アーカイブ - 2009年 6月

6月 24日

E942 - ISO/TC46会議ナイロビ大会<報告>

2009年5月11日から15日まで,ケニアのナイロビにおいて,ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)のTC46(Technical Committee 46:情報とドキュメンテーション専門委員会)の大会(E658参照)が行われた。日本からは,ISO加盟機関である日本工業標準調査会(JISC)の代表として,筆者を含め2機関2名が参加した。...

 

E938 - 図書館組織の気風と多様性を評価する“ClimateQUAL”

北米研究図書館協会(ARL)による図書館評価の指標としては,サービスの質を評価するLibQUAL(CA1404,CA1526参照)が知られているが,ARLは新たに,図書館組織の気風(climate)と多様性(diversity)を評価するという“ClimateQUAL”を導入している。これは,1999年以降,メリーランド大学図書館がメリーランド大学産業・組織心理学プログラムと共同で開発していたOCDA(Organizational Climate and Diversity Assessment:組織の気風と多様性の評価)を前身とし,2007年からARLが関与して他の図書館にも使用できるよう一般化が図られ,2009年にClimateQUALという名称となったものである。...

子どもの伝統的な遊びをデジタル化しゲームとして再現するプロジェクト(英国)

英国の芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council)の支援のもと、イーストロンドン大学等の3大学、英国図書館、任天堂が協同で、伝統的な子どもの遊びを、任天堂のゲーム機Wiiのような体を使うゲームとして再現しようとするプロジェクトを行っているそうです。英国図書館が所蔵している遊びや歌のコレクションをデジタル化し、ウェブサイトで楽しめるようにする予定とのことです。

子供達の伝統的な遊びをWiiで再現-英国でユニークなプロジェクト(2009年6月22日付けiNSIDEの記事)
http://www.inside-games.jp/news/359/35948.html

CA1689 - 経済低迷期と向かい合う米国公共図書館 / 依田紀久

増加する利用 カウンターに立つ図書館員たちは、経済低迷期になると利用が増えることを知っている。ベテランは過去の経験として、新人は知識として。… PDFファイルはこちら

E937 - OPACと読書案内サービスとの連携-EBSCO社のNoveList Select

米国では,図書館利用者への読書案内・読書相談サービスのために,ブックガイド,ブックリストなどを集約したデータベースを利用している公共図書館がある。このようなデータベースのうち,よく利用されているものの一つに,EBSCO Publishing社の“NoveList”がある。2009年5月26日,同社は図書館のOPACと連携して,検索結果に表示される書籍と関連する書籍情報をNoveListデータベースから抽出・表示する新サービス“NoveList Select”の開始を発表した。...

「骨太の方針2009」で読書活動の充実に言及

2009年6月23日に閣議決定された「経済財政改革の基本方針2009」(骨太の方針) の教育関連の部分で、読書活動の充実が言及されています。

活字文化振興へ「読書活動の充実」も明記…骨太の方針 (2009年6月23日付けYOMIURI ONLINEの記事)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090623-OYT1T00967.htm

経済財政改革の基本方針 2009 ~安心・活力・責任~
(p.17の「教育の再生」の部分に「徳育や読書・体験活動の充実」との記述あり)
http://www.keizai-shimon.go.jp/minutes/2009/0623/item1.pdf

夏フェスの予習は図書館で!

東京都の港区立図書館のウェブサイトに、今年度第1回の「ロック講座」の案内が掲載されています。今回は「夏フェス直前 このアクトに注目!」と題して、今年の夏フェスに出演するアーティストの中から注目のアクトを紹介するという内容で、雑誌『ロッキング・オン』編集者による音楽解説を聞きながら、ロックミュージックの映像を楽しむ、とのことです。

ロック講座のお知らせ -- 港区立図書館
http://www.lib.city.minato.tokyo.jp/j/lib_news.cgi?id=193

CA1688 - 2009年アジア太平洋図書館・情報教育国際会議(A-LIEP 2009)開催報告 / 根本彰

 2009年3月6日から8日まで、筑波大学を会場としてアジア太平洋図書館・情報教育国際会議(Asia-Pacific Conference on Library & Information Education and Practice;A-LIEP)が開催された。この会議の主催者の一員として関わったことから、開催の経緯と準備状況、会議の成果について報告したい。…

『カレントアウェアネス』300号への道程 / 北克一

本記事を執筆するにあたって、机上に開いたファイルに少しセピア色を帯びた『カレントアウェアネス』No.272(2002.6.20)がある。冒頭の巻頭言に次の記事が掲載されている。初代図書館協力課長として関西館事業部に着任された児玉史子氏の執筆である。少し長文になるが、当時の息吹を伝える内容であり、引用したい。…

『カレントアウェアネス』-「変わったこと」と「変わらないこと」 / 野末俊比古

『カレントアウェアネス』(CA)は、2002年3月までは国立国会図書館(NDL)東京本館において、2002年4月以降は同関西館において、編集が行 われてきた。非常勤調査員および編集企画員として、東京・関西の両方で編集に関わってきた立場として、CAに対して思うところを述べてみたい。…

小特集 カレントアウェアネス創刊300号・30周年に寄せて

本誌の創刊300号・30周年にあたり、これまで客員調査員、編集企画員などの肩書きのもと、『カレントアウェアネス』の企画・編集にご助力いただきました図書館情報学関係の研究者の方々のうち3名から、これまでの『カレントアウェアネス』を振り返る記事をご寄稿いただきました。…

『カレントアウェアネス』の編集に係わって / 田村俊作

『カレントアウェアネス』が300号、創刊30周年を迎えたとのこと、編集に多少とも係わった一人として、いささかの感慨がある。…

『カレントアウェアネス』30年の歩み / 関西館図書館協力課

『カレントアウェアネス』は1979年8月、「図書館に関する最新情報の速報による提供」のための月刊の情報誌として創刊されました。創刊当初は、国立 国会図書館(NDL)職員向けの(図書館情報学用語としての)カレントアウェアネスサービスを担うメディアとして位置づけられており、『カレントアウェア ネス』の名称も、そこから取られました。…

「図書館・図書館情報学の情報誌」としての期待 / 長尾真

『カレントアウェアネス』が創刊300 号を迎えました。また、来る8 月には創刊30 周年を迎えます。本誌は現在関西館図書館協力課が編集・刊行を担当しておりますが、担当職員の努力を多といたしますとともに、外部の編集企画員としてお願 いしてまいりました図書館情報学関係の研究者の方々のご協力に心からお礼申し上げます。…

国立公文書館、国有林野関係文書を公開

国立公文書館が、国有林野関係文書(17,561冊)の公開を発表しています。林野庁各森林管理局から移管されたもので、主な内容は、各地の森林の伐採・植林の状況、国有林経営計画、地質図や測量図等とのことです。明治期から昭和戦前期のものが中心で、江戸時代のものも含まれているそうです。国立公文書館のデジタルアーカイブシステムから目録の検索が可能とのことです。

国有林野関係文書(17,561冊)の公開 -- 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/090624_01.html

国立公文書館デジタルアーカイブ
http://www.digital.archives.go.jp/

デューク大学、図書館のデジタル画像を検索・閲覧できるiPhone用アプリケーションの提供を開始

デューク大学図書館がデジタル化した20コレクション、合計3万点のデジタル画像を、iPhone/iPod Touchで検索・閲覧できるアプリケーションが、Apple社のApp Storeからリリースされました。このアプリケーションは、同大学が開発した、学生向けに講義情報、ニュース、イベント、電話帳などを提供するiPhone/iPod Touch用アプリケーション“DukeMobile”のバージョンアップ版として作られています。大学図書館のデジタルコレクション担当チームのブログによると、図書館独自でアプリケーションを開発するのではなく、すでに好評を博し成功していた大学アプリケーションに機能を追加してもらうという形で、クールなサービスを開始することにしたとのことです。

Treasures Move From Library Shelves to the iPhone With New DukeMobile Applications - Duke Today
http://news.duke.edu/2009/06/iphone.html

DukeMobile
http://www.medu.com/duke/index/

レビュー論文:持続可能で、グリーンな大学図書館になるための課題は?

(1)大学図書館の持続可能性、とりわけ学術・蔵書の持続可能性、(2)環境にやさしい「グリーン」な大学図書館運営・施設、(3)これらの持続可能性の評価指標、に関する研究文献等をレビューし、持続可能で、グリーンな大学図書館になるための課題を抽出し、取るべき戦略を提案する論文(College and Research Libraries誌のプレプリント)が、同誌のウェブサイトで公開されています。

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