アーカイブ - 2009年 8月

8月 13日

東大研究室、「速読スキャンシステム」を開発

東京大学の石川正俊教授、小室孝講師らの研究室が、カメラの前で本を素早くめくるだけで内容を取り込める「速読スキャンシステム」を開発したと報じられています。本に書かれている文字や絵を検索することも可能とのことです。

東大、速読スキャンシステム開発 -- 日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090813aaaa.html

フランス国立図書館、2008年の活動報告を公開

フランス国立図書館(BnF)が、2008年の活動報告“Rapport d'activité 2008”をウェブサイト上で公開しています。コレクション構築、統計データなど大きく6つの項目に分けて報告されています。

Rapport d'activité 2008(フランス語)
http://www.bnf.fr/rapport/html/accueil.htm

ニュージーランド国立公文書館、デジタル情報の継続性に関するアクションプランを発表

ニュージーランド国立公文書館は、デジタル情報の継続性に関するアクションプラン“Digital Continuity Action Plan”を発表しています。公的機関のデジタル情報を保存し、継続的な提供を確保することが、このプランの目的として示されています。

Digital Continuity Action Plan
http://continuum.archives.govt.nz/digital-continuity-action-plan.html

Digital Continuity Action Plan (document in web page)
http://continuum.archives.govt.nz/digital-continuity-action-plan-document-web-page.html

オバマ大統領が読んでいる本は?(米国)

The Daily Beastというウェブサイトの“The Barack Obama Book Club”という記事で、オバマ米大統領が読んでいる(とされる)本のリストが紹介されています。報道記事等で言及された本のタイトルを集めたもので、2008年の選挙キャンペーン期間以降のものとなっています。

The Barack Obama Book Club
http://www.thedailybeast.com/blogs-and-stories/2009-08-08/the-barack-obama-book-club/?cid=topic:mainpromo1

The Barack Obama Book Club(2009年8月12日付けLISNewsの記事)
http://lisnews.org/barack_obama_book_club

8月 12日

JISC、大学のICTプログラムによる二酸化炭素排出量を計算するツールを開発

英国の情報システム合同委員会(JISC)はこのほど、コンピュータ、サーバ、モニター、ルータなどの使用により、大学のICTプログラムを通じてどのくらいの二酸化炭素が排出されているかを算出できるツール“SUSTE-IT footprinting tool”を発表しました。このツールは、JISCが取り組んでいる、高等教育における持続可能なICTに関する研究の過程で開発されたものだということです。

Carbon footprint tool from JISC helps universities and colleges tread more carefully
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/08/footprinttool.aspx

Sustainable IT Tools
http://www.susteit.org.uk/files/index

カンタベリー大学図書館、マンガを3Dのグラフィックと共に展示

ニュージーランドのカンタベリー大学図書館は、“Augmented Reality”技術を用いて3Dのグラフィックを付加したマンガの展示を行っているようです。“Augmented Reality”は、コンピューターグラフィックを現実の世界に重ね合わせて表示する技術のことで、コンピューターグラフィック化された3Dのマンガのキャラクターが、展示されている現実のマンガのページの上に現れるようです。

Comics: Alive on the Inside!! (3D Augmented Reality MagicBook)(カンタベリー大学図書館のニュースリリース)
http://blogs.libr.canterbury.ac.nz/libnews.php?itemid=8423

イングランドの大学、ebrary社を選択

ebrary社が、2013年までイングランドの大学に電子書籍を提供する推奨プロバイダの一つに選ばれています。この契約の下で、イングランドの各大学図書館協会の参加図書館は、同社の目録に収録されている350以上の出版社の123,400件以上の電子書籍を個別に購入することができるようです。

English universities choose ebrary(Research Information 2009/8/11付けの記事)
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=513

「図書館学の学生のためのブログ」ベスト100(英語)

Online Degree Programs.orgのサイトで、「図書館学の学生のためのブログ」ベスト100(英語)として、以下の7ジャンルで合計100のブログが紹介されています。

・大学(Universities)
・情報科学とシステム(Information Science & Systems)
・ライブラリアン2.0(Librarian 2.0)
・情報リテラシー(Information Literacy)
・テクノロジー(Technology)
・リソース(Resources)
・ニュース(News)

100 Best Blogs for Library Science Students
http://onlinedegreeprograms.org/blog/2009/100-best-blogs-for-library-science-students/

PORTA、新たにCiNiiとJAIROが検索対象に

国立国会図書館(NDL)が2009年8月12日、デジタルアーカイブポータル「PORTA」の検索対象に国立情報学研究所(NII)のCiNiiとJAIROを追加しています。

2009/08/12 CiNii、JAIROを追加
http://porta.ndl.go.jp/service/SER_Information_DetailRSS.jsp?news_id=44

PORTA(国立国会図書館デジタルアーカイブポータル)
http://porta.ndl.go.jp/

「いけずの京都」って本ありますか? 福井県立図書館「覚え違いタイトル集」

福井県立図書館のウェブサイトで、カウンターなどで遭遇した、覚え違いタイトルの事例として、下記のようなものが65件紹介されています。
・いけずの京都
・しゃもんくうかいとうのくににておにとうたげす
・子育ての本でみょうなんたらさんの本
・「探さない」とかそんな感じのヤツ

事例を募集中とのことです。

覚え違いタイトル集 -- 福井県立図書館
http://www.library.pref.fukui.jp/reference/mosikasite.html

8月 11日

駿河湾震源の地震後の静岡県立中央図書館の写真

静岡県立中央図書館のウェブサイトで、2009年8月11日早朝の地震後の書架の写真が掲載されています。震度5強の揺れにより地下書庫等の本が書架から落下したようですが、建物に目立った被害はないとのことです。

駿河湾を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました(静岡県立中央図書館 耐震記録ページ)
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/contents/taishin/kiroku/index.html?2009,8,11

静岡県立中央図書館
http://www.tosyokan.pref.shizuoka.jp/

オープンアクセスの推進により途上国の保健状態の改善を(文献)

世界保健機関(WHO)の発行する“Bulletin of the World Health Organization”の2009年8月号に、オープンアクセスの推進により途上国が保健関連情報を得やすくし、その国の保健状態の改善につなげるべきであるという論文が掲載されています。

Open access: a giant leap towards bridging health inequities
http://www.who.int/bulletin/volumes/87/8/09-064659/en/index.html

OA and health disparities (2009年8月10日付けOpen Access Newsの記事)
http://www.earlham.edu/~peters/fos/2009/08/oa-and-health-disparities.html

ALA会長、ミシガン州の行政命令に対する声明を発表

米国図書館協会(ALA)は、ミシガン州知事が発令した行政命令に対する同協会会長アリーレ(Camila Alire)氏の声明を発表しています。歴史芸術図書館局の閉鎖、ステートライブラリアンの廃止、資産の分散といった経費削減のための州知事命令が、共同サービス事業により経費を節約しているミシガン図書館の役割を無視したものだと非難しています。

ALA president Camila Alire releases statement on plan to divide Library of Michigan assets(ALAのニュースリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/august2009/michigan_ala.cfm?persistent=0&expy_dt=

Google社、検索エンジン改良に向けてフィードバックを募集

Google社のブログで、検索システムの改良に向けた作業中であることが報告されています。改良中モデルの検索画面が公開されており、従来型との検索結果の違いについて、フィードバックを募集中とのことです。

Help test some next-generation infrastructure(Official Google Webmaster Central Blog)
http://googlewebmastercentral.blogspot.com/2009/08/help-test-some-next-generation.html

Caffeine: Google’s New Search Index
http://searchengineland.com/caffeine-googles-new-search-index-23823

Web Developer Preview: Caffeine: Google’s New Search Index(2009年8月10日付けResourceShelfの記事)
http://www.resourceshelf.com/2009/08/10/caffeine-google%E2%80%99s-new-search-index/

デューク大学図書館、古典派時代の弦楽四重奏曲の楽譜をデジタル化

デューク大学図書館が、1770年から1840年までの古典派時代の弦楽四重奏曲の楽譜約40点をデジタル化して公開しています。

The Classical String Quartet, 1770-1840
http://library.duke.edu/digitalcollections/quartets/

8月 10日

携帯電話のメール機能によるレファレンスサービス(米国)

米国イリノイ州のAlliance Library Systemが中心となり、“My Info Quest”と名付けられた、携帯電話を使用したレファレンスサービスが試験的に行われているそうです(2009年7月から12月まで)。プロジェクトに参加している全米約50の図書館の利用者がサービスの対象者で、質問をメールで送ると、対応時間内(平日の8時-20時、土曜日の9時-17時)であれば、約10分で回答が携帯電話に届くとのことです。参加館はこの業務にスタッフを週当たり2時間割り当てることが義務付けられており、参加館全体で業務を分担することにより、人的資源を効率的に活用することができるとのことです。

Library Reference Services Are on an Info Quest -- ITI NewsLink
http://newsbreaks.infotoday.com/Spotlight/Library-Reference-Services-Are-on-an-Info-Quest-55455.asp

My Info Quest
http://www.myinfoquest.info/

A Text Messaging Reference Service(2009年8月8日付けResourceShelfの記事)

JISC、Second Lifeを講義に活用するためのガイドを作成・公開

英国情報システム合同委員会(JISC)はこのほど、ヴァーチャル世界“Second Life”の講義への活用方法を記したガイドブックを作成しました。これは、Second Lifeの詳細をマスターするためのもの、というよりは、講義を支援するための基礎について述べたものとなっており、目次は下記のとおりです。

・イントロダクション
・開始
・次のステップ
・Second Lifeでの講義のデザイン
・Second Lifeでの学習促進
・よくある間違いと仮定
・実践上の懸案事項
・有益なリンクと書籍

JISC Second Life guide helps lecturers teach in the virtual world(ニュースリリース)
http://www.jisc.ac.uk/news/stories/2009/08/secondlife.aspx

レッシグ教授によるGoogleブック検索和解案についての講演記録

2009年7月31日に開催された、スタンフォード大学のレッシグ(Lawrence Lessig)教授による、Googleブック検索和解案についての講演の記録が、ウェブキャストと音声ダウンロードで公開されています。

(ウェブキャスト)
Lawrence Lessig on the Google Book Search Settlement - “Settlements: Static goods, dynamic bads”
http://blogs.law.harvard.edu/mediaberkman/2009/08/03/lawrence-lessig-on-the-google-book-search-settlement-settlements-static-goods-dynamic-bads/

(音声ダウンロード)
Lawrence Lessig on the Google Book Search Settlement - “Settlements: Static goods, dynamic bads” [AUDIO]

ハーバード大学図書館、OAに好意的な出版社のリストを公開

ハーバード大学図書館が、同大学のオープンアクセスのポリシーを理解し、雑誌に掲載された同大学の研究者の論文を機関リポジトリに登録することなどに協力的な出版社のリストを公開しています。リストはこれからも更新されていくということです。

Featured Publishers & Journals
http://osc.hul.harvard.edu/oapublishers.php

参考:
ハーバード大学教育学大学院、研究成果をOA化へ
http://current.ndl.go.jp/node/13288
ハーバード大学とAPSがOA方針に関する協定を締結
http://current.ndl.go.jp/node/12727

ページ