米国図書館協会(ALA)ワシントンオフィスは、図書館の経済効果の示し方に関する手引き“A Note on Resources about Jobs and the Economy”を公表しています。この文書の目的は、米国再生・再投資法(ARRA)の適用による資金提供を受けるために必要となる、図書館サービスが経済の中で重要であることの示し方を手引きすることだそうです。
A Note on Resources about Jobs and the Economy: Assistance for the Library Community in Their Applications to the Broadband Technology Opportunities Program (BTOP)
J.D.サリンジャー氏の小説“Catcher in the Rye”の続編と銘打たれたスウェーデン人作家による作品“60 Years Later: Coming Through the Rye”について、サリンジャー氏側が求めていた出版差し止め請求が2009年7月にニューヨーク地裁で認められましたが、それに関して、米国図書館協会(ALA)などの5つの団体が、8月3日付けで、法廷助言者(amicus curiae)としての意見書を提出しています。内容は、言論・出版の自由の観点から、控訴裁判所に対し、地裁の判断を見直すよう求めるというものです。