アーカイブ - 2009年 7月 23日

中国国家デジタル図書館、山西省分館がオープン

中国国家デジタル図書館の山西省分館が完成し、2009年7月9日に、文化省副大臣など多数の関係者が列席のうえ、オープニングセレモニーが行われました。山西省分館の建設により、電子図書館サービスの向上と、図書館が社会と経済の発展に果たす役割の向上が図れるとし、期待が寄せられています。

中国国家数字图书馆山西分馆揭牌仪式在太原举行(プレスリリース)
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2009/0713/article_298.htm

参考:
CA1640(No.294)中国国家デジタル図書館の概況
http://current.ndl.go.jp/ca1640

ウィキメディアブログの「パブリックドメインを守り、文化遺産を共有すること」という投稿、議論を呼ぶ

ウィキメディアブログに2009年7月16日、「パブリックドメインを守り、文化遺産を共有すること」と題された記事が投稿されました。著者はウィキメディア財団の副事務長、Moeller氏です。氏は、英国の国立肖像画美術館(National Portrait Gallary:NPG)から、ウィキメディアコモンズにパブリックドメインの絵画をアップロードする件に関し、「脅迫状」が届いたと書いています。NPGは、同館が所有しているパブリックドメインにある絵画の画像が、ウィキメディアコモンズにアップロードされたことに対し、異議を唱えているということです。NPGは、パブリックドメインの絵画の複製物に対する著作権を主張しています。Moeller氏は、パブリックドメインの文化資源をウェブ上で共有することの重要性を主張し、また、これまでウィキメディアコモンズと協力してきた各国の文化機関の事例を出すなどして、NPGに反論しています。この投稿に対し、読者から多くの反応があり、氏に賛成するもののほか、英国の著作権法下ではNPGの主張は正しいと判断できる、「脅迫状」を公開すべきだ、といった意見も出されています。

Protecting the public domain and sharing our cultural heritage
- Wikimedia blog 2009/7/16付けの記事

英国図書館、2008/2009年の年次報告を公表

英国図書館(BL)が、2008/2009年の年次報告を公表しています。主なトピックとして、「知識の共有」「知識の保存」「知識へのアクセスの推進」の3つを掲げています。2009/2010年へのアクションプランとして、(1)英国のデジタル資料の収集と保存、(2)検索システム・ウェブサイト等の改良、(3)新聞資料のデジタル化と保存、(4)研究活動の支援、(5)図書館のデジタルインフラの整備、などがあげられています。

The British Library Annual Report and Accounts 2008/09
http://www.bl.uk/about/annual/2008to2009/indexnoflash.html

ユネスコ、ラテンアメリカにおける情報公開の比較調査報告を刊行

ユネスコが、ラテンアメリカ地域の11か国(チリ、コロンビア、ドミニカ共和国、エクアドル、グァテマラなど)における情報公開について、各国の法律の比較研究を行い、その結果を報告書としてまとめ、刊行しています。

The Right to Information in Latin America: A Comparative Legal Survey just published
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=28959&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
E833(No.135)ユネスコ,情報公開法に関する報告書の改訂第2版を刊行
http://current.ndl.go.jp/e833

オランダデジタル保存連合、国家規模の調査の中間報告を公表

オランダ王立図書館(KB)、オランダ国立公文書館、SURFほか、デジタル情報保存に係る多くの機関から成るオランダデジタル保存連合(Netherlands
Coalition for Digital Preservation:NCDP)が、消失の危機にある公的機関のデジタル情報と、その危機を管理していくために必要とされる方策について、調査した結果を中間報告としてまとめ、公表しました。

NCDD publiceert resultaten : Nationale Verkenning Digitale Duurzaamheid
http://www.kb.nl/nieuws/2009/ncdd.html

報告書のダウンロード先
http://www.ncdd.nl/activiteiten-natverkenning.php

2008年度図書館情報学検定試験実行可能性検討委員会の報告

日本図書館情報学会(JSLIS)のサイトに、「2008年度図書館情報学検定試験実行可能性検討委員会報告(概要)」が掲載されています。また、2009年9月4日に開催される公開研究会「図書館情報学検定試験の実施に向けて:心理学検定に学ぶ」の案内も掲載されています。

2008 年度図書館情報学検定試験実行可能性検討委員会報告(概要)(2009年5月18日)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/aboutus/LIStestreport2008.pdf

公開研究会「図書館情報学検定試験の実施に向けて:心理学検定に学ぶ」のご案内
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jslis/events/workshop20090904.html

英国の25歳から34歳のインターネット利用者の9割がソーシャルネットワーキングサイトを訪問

米国の調査会社comScore社が、2009年5月の英国におけるソーシャルネットワーキングサイトへの訪問者数を調査した結果を公表しています。25歳から34歳の年代では9割近くのインターネット利用者がソーシャルネットワーキングサイトを訪問しており、訪問者数が最も多かったサイトはFacebook.comで2,390万人が訪問したようです。

カリフォルニアデジタル図書館、ウェブアーカイブサービスを提供開始(米国)

カリフォルニア大学のカリフォルニアデジタル図書館(CDL)が、ウェブアーカイブサービスの提供を開始しています。このプロジェクトには、ノーステキサス大学、ニューヨーク大学、スタンフォード大学、カリフォルニア大学が参加しており、2003年のカリフォルニア州知事選挙に関するサイトや中東情勢に関するサイトなど幅広くアーカイブされているようです。

CDL Public Web Archive Service Collections Launched(LCのニュースリリース)
http://www.digitalpreservation.gov/news/2009/20090715_article_was.html