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カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
北米研究図書館協会(ARL)が加盟館に対し、所属する研究者が執筆した論文の権利に関する著者添付文書(author addenda)について周知しているか、実際に研究者が著者添付文書での意思表明を行っているかどうかについて尋ねた調査結果を、SPEC Kit 310号で公開しています。質問に回答した70館のうち半数の35館が、所属する研究者が著者添付文書を利用している、と回答したとのことです。このレポートの本文は有料ですが、エグゼクティブ・サマリーは、ARLのウェブサイトで無料で見られます。
Author Addenda, SPEC Kit 310, Published by ARLhttp://www.arl.org/news/pr/spec310-1july09.shtml
参考: Author addenda - OADhttp://oad.simmons.edu/oadwiki/Author_addenda SPARC及びJISC & SURFの推奨する「著者の権利」を留保するための契約書等について - 国立大学図書館協会国際学術コミュニケーション委員会http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/j/projects/isc/sparc/author_rights/licence_how_to.html
最終版となる全体ドラフト(full draft)が公開され、完成版の策定が続けられている『資料の記述とアクセス』(RDA)に関して、FRBRやFRADで示されている主要概念(Work、Nameなど)とRDAの記述とを関連づけた実体関連図(ER図)がRDA公式サイトで公開されています。
RDA: Resource Description and Accesshttp://rdaonline.org/index.html
参考: CA1686 - 動向レビュー:RDA全体草案とその前後 / 古川肇http://current.ndl.go.jp/ca1686
Open Content Alliance(OCA)の枠組みでデジタル化した書籍等を無償で提供する“Open Library”が、RESTに準拠したウェブAPIの公開など、新機能を実装したことを発表しています。
Open Library RESTful APIhttp://openlibrary.org/dev/docs/restful_api
Open Libraryhttp://openlibrary.org/
英国の情報システム合同委員会(JISC)の支援による、“A Vision of Britain Through Time”というウェブサイトが公開されています。英国内の地名を入力すると、その地に関連のある、統計、地図、選挙結果、旅行記などが表示されるものです。対象範囲は過去およそ200年にわたっているとのことです。
A vision of Britain through timehttp://vision.port.ac.uk/
History of Britain’s changing places and lives is put onlinehttp://www.jisc.ac.uk/Home/news/stories/2009/07/vision.aspx
筑摩書房、河出書房新社、青弓社、中央公論新社、二玄社、早川書房、平凡社、ポット出版の出版8社が、新たな書籍の販売制度「35(さんご)ブックス」を共同で始めると発表しています。書店のマージンを35%に高める代わりに、返本の際の引き取り価格を35%に下げることにより、出版社の返本リスク低下と書店の利益アップが見込まれるとされています。復刊書籍を中心に、計26タイトル・47冊を提供する予定とのことです。
「返本率4割」打開の一手なるか 中堅出版8社、新販売制「35ブックス」-- ITmedia Newshttp://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/06/news073.html
35ブックス企画説明会+プレス発表会 -- ポットの日誌(ポット出版)http://www.pot.co.jp/diary/20090706_223707493912604.html
国立国会図書館(NDL)が2009年7月7日、デジタルアーカイブポータル「PORTA」をリニューアル公開しました。検索・表示に関する性能や機能の改善のほか、ブックマークの公開範囲の変更(非登録ユーザへも公開)、新たな外部提供インターフェースとしてSRUを追加、等を行っています。
PORTA(国立国会図書館デジタルアーカイブポータル)http://porta.ndl.go.jp/
2009/07/07 PORTAをリニューアルしましたhttp://porta.ndl.go.jp/service/SER_Information_DetailRSS.jsp?news_id=40 2009/06/15 PORTAリニューアルとサービス休止(7/1~7/6)についてhttp://porta.ndl.go.jp/service/SER_Information_DetailRSS.jsp?news_id=38
また、国立国会図書館件名標目表(NDLSH)のXML(SKOS)形式での試験提供も開始しました。
2009/07/07 NDLSHのXML形式での試験提供を開始しましたhttp://porta.ndl.go.jp/service/SER_Information_DetailRSS.jsp?news_id=41
参考:
OCLCは、米国・カナダのみに利用が限定されていたWorldCat Mobileをヨーロッパにまで拡大したと発表しました。これにより、オランダ、ドイツ、英国、フランスの携帯電話からも操作が可能となり、PDAやスマートフォンからアクセス可能なウェブアプリケーションを通して利用者の現在地の近くにある図書館の資料を探すことができるようになるとのことです。
WorldCat Mobile pilot extended to Europe(OCLCのニュースリリース)http://www.oclc.org/news/releases/200921.htm
参考: WorldCat、iPhone以外の携帯端末にも対応したアプリ(米・カナダ限定)を公開http://current.ndl.go.jp/node/11479
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
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