アーカイブ - 2009年 8月 24日

米国での教科書電子化の取組み

米国カリフォルニア州では、財政難への対応として、学校の教科書の電子化への取組みが行われており、この度、高校の数学と科学の電子教科書についての審査が行われ、16点のうち10点が合格したとのことです。使用するかどうかは学校の判断とのことです。また、同じ記事で、ヴァージニア州での電子教科書の取組みも紹介されており、内容の改定がしやすいこと、費用が安いことなどが利点として言及されています。

California offers free digital textbooks to schools
http://www.gcn.com/Articles/2009/08/18/Free-digital-textbook-initiative.aspx

PLoS、迅速な情報共有のための実験的ウェブサイトを開設

PLoS(Public Library of Science)は2009年8月20日、研究成果を迅速に共有するための実験的ウェブサイト“PLoS Currents”を開設し、その最初の研究テーマを「新型インフルエンザ」にすると発表しています。同サイトは、新型インフルエンザ関連のオンラインの情報資源をオープンアクセスで迅速に提供し、データや分析結果、アイデアなどについて情報交換や議論を行うことを目的としているとのことです。

A new website for the rapid sharing of influenza research(PLoSブログ 2009/8/20付けの記事)
http://www.plos.org/cms/node/480

PLoS Currents: Influenza
http://www.ploscurrents.org/influenza

大学図書館員に求められるものが変化しているという記事(英国)

英国の新聞Guardianのウェブサイトに、大学図書館員に求められるものが変化しているという内容の記事が掲載されています。「本が好き」なだけでは十分ではなく、新しいテクノロジーや顧客サービスを積極的に身に付けることが重要になっているとしています。電子ジャーナル等の契約における交渉力、利用者(学生)との積極的な交流、新しいアイデアへの柔軟性、などが大事であるといった意見も紹介されています。

Academic libraries are undergoing a quiet revolution
http://www.guardian.co.uk/education/2009/aug/18/university-librarians-recruitment

オランダのクラウス王子基金、2008年の大地震で被害を受けた中国四川省の図書館を支援

オランダのクラウス王子基金(The Prince Claus Fund)の文化財緊急事態対策基金(CER)が、2008年5月の大地震で被害を受けた中国四川省の北川(Beichuan)図書館に対し、12万ユーロの支援を行うことが報じられています。2009年9月から新たな建物の建設が開始予定とのことです。

Devastated Chinese library receives international funds
http://www.researchinformation.info/news/news_story.php?news_id=522

参考:
IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.32 2004年5月より)
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/data_ipn32.html

長崎大学リポジトリでガラパゴス諸島調査のフィールドノートを「電子出版」

長崎大学学術研究成果リポジトリ(NAOSITE)で、長崎大学環境科学部名誉教授の伊藤秀三氏による、1970年代のガラパゴス諸島の植生調査のフィールドノートが2009年6月から公開されています。これまでに論文として公表されていない部分を英語でまとめたもので、ここのみで公開される「電子出版」とのことです。

リポジトリで電子出版!ガラパゴスフィールドノート(2009/6/25付け ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログの記事)
http://nulib.blog7.fc2.com/blog-entry-77.html

Field notes of Galápagos Vegetation Studies in 1970 and 1978
http://naosite.lb.nagasaki-u.ac.jp/dspace/handle/10069/21987