アーカイブ - 2009年 7月 2日

Newsweek誌による名作トップ100の第1位は『戦争と平和』

Newsweek誌が、既存の様々なランキングを基に作成したランキング「Newsweek's Top 100 Books」を公表しています。上位3点は、『戦争と平和』『1984』『ユリシーズ』となっています。

Newsweek's Top 100 Books: The Meta-List
http://www.newsweek.com/id/204478

人類最高の本は『戦争と平和』-- 中央日報
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=117413

パターン認識、イメージ分析技術の研究開発プロジェクト“PRImA”(英国)

英国・サルフォード大学が中心となり、世界レベルで運用できるパターン認識、イメージ分析の技術開発を目指すプロジェクトPRImA(Pattern Recognition and Image Analysis)が進行中です。なお、これはIMPACTプロジェクトの一部でもあります。英国図書館(BL)は、両プロジェクトに積極的に参加しており、大規模デジタル化における国際協力の重要性をアピールするプレスリリースをこのほど発表しました。

PRImA
http://www.cse.salford.ac.uk/prima/index.php

International collaboration steers future of mass digitisation
(2009年7月1日付けBLのプレスリリース)
http://www.bl.uk/news/2009/pressrelease20090701.html

ボーンデジタルの政府・法律資料の保存プロジェクト“チェサピーク・プロジェクト”の報告書(米国)

米国のジョージタウン大学など3大学の法律図書館が2年間の試験プロジェクトとして実施していた、ボーンデジタルの政府・法律資料等の保存プロジェクト“チェサピーク・プロジェクト”の報告書が公開されています。

Two-Year Pilot Project Evaluation
http://cdm266901.cdmhost.com/policies/legal_twoyearprojectevaluation_june2009.pdf

About The Chesapeake Project
http://www.legalinfoarchive.org/

7月4日からWorld eBook Fair開催

今年で4回目を迎える「グーテンベルグプロジェクト」の“World eBook Fair”が、7月4日から8月4日までの期間で開催されます。無料でダウンロードできる電子書籍の数は、初年から約30万冊、約60万冊、約100万冊と増え続け、今年は約250万冊になる模様です。これらの多くは携帯電話からも手に入れることができるそうです。

2.5 Million eBooks at World eBook Fair
http://www.pg-news.org/20090702/2-5-million-ebooks-at-world-ebook-fair

参考:
今年で3回目、World eBook Fair開催中!
http://current.ndl.go.jp/node/8225

ニュージーランド国立図書館のデジタル化新聞サイト“Papers Past”に7タイトルを追加

ニュージーランド国立図書館による、デジタル化した1839年から1932年の間の新聞・雑誌を検索・閲覧できるサイト“Papers Past”に新たに7タイトルが追加されたそうです。これにより、タイトル数は52、ページ数は約130万、記事数は約1450万となったそうです。

Papers Past adds more digitised newspapers
http://www.natlib.govt.nz/about-us/news/29-jun-09-papers-past-more-titles

PAPERSPAST
http://www.paperspast.natlib.govt.nz/cgi-bin/paperspast

シアトル公共図書館、100万ドルの資金削減達成のため、資料の貸出方針を改正

シアトル公共図書館は、図書館資料をより多くの人が利用できるように、また運営資金を100万ドル削減するための一環として、資料の貸出方針を改正したということです。
主な改正点は、

 ・利用者が一度に貸し出せる資料は50点までとする。(これまでは100点)
 ・利用者が一度に予約できる資料を25点までとする。(これまでは100点)
 ・図書館間貸出を有料とし、利用者は1回につき5ドルを支払う。
 ・資料の延滞料金の適用範囲を、12歳以下向けの資料やリテラシー資料などにまで拡大する。
 ・住民以外への図書館カードの発行料を値上げする。

となっています。

Library recommends updating materials loan policy to increase circulation of books and materials for all users
http://www.spl.org/default.asp?pageID=about_news_detail&cid=1244849330098

Seattle Public Library Limits Loans, Charges for ILL, Adds Fines
- Library Journal 2009/6/30付けの記事

ゲイツ財団、公共図書館におけるITサービス等に関する調査継続のため200万ドルを提供

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、米国の公共図書館の運営資金とコンピュータやインターネットなどのITサービスの現状を明らかにするための調査“Public Library Funding and Technology Access Study”を、今後3年間にわたり継続していくための資金として、200万ドル(約2億円)を米国図書館協会(ALA)に提供しました。“Public Library Funding and Technology Access Study”の結果はこれまで、図書館のインターネットのブロードバンド化の推進や、図書館が提供するITサービスがいかに地域住民の役に立っているかを政治家等にアピールする際、説得力のあるデータとして活用されてきました。なお、2008-2009年の最終調査報告は、2009年の9月に刊行される予定となっています。

Bill & Melinda Gates Foundation renews grant to ALA for public library technology study
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/june2009/gates_ors.cfm

論文:マクロな視点から見た機関リポジトリの限界と、出版物リポジトリの構想

マックス・プランク協会(MPS)のアームブラスター(Chris Armbruster)氏らが、マクロな視点から見た機関リポジトリの限界と出版物リポジトリの優位性を示し、その実践例としてフランスの学術オープンアーカイブ“HAL(Hyper Article en Ligne)”とMPSの“eSciDoc”を紹介した論文が、Social Science Research Networkで公開されています。

Romary, Laurent and Armbruster, Chris,Beyond Institutional Repositories(June 25, 2009).
http://ssrn.com/abstract=1425692

HAL
http://hal.archives-ouvertes.fr/
eSciDoc
http://www.escidoc.org/