第6回デジタルオブジェクトの保存に関する国際会議(International Conference on Preservation of Digital Objects: iPRES)が、カリフォルニアデジタル図書館(CDL)で開催されます。この会議に引き続き、CDL、Portico、スタンフォード大学が、LCの全米デジタル情報基盤整備・保存プログラム(NDIIPP)の資金援助の下、共同で取り組んでいるJHOVE2プロジェクトのワークショップが開催されるということです。JHOVE2は、フォーマット識別のための次世代のアプリケーションとフレームワークを開発することを目的とするプロジェクトです。
米国図書館協会(ALA)はプレスリリースで、「図書館サポートスタッフ」(library support staff)の認定プログラムの設立を決めたと発表しています。図書館学修士号を必要としない職務に従事する職員を対象とするもので、必要技能は、必修3科目(図書館サービスの基礎、テクノロジーとコミュニケーション、チームワーク)と選択科目(7科目中の3科目)とのことです。まずは5つの図書館組織で試験的に開始される予定とのことです。