7472636964092d0935323933/Pressestelle/Pressemitteilungen_58.html

※意見書の日付を「9月1日付け」として掲載しておりましたが、「8月31日付け」の誤りでしたので、訂正いたしました。(2009/9/4)

参考:
ドイツ政府、Googleブック検索に関し裁判所に意見書を提出か

9月 1日

“Wolfram|Alpha”、データセットをオープン化へ?

理論物理学者で数学ソフトを扱うWolfram Researchのスティーブン・ウルフラム氏が開発した計算知識 (computational knowledge)エンジン“Wolfram|Alpha”が、APIなどにより、データセットをオープン化する予定であると、英ガーディアン紙やCNET Newsが報じています。

Wolfram Alpha to open data feeds
- guardian.co.uk 2009/8/28付けの記事
http://www.guardian.co.uk/news/datablog/2009/aug/28/searchengines-internet

図書館・博物館が21世紀の生涯学習のニーズに応えるために(米国)

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)はこのほど、“Museums, Libraries, and 21st Century Skills”という、博物館・図書館向けのウェブサイトをスタートさせました。このウェブサイトでは、テクノロジースキル、批判的思考、課題解決、創造力、環境リテラシーなど、21世紀のこれからの世界で生きていくために必要なスキルや能力を身につけるために、図書館や博物館は人々をどのように支援できるかを考えるための3種類の資料(オンライン自己評価ツール2種、報告書)が公開されています。

Museums, Libraries, and 21st Century Skills
http://www.imls.gov/about/21stCSkills.shtm

NDL-OPAC、リンクリゾルバにより外部データベースへのリンクを開始

国立国会図書館(NDL)は2009年9月1日から、NDL-OPACの書誌詳細表示画面からリンクリゾルバを経由して外部データベース等にリンクする機能の提供を開始します。

2009年9月1日 NDL-OPACから外部データベースへリンクしました
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1187728_1393.html

NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)
http://opac.ndl.go.jp/

国立国会図書館 Database Linker について
http://resolver.ndl.go.jp/ndl/help.html

Google翻訳、9言語を追加して51言語に対応

Google翻訳の対象言語に、アフリカーンス語、ベラルーシ語、アイスランド語、アイルランド語、マケドニア語、マレー語、スワヒリ語、ウェールズ語、イディッシュ語の9言語が追加され、対応する言語数は51となったとのことです。

Google Translate now speaks 51 languages(2009/8/31付けGoogle Official Blogの記事)
http://googleblog.blogspot.com/2009/08/google-translate-now-speaks-51.html

電話で予約された資料を、受け取りに来た車まで届けるサービス(米国)

米国テキサス州のヒューストン公共図書館(HPL)では、駐車場のない分館で、電話で予約を受けた資料を、受け取りに来た利用者の車まで届ける“HPL To Go”というサービスを試行しているとのことです。また、同じ記事では、HPLでのその他の取り組みとして、携帯電話のメール機能によるレファレンスサービス“My Info Quest”への参加、パソコンの普及していない地域にパソコンを積んだバンで出かける“HPL Mobile Express”などが紹介されています。

No parking? Librarians will deliver to your car(2009/8/31付けHOUSTON CHRONICLEの記事)
http://www.chron.com/disp/story.mpl/metropolitan/6594373.html

Talk About Mobile Libraries? Houston: No parking? Librarians will deliver to your car(2009/8/31付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2009/08/31/houston-no-parking-librarians-will-deliver-to-your-car/

洪水で被害にあったルイビル公共図書館中央館が再開(米国)

米国ケンタッキー州のルイビル公共図書館(Louisville Free Public Library)の中央図書館が、洪水で被害にあってから23日後の2009年8月27日に再開館しています。スタッフの迅速な対応により予想よりも10日ほど早く再開することができたとのことです。

LFPL Library reopens after flooding (Blog-A-Thon On Monday!)(LISNews 2009/8/28付けの記事)
http://lisnews.org/lfpl_library_reopens_after_flooding_blog_thon_monday

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